ピクシブ百科事典

航海士

こうかいし

狭義には船舶の甲板部職員、広義には天測、操船、潮流の知識を通し航海中の現在位置を割り出す技術者の事を指す。
目次[非表示]

概要

大航海時代現在に至るまで様々な業務内容の変遷が見られるが、昔も今も共通して最も重大なのは船舶の現在位置を割り出す仕事である。海の上では目印などは星座位しか無いため、これを間違うと最悪そのまま遭難して乗組員ごと死ぬ事になる。現在はGPSの利用が一般的であるが、バックアップとしての天文航法による位置決定技術は必須とされる。
今日においても24時間交代で当直に立ち、船長の指揮下で船舶を運航することは航海士の重要な職務の一つである。

今日、航海士といえば国際条約および国内法によって船舶に配乗が義務付けられている甲板部職員を指す。今日の航海士は単なる航海技術者ではなく、船員の管理職であり、船舶の運航は勿論、
‐港務、通関、出入国、検疫などなど運航に関わる諸手続き
‐貨物の積み下ろしの管理
‐船舶の保守管理
‐船舶の保安
‐船員の労務管理
etc...etc...
果ては民間外交に至るまで多種多様な職務を要求される。

法律上は1等~3等航海士までの等級が存在しており、上位の等級ほど責任が重い業務に付くことになる。その他に航海士候補生として乗船する実習生を、便宜的に4等航海士と呼称することもある。
船長は船内職制上航海士とは区別されるが、甲板部職員の最上位職であり、資格証明は航海士と同じの「海技士(航海)」である

免状

船舶に配乗される職員は有資格者であることが求められており、日本ではこの資格証明を「海技士」と称す甲板部職員の免状は「海技士(航海)」となり、1級~6級が定められている。前述のとおり船長の資格証明もこの海技士(航海)である。
日本の法律ではそれぞれの免許において、乗り組める船舶の航行区域と総トン数、及び船舶職員の階級が規定されている。たとえば平水区域(瀬戸内海など)のみを航行する総トン数200トン以下の船舶であれば、6級海技士(航海)でも船長を務めることができるが、同じ大きさの船舶でも遠洋区域を航行する場合は、船長は4級以上、一等航海士は5級以上を要求される。
すなわち1級海技士(航海)は制限なく全ての船舶で、船長以下すべての等級の航海士を務めることができる。

航海士のキャラクター

ナミ

ゲーム大航海時代シリーズでは実在の人物(及びモチーフにしたキャラクター)が航海士として登場する。

フェルディナンド・マゼラン クリストファー・コロンブス バーソロミュー・ディアス

関連記事

親記事

船員 せんいん

pixivに投稿された作品 pixivで「航海士」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 125688

コメント