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ヘブンズ・ゲート

てんもんのかぎ

『ヘブンズ・ゲート』とはTCG『デュエル・マスターズ』の呪文の一種。光文明を代表する呪文である。
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天門のカギ、見つかるかな!?


誰もが絶望に打ちひしがれた時、奇跡は起こった

信じるデュエリストのもとに天門は開く!!


光文明の象徴であった、天の門。その真の姿は、サファイア・ウィズダムの居城への入り口だった。


楽しいという気持ち、それは、奇跡を起こす!!


今、天の門を開きましょう


2枚の天獄の正義ヘブンズ・ヘブンが天命讃華ネバーラストへと龍解する。そして、事実上、これがヘブンズ・ゲートが日本を制した瞬間だった。


概要編集

DM-16『転生編 第3弾 魔導黙示録』にて登場した呪文にして、光文明を代表するカードの1枚。

現在でもその汎用性の高さから有名であり、登場以降の光クリーチャーのカードパワー調整に大きな影響を与えたカード。


「ヘブンズ・ゲート」の和訳である「天国の門」から略して「天門」とも呼ばれることがある。この略称は上記のようにフレーバーテキストに用いられることも多く、公式でも積極的に使用されている。


効果編集

レアリティR
コスト光文明(6)
カードタイプ呪文
効果S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
光の「ブロッカー」を持つ進化ではないクリーチャーを2体まで、自分の手札から出す。

効果は光の非進化ブロッカーを2体まで踏み倒すシンプルなもので、コスト指定も無い上にS・トリガーで相手ターンに壁を展開可能、と弱い要素が一切無いのが特徴。

強いて欠点を挙げるなら、手札に依存しており、同時に手札の消費も激しくなるぐらいか。

『ヘブンズ』名称のサポートカードも存在し、《真実の名ラララ・ライオネル》ならガチンコ・ジャッジ次第だが、デッキから直接サーチ&シールド化が可能。元々高コストのブロッカーを踏み倒せる呪文なので、ガチンコ・ジャッジの勝率もある程度期待できる。


強力なドラグハート・クリーチャー、《天命讃華ネバーラスト》の龍解条件達成にも使える。


光のクリーチャーはこの呪文の存在から、高コストの場合、ブロッカーの有無が評価を大きく左右する事になる。

一例としては、《知識の精霊ロードリエス》ならブロッカーの展開からのドローに繋げられ、《神聖龍エモーショナル・ハードコア》は優秀なテキスト抹消効果に加え、《ヘブンズ・ゲート》で一気に2体並べれば強固な布陣を構築可能。

他にも《真邪連結バウ・M・ロマイオン》なら、呪文の回収と踏み倒しによって有利な状況を作り出せる。


後に登場した《電磁魔天イエス・ザナドゥ》とは特に相性が良く、コスト9という重さをカバーしつつ、登場時に墓地からトリガー呪文を唱え、その後シールド化させる。

手札が潤沢なら《ヘブンズ・ゲート》の再詠唱で更にブロッカーを呼び出すことが出来、シールド化させれば《イエス・ザナドゥ》の呪文に反応する除去効果も使える為、全体的にカウンター性能が高くなる。


ドラゴンズ・サイン》とは相互互換な関係。

あちらは『コスト7以下の光のドラゴン1体』限定だが、ブロッカーでなくても手札から踏み倒せる点、素のコストが5という点で勝る。

特に《時の法皇ミラダンテⅫ》との相性から、ドラゴン寄りのデッキならあちらの方が優秀だが、《エモーショナル・ハードコア》の様に両方に対応するカードも存在する為、どちらも採用するのはアリ。



背景ストーリー編集

サファイア・ウィズダム》が住む居城の入口。

光文明が窮地に陥った時に強力なクリーチャーが降臨する祭壇でもあり、光文明の象徴とされてきた。

ただし、必ずしもウィズダムの居城へ通じている訳ではなく、創世終焉ゼニスが座す頂神殿に繫がっていたりと、場合によってはかなり面倒な事態を引き起こす一面も持っている。


活躍編集

原作・アニメ共に、白凰百獣レオルシファーデュエマウス等、多くの光文明使いが逆転の一手として使っていたことから印象に残っているプレイヤーも多いだろう。

どんな重量級ブロッカーでも、光文明でさえあれば踏み倒せるこのカードはカードパワーとヒーロー性の両方において優秀であり、現実の試合でも通用する戦略とドラマ性を両立させたシナリオ……つまり、読者や視聴者が思わず真似したくなるようなデュエルを演出する上で非常に動かしやすかったに違いない。

実際の商品展開でも、《ヘブンズ・ゲート》から《天海の精霊シリウス》等の重量級ブロッカーを踏み倒すことをテーマにした構築済みデッキが多く発売されている。


そして2024年、最新のヘブンズ・ゲート主体の構築済みデッキ、『いきなりつよいデッキ 守りの王道』が登場。

従来の構築済みデッキを軽く凌駕する完成度から、話題になったのは言うまでもない。


その他編集

再録も多い光文明を代表するカードとして優遇され、2023年には神アートシリーズの最新作として、『Angelic Wisdomby Daisuke Izuka』の発売が決定。


このAngelicWisdomはヘブンズ・ゲートを中心に、《支配の精霊ペルフェクト》《闘門の精霊ウェルキウス》《神聖龍エモーショナル・ハードコア》《電磁魔天イエス・ザナドゥ》が収録されており、カードを重ねるとヘブンズ・ゲートから進軍する1枚のイラストが完成する、超豪華な特別仕様となっている。


参考:デネブログ


関連タグ編集

呪文(デュエル・マスターズ)


ドラゴンズ・サイン ウェディング・ゲート

天門の精霊ヘブンズ 星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート 闘門の精霊ウェルキウス


サファイア・ウィズダム


灰燼と天門の儀式

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