概要
超がつくほどのお金持ちで最強デュエリスト集団の四天王『D4』のうちの一人。
斬札ウィンが初めて戦ったD4メンバーであり、何かとウィン達に関わる事が多い。
漫画版のパパリンによると石油王の血筋で総資産100兆円を超える一流の家系らしい。
更にチバの南一帯はボウイのグループの物だそうだ。
半面凄まじい程に金運が強く、最早お金持ちになる宿命を背負っていると言っても過言ではない。
アニメの決闘学園編の10話では金に物を言わせる自分を変える修行為に褌一丁の姿になってたらい桶に乗って櫂をこいで海に出たが、ふとした偶然によってお宝を手に入れて短期間でお金持ちに戻った。
プロレスについても知識があるようで、決闘学園編第11話にてケンドラに掛けられたOLAPについて知っていた。また、2人の技を見て学習したのか、第27話ではシリアスモードを妨害したマズキにジャーマン・スープレックスを掛けている。
D4の資格
ウィンに2度負け、ギャングに卑怯な真似をされ、敗北したボウイ。『D4』が負けることは許されず、D4のメンバー、そしてカイザにバレていた。
カイザとデュエルすることになったボウイ。
しかし、強者であるカイザに手も足も出ず、敗北してしまった。
自分になくてウィンにあるものが分からず…雨の中、跪いてしまう。
決闘学園編でも実力上昇をカイザに認められていたものの、D4としては認められず第9話にてD4存続の試練を提示される。その後第10話にてカレンとデュエルを行い、敗北。D4を追放されるのであった。
D4を去った後
決闘学園編第11話では追放された後、デュエマさいこークラブの部室に入り浸るようになっていたが、ポテチなどジャンクフードの食べ過ぎや運動不足等で一時は肥満体型になっていた。そこでもD4時代の名残で他人を見下す・失礼な態度を取るなどしていたが、今までの緊張状態から解放されのびのびデュエマを楽しめること・一般生徒であることの楽しさを知ったことで改心。カレンと入れ替わる形でデュエマさいこークラブに入部するのであった。
入部後は先述の通り一般人とは隔絶した大金持ちなのだが、バランスブレイカーとなるため*ストーリーでは発揮させてもらえない。
デュエル・ウォーズでの動向
第26話ではデュエル・ウォーズが開催。CUC(コモンとアンコモンという入手難易度の低いカードしか使えない)という嘗ての自身の最大の強み(=絶大な経済力により強力なカードを好きなだけ入手出来る)が発揮出来ないルールにも拘わらず予選を勝ち抜き、第27話ではファルゴと対戦。彼も以前より強くなっていたが、自身も彼と同じく負ける度に立ち上がる強さを身に着け、且つ当ルールの「ゾンビデュエマ」特性を理解し、見事勝利して見せた。
第31話では、3日間何も食べていない為倒れてしまう。その理由は、2万億ドル(※)を投資したリゾートを内包した超巨大ロケットロゾートの開発プロジェクトに失敗し、彼の父の会社が倒産していたのだ。だがその原因は、「リゾートの中にリゾットが混入していた」という意味不明なものだった。
そんな彼の願いは、「倒産した会社や家を元通り蘇らせること」。その為、今までの財力に頼らず戦っていたのだ。
(※)日本円で約300兆円(2023年11月現在のレートで換算)。
逆覚知山ボウイ
「そんなこと言ったって、覚知山家はこの学園で一番貧乏なんだし~!」
決闘学園編第23話にて、マイハマ学園の学校の七不思議の一つ逆マイハマ学園(上下反転した世界で、元の世界と正反対の人達が暮らしている)に行った際に登場。元の世界より眉毛が太く、髪も若干ボサボサ。最大の特徴は、制服と靴が正面側しかなく、背中側はパンツ一丁。
その理由は、元の世界とは逆で覚知山家はマイハマ学園で一番貧乏だからとのこと。
漫画版
プリンス・カイザを「カイザさま」と呼んで尊敬しており、ウィンが「今のD4全員たおして新たにD4を作る」と言った時には激昂した。
第一話にて斬札ウィンと一度戦って敗北したが、D4を追放される気配はない。
元々D4はマイハマ学園の正式なコロセウムでのデュエルで負けない限りは負けとしてカウントされない上に、漫画版のボウイはアニメ版とは立ち位置も状況も違う為と思われる。
因みにウィンとの初デュエルではゴルギーニを筆頭にしたマシン軍団の大行進で一気に畳みかけるも、インフェルノ・サインによって呼び出された覇王ノワールモナークによってトドメを刺せなくなり、次のターンで邪神アビスベルとそのしもべ達によって蹂躙された。
その際邪神に刺されたが、デュエルの決着後で邪神の体が透けていた事もあって無傷で済んだ。(アニメ版と違って服も無事だった)
使用デッキ
車型のマシンクリーチャー、メカ・デル・ディネロを主体とする光文明デッキ。
切り札は攻撃時にクリーチャーの数で勝ってれば味方に破壊耐性を付与する『タマシード/クリーチャー』第一号、ドラン・ゴルギーニ。
ブルトゥーラ-D1と組み合わせれば、意地でも場から離れない不死身のマシン軍団が完成する。
光のマシンを並べに並べ、数とシビルカウントで相手を圧倒し続ける戦法が基本となっている。
デュエル・ウォーズでは、ウィンの影響を受け極印呪文「インフェギガ」やアーテル・ゴルギーニ等闇文明のカードも取り入れるようになった。
更に準決勝ではメカ・エンジェル・コマンドを取り入れたデッキを使用。新たな切り札として富轟皇ゴルギーニ・エン・ゲルスを使用している。
余談
名前の由来はわかりやすく、お坊ちゃまと思われる。
アニメ版では時折、ヒロインが見せるような表情をする事から視聴者からは、真のヒロインは実質彼であると噂されている。
そして、このボウイがヒロインの様であるという噂は、キャスト陣の間でも話題になっており、これに対して制作スタッフの回答は、作画チームの暴走です。と答えている。
更に第31話での予告にて、ついに公式からヒロイン認定されてしまった。
(以下引用)
ナレーション(源さん)「これぞ、真のヒロイン決定戦だぁっ!!」
ボウイ「ヒロイン!?」
- ちなみに、ヒロインが見せるような表情をすることが多いボウイは男性であるが、彼の声を担当している河瀬氏は女性である(河瀬氏は中低音なキャラ声が特徴な声優でもあり、他の作品では低音ボイスのキャラクターを演じていることもある。仮にそれを除いたとしても少年ボイスを演じる女性声優は一定数存在している)。
関連タグ
尾馬間 振字伝人…ド根性小学生ボン・ビー太に登場するお金持ちで、彼もまた宿命じみた金運を持っている。