ペパー将軍「そこは灼熱地獄だ!アーウィンの機体では心配だ!無茶をするな、フォックス。」
フォックス「頭を冷やして行きますよ。」
作戦No.4
〜惑星ソーラ〜
絶体絶命!!
概要
「スターフォックス64」に登場する惑星。
太陽のように灼熱に輝く惑星で、ライラット系の中心に位置する光輝く星。
原始地球のマグマオーシャンのように表面はマグマで覆われており、とても生物が住めそうな環境ではない。
画面を回転させても中央にある事から恒星のように思われるが、れっきとした惑星である。
おそらく、セクタートライアングル(セクターX・セクターY・セクターZ)の中心に位置するため原始の姿を留めているのではないか、と言われている。
アクアスやゾネスと同様にアンドルフ軍はバイオウエポンをソーラにも流している。原生生物が凶暴化した両惑星と異なり、ボス以外に登場する鳥(ゴア)も小型のバイオウエポンである。
フォックス「シールドの減少に注意しろ」
ファルコ「さすがのアーウィンも、もたねえかもな」
スリッピー「アーウィンの表面温度は9千まで保証するよ」
ペッピー「低空で飛ぶな!アーウィンがもたないぞ!」
このステージでは、高熱のため常時アーウィンが徐々にダメージを受け続ける。地表に近付くほど受けるダメージも大きいが、この熱でアーウィンがトドメを刺されることはない。
序盤にペッピーがアドバイスする通りに岩を撃ち落とすとアイテムが出現することが多く、中でも点滅する岩は必ずシールドリングかミドルサプライといった回復量の多いものが出現する。
スリッピー曰く、アーウィンの耐熱温度は9000とのこと。ただし9000℃ではなく、数字でしか述べられておらず、ライラット系の温度単位を地球単位換算した物も不明であり、溶岩が9000℃もあれば簡単に蒸発してしまう上に、惑星ソーラのマグマの色から察するに、摂氏度の可能性は無いように思える。
ちなみに、公式ガイドブックには(ソーラ)最下層の温度は18000sfh以上に及ぶという記載があるため、ライラット系の温度単位にはsfhが用いられているようである。
シールド残量に応じてスリッピーから
「表面温度、6千なおも上昇中」
「表面温度、8千…まっ、まずいよ」
という通信が送られてくることもある。
カタリナから来た場合はビルが支援に来てくれる。ルート上にレーザーエナジーと回復アイテム(サプライリング)を数個配置してくれるため非常にありがたい。
また、常時オールレンジモードのステージを除いてナウスが補給物資を2回送ってくれる唯一のステージ。
ボスはバイオウェポン・サンガー
勲章獲得に必要なのは100HIT。
破壊できる対象が少なく、誘爆によるボーナスが狙いにくい上に背景も敵も全部赤いため苦戦は必至。
ついでにリザーブボムも当然赤い。
敵の現れるタイミングを覚えて、打ち上げられた岩は確実に破壊、ゴア(鳥)の群れは誘爆あるいはボムで一掃したい。
ボス直前を含め、3箇所あるゴアの大群はチャージ弾の誘爆ボーナスを狙いつつ全滅できるほどは密集していないので、ボムを使いたい。
仲間は通信中でなければダメージを受けないが、ファルコとスリッピーは敵に追われるシーンがあるため、フィチナよりはカタリナ経由の方が安心できるだろうか。
ファルコ「俺はお前達の仲間じゃねえんだ!あっちいけ」
スリッピー「熱い~アーウィンよりもオイラがもたないよ」
余談ながら、敵に追われるファルコを救助すると「助かったぜ。危うくケツに火がつくところだったぜ」と、このステージ独自の感謝のメッセージとなる。
溶岩から吹き上がるプロミネンスはボムで散らせるもののHIT数には加算されない。
が
どういう訳かチャージ弾を当てるとHIT数の加算されるポイントがあるようで、下の関連動画のように+1HITを稼ぐ事ができる。
関連動画はTASを用いたものであるが、スタート直後の何も無い状況でチャージ弾を撃ちまくって加算されるなら儲けものであろう。
特にN64版ではボスの戦闘中もこれによるHIT数の加算ができたため、理論上無限に稼ぐことも可能だった。
岩どころか存在するのかも分からないものに対する撃墜報酬払わされるペパー将軍にしてみればたまったものではないだろうが。
余談
ステージBGMはセクターYと共通。他には惑星フィチナ&セクターZ、惑星マクベス&惑星タイタニアが共通したBGMで、前者はオールレンジモードのステージ、後者はランドマスターのステージだが、このステージとセクターYはこれといって共通点が見いだせない。強いて言うなら作戦名(サブタイトル)が漢字のみ。(このステージは「絶体絶命!!」セクターYは「激戦区!!」)