概要
スターフォックス64
初登場作品。肩書きは「惑星間巡航ミサイル」。名前の由来は読んで分かる通り、猿の一種である「マンドリル」から。
惑星マクベスの列車に積み込まれており、ここから発射されたものがセクターZでスターフォックスチームの行く手を阻む。
目標はグレートフォックスであり、高い追尾能力はグレートフォックスの回避能力をもってしてもかなわない。
飛来してきたものは合計6基が確認され、最初は1基だが、次に2基、最後は3基が同時に襲い掛かる。耐久力がかなりあるため連打スキルが問われるところ。
破壊に失敗するとグレートフォックスの左舷後方が被弾してしまうが、ゲーム進行そのものは防衛衛星ボルスルートで固定になる以外は問題なく可能。
むしろ問題は仲間がこれを撃ち落とすことでスコアが伸びず、勲章獲得の障害になること。
セクターZの勲章獲得HIT数100に対し、6基合計66HITと7割近くを占めるのである。
最大の敵は味方とはこのことであり、惑星ゾネス経由で来た場合はキャットまで加勢するため勲章獲得の難易度はいっそう上がる。
ゾネスルートではサルマリン号から確実にボムを最大所持数まで確保できるのが、悩みどころと言えば悩みどころ。その為キャットのサポートを受けない為にはセクターXからのワープルートしか道が無い。
敵軍に追い回される仲間をギリギリまで助けず、かといって戦線離脱をさせずにギリギリで助けるという慎重な判断も求められてくる、奥の深い立ち回りが要求される。
キャットは敵に追われないが、3人が追われている状況で彼女が狙うマン・ドリルを優先して破壊すれば多少は楽になるだろうか?
スターフォックスゼロ
セクターγ宙域のボスとして登場。惑星フィチナから放たれておりどこかへ繋がる転送装置へと一直線に飛んでいく。今回それを阻止するのがスターフォックスの役目。
64版と違い3基しか存在しないが比べ物にならないほど大型化しており、弱点のコアを射撃しないと破壊できず、このコアからレーザーで反撃してくるなどミサイルとしての性能以外に迎撃能力も得ている。攻撃メカはアーウィンにもグレートフォックスにも攻撃してくるため始末が悪く、今回はきちんと破壊しなければ作戦失敗で先に進めない構造になっている。
そしてパーツが3つに分かれているのも特徴で、破壊するたびにスピードがアップして難易度が上がっていく。破壊したパーツの破片は爆発して大ダメージを与えてくるのも問題になりやすい。
余談
64版公式ガイドブックによると2発も命中すれば巨大戦艦も半壊するとの事だが、あえて見逃して2〜3発を同時に命中させてもグレートフォックスの損傷度が変わることはない。
また、64版でグレートフォックスの護衛に失敗し、ボルス→ベノム1ルートでゲームをクリアすると、上部左翼が吹き飛んだ痛々しい姿のグレートフォックスがエンディングでも見ることができる。