終末縫合王ザ=キラー・キーナリー
もうひとつのしゅうまつ
『レジェンドスーパーデッキ 禁王創来』にて登場したディスペクターで終末縫合王ミカドレオと対を成すカード。
コスト10と超大型だが、ドラゴン・ゾンビを持つので邪龍秘伝ドラゴン・ボーンから踏み倒しが可能。
黒神龍グールジェネレイドとのコンボなら、予想外の早さで登場する事も不可能ではない為、相手のペースを大きく乱せる。
デメリット付きでコスト2で召喚できるドラゴン・ゾンビ、黒神龍スカルシュームが登場した為、工夫すればかなり早期に出せる様になった。
第1効果はバウンス&リアニメイト。
相手クリーチャーの選択とリアニメイトは強制だが、バウンスは任意なので厄介なクリーチャーをあえて戻さない選択がとれる。
上記の踏み倒しコンボを序盤から使う場合、墓地肥やしを無理なく使えるので、蘇生対象の用意もそこまで難しくないだろう。
蘇生対象は選んだ相手クリーチャーのコスト以下だが、優秀なシステムクリーチャーを蘇生させるだけでも、戦況次第なら有用に働く。
当然高コストクリーチャーを対象にできれば、それだけ蘇生対象の幅も広がる為、侵略等の踏み倒しデッキが相手なら相性が良い。
そして第2効果。
相手クリーチャーの登場時効果を封殺可能。
地封龍ギャイアの様な『出た時』で発動する効果、と言う指定も無い為、界王類絶対目ワルド・ブラッキオの様に登場時効果全般を封殺する置換効果となっている。
リアニメイト効果の対象が不十分でも、この効果をメインとするなら早期の展開でも十分活躍可能。
バウンス対象が登場時効果持ちの場合、この効果で封殺できる為、問題なくバウンスさせられる。
EXライフもあって場持ちが良いのも強い。
この様に優秀な効果で纏まっているカードであり、ミカドレオの様なインパクトの強さこそないが、堅実な効果を備えたカードと言える。
コスト10なので流星のガイアッシュ・カイザー、ガイアッシュの海地図で軽減できる為、見た目以上に召喚の難易度は低く、ミカドレオと異なりドラゴンなので差別化自体は容易。
アニメ『デュエル・マスターズWIN』決闘学園編第40話にてマズキが使用。DARK_MATERIAL_COMPLEXに操られた穿田を止める為召喚するも、永遠の無
によってEXライフの効果を発動出来ず一発で破壊されてしまった。
「邪悪王」龍覇ザ=デッドマンと「暗黒王」暗黒皇グレイテスト・シーザーの『縫合』ディスペクターにして、終末縫合王ミカドレオのパラレル存在。
より強大な終末をもたらす為、『龍の歴史』側で龍魂珠がミカドレオを作ったように、こちらは『鬼の歴史』で鬼魂珠が暗獅連結グレイテスト・ネルザからシーザーを、邪帝縫合王ザ=デッドルナからデッドマンを引き剥がして再縫合した存在。
見た目はシーザーの頭部がデッドマン上半身に置き換わり、デッドマンは四肢を捥がれた上で、両腕がシーザーの首元に移植された姿に仕上がっている。
またシーザーの頭部は、背中から生えている魔銃の先端に移植されている。
デッドマンはレース『デュエル・マスターズ』を始めた存在で、シーザーは『戦国武闘会』を終わらせた存在と、対を成す邪悪と言える。
カードイラストの構図は、20thSPレア版のミカドレオの反転となっている。
カード名はミカドレオと同じく、合体元のカードに関係がある人物(ザキラ、寄成ギョウ)からきている。
『王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン』での再録では、クリエイターコラボによる擬人化で登場。
イラストは薫子氏で、軍服を纏った性別不明の悪魔の様な姿に仕上がっている。