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フォックス「首を洗って待ってろよ、アンドルフ!」


概要編集

スターフォックス」シリーズに登場する架空の惑星。

SFC版、64版、「コマンド」に登場する。


SFC版ではかつて「常緑惑星」と言われるほど緑豊かな惑星だったものが、アンドルフによって機械惑星へと変貌したものになっている。スターフォックス2では緑豊かな元の環境を取り戻した。


64版以降ではライラット系最果ての惑星で、生物が住むに適さない環境から、アンドルフが流刑となった星。

アンドルフは自らを追いやったコーネリア軍に復讐するため、ベノムを要塞惑星へと改造した。

SFC版編集

スターフォックス(初代)編集

どのルートでも軌道上の宇宙空間と惑星内部の2つのステージに分かれている。


軌道上のステージはいずれもホーミングミサイルが地上からひっきりなしに打ち上げられる都合上、敵の軍備は作中でも最も多い。

レベル1では基本的なステージ構成。ボスはアーウィン対策に作られたとも言われる「ファントロン」。

レベル2では機雷ミニスマッシャーがミサイルに混じって打ち上げられる。ボスは周辺軌道を巡回する「メタルスマッシャー」。

レベル3ではホーミングミサイル中心だが打ち上げられる距離が非常に近くなっている。ボスは「グレートコマンダー」。


惑星内部のステージはレベル1・3とレベル2でその性格が全く違う。

レベル1では基本的なステージ構成で、各種構造物による夥しいトラップが仕掛けられている。中ボスは「ファントロン」のロボットタイプ。

レベル2はアンドルフ本拠地の裏手にある高速道路から潜入するルートで、敵の数は少ないうえにトラップも少なめだが、敵の全てが頑丈。中ボスはメタルスマッシャーの制御兼ねる脱出ポッドにもなっていた「ギャラクティックライダース」。

レベル3は基本的な構成に戻るが、トラップの全てが異様な強化を遂げている。中ボスは「グレートコマンダー」のロボットタイプ。

いずれのレベルでも中ボスを撃退することで、中枢グレートブレインへと潜入。最終的にボス「アンドルフ(メイン画像)」との戦闘となる。


スターフォックス2編集

SFC版では「緑豊かな惑星が本来の環境である」という設定が存在し、初代作でアンドルフ軍を撃退できたことでその環境を取り戻した。本作でも再び占領されることはあるが、急ごしらえで基地を作ったにとどまるため、環境に手は加えられていない。


暗雲に包まれた機械惑星をごく短期間で風光明媚な緑の惑星へと戻せたライラット系の科学技術には驚嘆するほか無い。


64版編集

直前のステージがボルスだった場合はベノム1エリア6だった場合はベノム2となる。


勲章獲得条件はどちらのルートも味方が全機健在の状態で撃墜数200以上。

通常版ベノム1は間接誘爆を駆使しなければ厳しいが、エクストラ版ベノム1は後述の理由でほぼ確実に獲得出来る・・・というより実質的に勲章を取るか自分が瞬殺されるかの二択と化している。

ちなみに、本来はベノム1で獲得できないはず(公式ガイドブックにも獲得を狙えない記述がある)が、バグでアンドルフ居城がベノム2と共通扱いで獲得可能になっているらしく、バムバム戦までは200に到達してもステージの累計HIT数表示が青いままなのに、仲間と別れると赤い色に変化する。

ベノム2はスターウルフ戦で4機全て最速撃墜すると最大の1+50HIT×4機分の204HITとなり、その時点で撃墜数を満たせる。撃墜に手間取ると1+30、1+20、1+10の順に減少していくので、最悪でも1+30への低下は1機までに抑える事(アンドルフ戦ブレイン最速1+10と2つのアイ12HITと合わせて207HITとなる為)。

スターウルフ4機最速で満たすことができ、ハイパーレーザーだと達成は存外難しくないので、このステージが初勲章の為に赤くなったHIT数表示に戸惑った方もいるのではないだろうか?

