ヨットとは、レジャー用船艇を広く指す。一般には縦帆を使った小型の帆船のイメージがあるが、モーターボートも遊行用に用いられる限りはヨットである。
もしかして→5つのサイコロで役を作るゲーム:Wikipedia記事
種類
帆装ヨット
ディンギー
キャビン(船室)のないヨット。1人乗りから2人乗りで、比較的よく見るものは「FJ(フライイングジュニア)級(2人乗り)」「シーホッパー級(1人乗り)」「スナイプ級(2人乗り)」などがある。
クルーザー
キャビン(船室)のあるヨットで、国内でも比較的見る機会が多いのは5人から10人乗り程度のもの。大きさにもよるが維持費は高く、タモリなど海洋関係に興味の深い富裕層が個人所有していることがあるが、大抵は共同所有である。運転には船舶免許が必要。
モーターヨット
個人所有のモーターボート。小さいものは釣り船として用いられることが多いが、大きいものは外洋を航海でき宿泊設備を持つ豪華なものもある。
メガヨット
巨大なヨット。中には全長が100~200m級と、駆逐艦や中型フェリークラスのものもある。中にはこの規模にもかかわらず帆船の形態をとるものまであるが、大抵は推進エンジンを有する(例:英国王室ヨット「ブリタニア」など)。
ヨットレース
オリンピックで行われているような、海上に設置されたマークを決められた順番に周回するものが一般的。
他には一日がかり、長いものだと数十日単位の時間をかけてクルーザーで長距離を巡航するオーシャンレース、車で言うドラッグレースに相当するスピードトライアルなどがある。
オリンピックなどでは全員同じ艇種で勝負するが中には複数の艇種が入り交じったり自作のヨットで勝負するレースもありヨットの設計技術も問われる。
単純なスピードだけでなく風と波の変化、互いの船の位置や航路の優先権といった周囲の状況を活かした戦略的な勝負が見所。