概要
船に乗り込み、操縦・整備・航海などに携わる職業。またそういう仕事をする人。
どちらかというと、帆船を操舵して大海原を渡る中世~近世の大航海時代を髣髴とさせる用語であり、ややもするとファンタジー職業のひとつとして見做されがちである。
しかしながら現代でも数多くの船(漁船、巡視船、商船、軍艦など)が運行されており、それらの船を操縦する仕事に従事している人々も多い。したがって船乗りは現代でも普通に存在する職業だと言えよう。
船乗りはお酒に強いというイメージがある。これは大航海時代に、真水が得にくい広い海を航海していたため、腐敗に強い酒を船に積んで飲料水としていたことの名残である。
刺青を入れている人も少なくない。まじないやファッションのほか、不幸にして水死体になってしまったときに身元確認を補助する実用性もある。