3DS版スコアアタックモードの金勲章獲得ボーダーは

ベノム1は180、エクストラが200

他のステージでは通常勲章より増加している金勲章のボーダーがN64版と同じあるいは減少している唯一のステージ。

ベノム2は全難易度共通で220。スターウルフ4機はシングルレーザーでスタートかつレーザーエナジーによるパワーアップ無しで全て最速で倒す必要がある。

アンドルフ居城内に入ると3DS版では「セーブ中」と表示され、リトライを選択しても居城内からの再スタートになる点に注意。

スターウルフ戦で180に到達できなかったからとリトライしても居城内からスタートすることになる。

逆に言うと、3DSのスコアアタックモードで、ベノム1の居城内のトラップを撃ち漏らさなければ到達していたのに!というような場合は、リトライしても最初からやり直す必要はない。

ちなみに、最後の一機を撃墜直後、HIT数の計測が始まってからフォックスが単独で突入する前にポーズをするとその間にHIT数の計算カウントは終了するため、スターウルフ4機のスコアは確認できる。

ベノム2の居城内部にはアイテムが多数あるが、「右→左」と選択すると1UPアイテムが手に入る。

それ以外のアイテムは手に入らないが、残機を減らすことなくアンドルフに挑み続けることはできる。

スターウルフ戦でボロボロにされ、ウイングを破損している時など、ノーリスクで仕切り直し、改めて他のアイテムを取ってレーザーのパワーアップも行える。


ベノム1編集

悪の根源 惑星ベノム -決戦-(3DS版「決戦!!」)

フォックス「気をゆるめるな。勝負はコレからだ!」

ファルコ「サルと俺達の違いを見せてやろうぜ!」

スリッピー「オイラを追っかけ回したことを後悔させてやる!」

ペッピー「お前の親父と共に戦った頃を思い出すよ」


初代作品のレベル1・3ルートのリメイクと言っていい内容で、峡谷に配備された無数の敵機を撃墜しながらアンドルフ基地へと進行していく。惑星地下のネットワークが張り巡らされた防衛網により、地表のいたるところから迎撃部隊が出撃可能となっている。

中ボスは謎の巨大ゴーレム バムバム。この肩書、N64時代からの正式なものである

腕を振ってる石像にもサルゾーという名前があったりする。

バムバムは腕を振って柱を縦横に召喚しながら逃走し、その姿にスリッピーが「なんだいアイツ逃げてくよ?」と怪しむが、実は時間制限が有り、最終的には画面が柱で埋め尽くされて強制的に1ミスに。その直前に1UPアイテムが出現するようになっている。


エクストラモードでは開発陣自らが明言するほどの手ごたえ抜群の最難ステージ

エリア6の布陣を突破し下記のベノム2で勲章を取るプレイヤーさえ鼻で笑うほどの、夥しい敵機と弾による圧倒的数の暴力が襲い掛かる。

これを乗り越えるとベノム2とは異なるクリア特典画面を見ることができる。


ベノム2編集

悪の根源 惑星ベノム -最終決戦!!-(3DS版「対決!!」)


フォックス「首を洗って待ってろよ!アンドルフ!」


直前の「エリア6」宙域を突破したことで、ベノム地表の迎撃エリアを迂回してアンドルフ基地入口へと辿り着いたスターフォックス一行だが、最大の障害が待ち受けていた。


ウルフ「図にのるなよ、スターフォックス!!」

レオン「ボウヤ、この新しいオモチャで遊んであげよう」

ピグマ親父と同じで、お前も甘いヤツやのう」

アンドリュー「下等動物が、アンドルフ様に会えると思ったか!」

フォックス「クッ、スターウルフか。そいつは、どうかな?」

ファルコ「最後の最後までしつけェヤツラだ!」


スターウルフ・リベンジ

ベノム2では、新型の超高性能全領域戦闘機「ウルフェンⅡ」に乗り込んだスターウルフとの戦闘になる。道中の敵はこのボス戦だけなのだが、別機体だからか惑星フィチナで撃墜していてもお構いなしに全機登場するうえ、この機体は作中トップクラスの性能を持つため、この「わずか4機」が下手な大軍以上の防衛線として機能することに。

なお、スターウルフ登場時のムービーをスタートボタンでスキップすると、登場時のセリフを言いながら無防備に飛んでくるスターウルフを少しの間一方的に攻撃出来るという小ネタがある。

なお、スキップしないならしないでフォックス後ろについて一方的に攻撃できるので、ハイパーレーザーなら1機は瞬殺できると攻略本に書かれてたりする。



ウルフ「さすがだよ言うことねぇ。しかし、そこまでだ」

レオン「まだまだお楽しみはこれからだ!」

アンドリュー「どこまでも我々に逆らう気か!!」

ピグマ「無駄や。コイツには大金をつぎこんどるんや」


ファルコ「クッ!後ろをとられた、今までのとは違う!」

スリッピー「敵機の性能が上がってる!振り切れないよ!」

ペッピー「後ろに付かれた!おかしい、逃げ切れん!」



スターウルフのサイボーグ化されたような姿はフィチナで撃墜してると納得できるが、経由してなくともこの姿で現れる。



撃墜された時のセリフ編集

ウルフ「ばっ、バカな!俺よりも上なのか…!」

レオン「つ、強すぎる…」

ピグマ「何やと!?このわてが…」

アンドリュー「わあああああ!!」


全滅させるとベノム1と同じくフォックスが単独でアンドルフと戦うことになる。




最終決戦!!編集


フォックス「ここから先は俺一人で行く!」

スリッピー・ペッピー・ファルコ「フォックス!!」

(フォックス一人だけの場合は「いよいよだな…」と言う。)


アンドルフの居城であるベノム軍基地へと単身フォックスは乗り込む。内部は入り組んだ迷路となっていた。


アンドルフ「待っていたぞ、スターフォックス!

この宇宙を支配するのは偉大な頭脳を持つ私。

私に逆らうことがいかに無駄なことであるか、

その身をもって…味わうがよい!!(※)」


※ベノム1では「愚かな親父同様身をもって味わうがよい」と、少し異なる。


フハハハハハハハ……


笑い声と共に姿を現すアンドルフ。

フォックスの攻撃を受け絶叫とともに顔が崩壊していくが……


アンドルフ「この世を治めるのは、偉大な頭脳を持つこの私」

フォックス「それが貴様の正体か!アンドルフ!!」


その顔の中から、目玉と巨大な脳だけという醜悪な正体を見せた。



アンドルフ「逃がしはせん!お前は私と共に滅びるのだ!」

フォックス「うわあああ」


最後の悪あがきにフォックスを道連れに基地を自爆させるアンドルフ。


「どんな時も、決してあきらめるな。フォックス」


絶望したフォックスの耳に懐かしい、しかし信じられない声が届いた。


「フォックス、私について来い」


驚く彼をよそに声の主はフォックスを導き鼓舞する。


「決してあきらめるな、自分の感覚を信じろ」


ついにアンドルフ居城からの脱出を果たしたフォックス。


ペッピー「無事だったかフォックス!!」

スリッピー「スゴイよさすがフォックスだ」

ファルコ「ったく!大したヤツだぜ……リーダー」


仲間たちは生還したフォックスの無事を祝い、その功績を称える。口の悪いファルコですら素直に「リーダー」と認めている。

だが、仲間の声よりもフォックスは先程まで崩壊するアンドルフ居城から自分を外へと導いた影がどこへ行ったのかが気がかりだった。


ペッピー「…どうした?フォックス!」

フォックス「いや…なんでもない」


心配するペッピーにそう返すフォックス。

あれは死の間際、極限状態に陥った自分が見た幻か…謎を残して戦いは終わった。

だが最後に確かに言っていた。


ジェームズ「強くなったな……フォックス」



余談編集

  • ベノム1とベノム2は別ステージ扱い。そのため、作戦名(サブタイトル)もそれぞれで異なるものが用意されている。N64版と3DS版でもそれぞれで異なる。
  • エクストラモードでクリアすると特典画像が見られる。この画像はベノム1とベノム2でそれぞれ異なる。
  • N64版でベノム2で勲章を獲得するとバトルモードでランドマスターが、エクストラの同条件でパイロットの使用が可能となる。
    • このパイロットの操作は当初ゲーム本編中でも使用する案があった名残。フォックスやファルコ本人の操作は「スマブラ」に先駆けている。
  • N64版ではアンドルフの基地の入口近くでスターウルフの最後の一機を撃墜すると、入口周辺をグルグル回るだけで内部に突入しなくなるという、酷すぎるバグが存在した。3DS版では修正されている。
  • 3DS版ではバトルステージのひとつ。


大乱闘スマッシュブラザーズDX編集

惑星コーネリアと共に、対戦ステージとして登場。

グレートフォックスの上で戦うのは同じだが、コーネリアでは横向きなのに対して、ベノムでは正面を向いている。


関連動画編集


ベノム1


ベノム2


EX ベノム1


関連タグ編集

スターフォックス アンドルフ

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