ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

を立てる酒、つまり、発酵の作用などにより液中に炭酸を含んでいる酒。

























……のはずだが、何でも当てはまるわけではない。


広い意味で

炭酸を含有している酒は、まず思い付くのがビールであろう。リンゴの果実酒のシードルや、発泡性のワインのスパークリングワイン(シャンパンなど)のようなメジャーなものだけではなく、清酒にも発泡性のものがある。基本的に、醸造酒なら大抵のものが、発酵により発泡酒にできる模様。


狭い意味で

日本の酒税法(後述の外部リンク内の引用を参照)では、酒税法に既定のあるカテゴリー(清酒、果実酒、ビールなど)に含まれない物のうち、以下の条件を満たしたものが「発泡酒」。

  • 麦芽または大麦以外の、小麦やカラスムギなどでもよいはず)を使用している。
    • ただし、それで作った原液を蒸留してはいけない。醸造酒に含まれる物だけが使用を認められる。
  • 「ビール」カテゴリーに含む酒に入れる副原料としては認められていない物を、あるいは認められない量を入れている。
  • 発泡性がある。
  • アルコール度数が20%未満。

麦芽の比率により税額が変わり、低いほど税額は安くなる。

そのため、(酒税法的意味での)発泡酒は、大きく2つのカテゴリーに分類される。

  • ビールの一種ではあるが、酒税法の「ビール」カテゴリーに入れられない、「変わった感じの」ビール。
  • 麦芽の使用量を低くして作った、ビールより税額が低くなる、「ビールっぽい」酒。

前者はさて置き、後者は物資が不足した時代に誕生したが、酒税法がこの類の「発泡酒」をカテゴリーとして制定したにもかかわらず長年埋もれていた。酒の販売が容易になった1990年代から再登場したが、悪い言い方をすると「税金逃れのための紛い物」であった。

低価格競争は2000年代には「発泡酒」のカテゴリーからもはみ出して、麦芽以外で造ったり別の酒を混ぜたりした「第三のビール」へと移行したため、ビール類似の「発泡酒」の売り上げは沈静化している。


これらの事情から、pixivで「発泡酒」タグの付いている作品は、ほぼすべてが「ビールっぽい」酒を描いたものになっている。


外部リンク

Wikipedia「発泡酒」


関連タグ

 ビール シードル シャンパン

炭酸水

 炭酸二酸化炭素

関連記事

親記事

さけ

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 33490

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました