リキュール
りきゅうる
リキュール(liqueur)とは、主に蒸留酒から造られる酒の一種である。
蒸留酒に果実やハーブなどの植物素材および動物材料をつけ込んでエキス分を抽出させ、それに糖分などを加え味を調えたもの。日本では梅酒が代表格。
各国の税法により定義が異なる(糖分やエキスの分量などの基準がばらばらである)ため、酒によっては はっきりリキュールであると断定できない面もある。
現在のリキュールの原型は、錬金術師が生命力の回復を求めてつくりだした薬酒と言われている。リキュールという名前の語源も、ラテン語で「溶け込ませる」を意味する「リケファセレ」で、錬金術師が薬草や香草の成分を溶け込ませたことに由来している。
こうしたルーツをもつだけに、現在販売されているリキュールにも、薬酒的な性格をもつものが少なくない。地域的にみると、ラテン系の国では味や香りを重視したものが多く、ドイツや東欧のものに薬効を求める傾向が強くみられる。
実際に薬同様の効果を求めるのはまちがいだが、食前酒として少量を楽しんだり、その由来や効用を知っていれば、口にする楽しみも増すかもしれない。
一般的な材料は、果実・レモン・お酒(35度以上)・氷砂糖。
これを密封できる瓶の中に入れ、しばらく放置した後、果実を取り出せばまずは完成する。取り出さずに保存瓶として流用して後で食べても可。酒税法により、一次利用、つまり自分で消費することのみ許可されている。
果実、というが実際はミントの葉やコーヒー豆といったものも使用可能である。逆に、果実であっても相性が悪いものがある。主に汁気が多く味が淡泊な、梨などは非推奨。また、ブドウなど法律上アウトなものもあるので注意が必要である。
レモンは味を引き締めるため、というのが製作者の談。
氷砂糖は製作の過程で結構重要。漬け込んで放置すると、まず酒が果実の中に浸透する。その後、果実外の酒に時間差で氷砂糖が溶け込む。すると浸透圧が変化し、果実内の酒が果実自体のエキスとともに抽出されることで、酒の中に果実の味が含まれるようになる。その為、すぐ溶けてしまう普通の砂糖では不向きなのである。当然、氷砂糖を入れないと果実の中に酒が浸透しただけで終わってしまう。
材料を準備するにあたって注意すべきは、果実もそうだが使用する酒の種類。これは基本的に35度以上が推奨される。上記のように、製作過程で果実から水分が抽出されるのだが、それによってアルコール度数が下がり、20度を下回ってしまうと違法となる。逆に、ベースの度数を上げるだけなら95度のウォッカだろうと何の問題もない。
さて、漬け込んで完成、とはならないのがこのリキュール。その後には熟成というフェーズが待っている。
熟成は密封状態で放置すると発生する現象で、簡単に言うとアルコールの鼻や喉への刺激が和らいでいく。しかも、20度以上ある原酒をジュース感覚で飲め干せてしまうほどに。このレベルの熟成には数年放置が必要なので作るのが容易ではないが。
この名称はキャラクター名として使用されることがある。
などがあげられる。
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