概要
「バドワイザー」は、ベルギー・アメリカ合衆国のアンハイザー・ブッシュ・インベブ（ABInbev）が所持するビールのブランド。
現在、世界一の販売量を誇る。
日本ではかつてキリンビールがライセンス生産していたが2018年に終了。
現在はアメリカ（瓶）や韓国（缶、樽詰め）からの輸入で補っている。
のど越し重視でコクは少なく、軽快な味わいが特徴。発泡酒に似ている。
※pixiv内では主に「バドガール」のタグに利用されている。
沿革
1876年、アメリカ合衆国でドイツ系移民アドルファス・ブッシュが、チェコのチェスケー・ブジェヨヴィツェ市で醸造される伝統あるビール「ブドヴァイゼル（Budweiser）」の名を騙ったビール「バドワイザー（Budweiser）」を発売。米国での商標を登録し、現在では販売量世界一となるまでに成長した。
20世紀に入ると「ブドヴァイゼル」ブランドのビールを販売するブジェヨヴィツェ市民醸造、チェコ合同醸造との間で商標権を巡る訴訟となり、チェコ側の2社は北米大陸と米保護領に限り「ブドヴァイゼル」の商標権を放棄した。
アンホイザー・ブッシュは「ブドヴァイゼル」ブランドの商標権買収、世界各国で「バドワイザー」の商標登録を行う事による「ブドヴァイゼル」ブランドビールの輸入・販売差し止めを試みているが、いずれも果たせていない。
2008年、アンハイザー・ブッシュがベルギーのインベブ（ベルギー・ビールのアルトワ等多くのブランドを傘下に収める）に買収され、バドワイザーは合併後の新会社「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」のブランドとなった。
関連タグ
セントルイス・カージナルス：創業者一族がかつて同球団のオーナーをしていた
