概要
言葉自体はライターの北尾トロ氏らが2014年に立ち上げた町中華探検隊がルーツとされる(それ以前にも存在していた言葉のようだが)が、そのスタイルは昭和戦後ぐらいから一般的なものであり、概して中華料理店と呼ばれていた(対する本格的な店は中国料理店と呼ばれていた)。
イメージとしては街の商店街や繁華街の外れ等にある昭和時代から続いていて店内に昭和的なレトロな雰囲気が残り、メニューはラーメンや炒飯、餃子等中華系を主体にしつつもカツ丼やカレーライス、オムライス等も出している中華料理というよりは大衆食堂的な色彩の強い店を示している場合もある。
ジャパナイズされた中華料理が特徴であり、ルーツをたどれば満州遠征の引揚者が始めた店が多かったりもする。また、本場の中国料理店よりごはんを使ったメニューが多いのが特徴で、炒飯、天津飯、中華丼などが一般的なメニューであった。その他餃子、唐揚げ、酢豚、八宝菜、野菜炒め、麻婆豆腐、回鍋肉、青椒肉絲などの定食が定番である。
昭和時代からの店がメインである故に、店主の高齢化により閉店していく店も少なくはない。
屋号に◯◯軒、◯◯亭、◯◯飯店が多い。