CV:松田健一郎
概要
マイハマから来た強面のヤンキー決闘者。長身で悪魔のような髪形が特徴。口癖は「まずまず」と「まずいぞ」。
漫画版では千葉県中の不良が集う「チバ連合」の総長という設定。
第1期では、ゲストキャラとして相方であるケンドラと共に登場。訪れたシラハマの町でシャークトレードやデュエル中のイカサマなどの迷惑行為を働いていた。
第2期の『決闘学園編』では、レギュラーキャラとして再登場。ウィンやカレンに敗北してからはケンドラと共に不良から足を洗い、猛勉強の末にマイハマ学園に転入してきたらしい。
当初は型にはまったデュエルばかり押し付けるマイハマ学園の授業に辟易し、再びやさぐれて「カツアゲサイコー部」なるものを作ろうとしていたが、現在は使用されていない体育倉庫の使用権を賭けたウィンとのデュエルにまたしても敗北。以降はデュエマさいこークラブに加入している。
入部自体は賭けデュエルによるものだったとは言え、ウィンの「デュエマを楽しむ」という考えに賛同しており、デュエマさいこークラブ自体も「はみ出し者だった自分たちの居場所」として大切に思っているようだ。また決闘学園編第40話では穿田がCOMPLEXに支配され様子が変わったことに怯えつつも、「穿田をあいつら(デュエマさいこークラブ)の元に連れ戻す」という覚悟を決めデュエルを挑む男気の有る一面を見せた。
プロレスラーの「イカチンマスク」に憧れているらしく、暇さえあれば体を鍛えている。決闘学園編第11話ではD4を追放され落ちぶれ、他人を見下したり失礼な発言を繰り返すボウイに対しコブラツイストを掛けている。
また以前の素行の悪さが祟ってか、
等、損な役回りが増えている。
一方設定上1000人に一人しか合格出来ないマイハマ学園に「まずまず勉強した」だけで合格するなど、要領の良さとそれなりの地頭の良さが窺える。
逆マズキ
「野蛮な人達だ。」
決闘学園編第23話にて登場した。マイハマ学園の学校の七不思議の一つ逆マイハマ学園(上下反転した世界で、元の世界と正反対の人達が存在する)に行った際に登場。元の世界と真逆で極めて真面目な性格。髪を下ろし瓶底眼鏡に紺色の学ラン、二宮金次郎像の如く大量の本を持ち歩いている。
使用デッキ
1期
《真邪連結バウ・M・ロマイオン》を採用した【ラッカ天門】を使用。
実際の環境でも使われている強力なデッキだが、マズキはイカサマ前提でプレイしているようで所々プレイングミスをしており、デッキの力をまるで活かしきれていないという惨状に視聴者からは呆れられていた。
「手札にブロッカーを抱えていなければ意味がない」という【天門】デッキの弱点をウィンに突かれ、《ロスト・Re:ソウル》による全ハンデスを喰らったことで仕込んでいた《ヘブンズ・ゲート》が不発に終わり、そのまま敗北するという末路を辿った。
デッキ構成やマズキのプレイヤースキルから見るに、ケンドラがビルドしたものである可能性もある。
2期
第2話ではD4の最上川イッサをリスペクトした【青単ドラッヘ】を使用。
今回は終始イカサマなしでデュエルしており、タマシードの大量展開と複数体の《Drache_der'Zen》を召喚しウィンを一時的に追い詰めた他、最後のS・トリガーも自力で引き当てている。結果としては敗北したものの、ウィンが提示した「負けたらデュエマさいこークラブに入部してもらう」という条件も律儀に守っており、「足を洗った」という台詞は口だけではないようだ。
第24話のフィールド・オブ・ウィナを守る火の衛兵との闘いでは、カイザのデッキを使用。ボルシャック・テイル・ドラゴンやアニー・ルピアを駆使し、見事勝利した。因みにその際、カイザの物真似も披露した。
第40話では、DARK_MATERIAL_COMPLEXに支配された穿田を止めるべくザ=キラー・キーナリーのデッキで対抗。キユリのASMラジオで天災デドダムを召喚・若き大長老アプルで墓地・マナ利用を封じるも九番目の旧王でまとめて破壊・切り札のザ=キラー・キーナリーも永遠の無
によってEXライフを使うことも出来ず一発退場等、悉く召喚したクリーチャーを潰され敗北。ケンドラと共にCOMPLEXの贄となるのだった。
漫画版
プリンス・カイザが日本一決定戦で使っていた《ボルシャック・フォース・ドラゴン》軸【赤単速攻】のコピーデッキを使用。
ウィンとのデュエルでは《ボルシャック・フォース・ドラゴン》によるワンショットを狙うも、S・トリガーを引いたウィンに紙一重で凌がれる。手札に革命0トリガーを抱えていたことで尚も余裕綽々であったが、前のターンに《革命の鉄拳》をマナゾーンに置いていたことからウィンに革命0トリガーを入れていることは既に読まれていた。
最後は返しのターンにアビスラッシュで召喚された《暗刻クロック=クロニクル》によるハンデスで革命0トリガーを失い、為すすべなく敗北した。
余談
名前の由来は漫画『東京卍リベンジャーズ』の登場人物、『佐野万次郎(マイキー)』からだと思われる。
またトレーディング・カードゲームにおいて初心者が強くなる方法は、「うまい人のプレイを真似ること」がよく挙げられる。本作『デュエル・マスターズWIN』はガチデッキ主体で、現実のプレイ環境に近く作られている。彼がコピーデッキを使うのは、視聴者にそれを学ばせる為と思われる。