概要
「スターフォックス」シリーズに登場するアンドルフ軍の宇宙空母。
元々は宇宙戦艦だった艦艇に、艦載機用カタパルトとミサイルランチャーのコンテナを搭載し「攻撃型空母」に仕立てあげた宇宙艦である。
初代及び「64」で、最初のステージである「惑星コーネリア」のボス敵として登場する(64では作戦完了ルートで登場)。
最新作・スターフォックス零では何と終盤「セクターΩ」のボスに大抜擢。64版ボスBのアレンジBGMを引っ提げ、フォックスたちに襲い掛かる。
行動
ステージの終盤で、アーウィンの後方から飛来する。
この際に高度が高すぎると追突されるので(特に64版、ペッピーから「高度を下げろ!」という通信が入る)、高度を下げておこう。
飛来した後でアーウィンの方向に向き直り、カタパルトとミサイルランチャーを交互に開けて攻撃してくる。SFCのレベル2ではカタパルトから出撃してくる敵機がミサイルを撃ち込んでくる二段構えの攻撃を得手とする。
攻撃はハッチを開けている状態でなければ受け付けない。
スターフォックスのボス敵に多く見られる特徴である「弱点を晒している時でなければ一切攻撃を受け付けない」「だが弱点を晒している時には相手も攻撃態勢に入っているなどのリスクがつきまとっている」という基本を教えてくれるボスとも言える。
そこそこ耐久力のあるコンテナを3つとも破壊すると本来の宇宙戦艦としての機動性が高まり、急旋回を繰り返しながら艦首にあるプラズマ砲を連射して攻撃してくる。「ええーい。」
(連射能力はかなり高く、プラズマ兵器そのものも本シリーズでは威力が比較的高めの兵器という設定があるとはいえ、仮にも宇宙戦艦であるにもかかわらず固定兵装がプラズマ砲1門のみとは戦艦としていかがなものか…。)
但しコンテナを破壊し終わった後のアタックキャリアの防御力は紙。さっさと連射で倒してしまおう。
(本体の防御力や運動性、武装などから考えると「戦艦」というよりも「巡洋艦」の方が近いような気がしないでもないが…)
スターフォックス零ではこれらの欠点が改善されており、武装は大幅に強化され、攻撃タイミングもかなりシビアになっている。
・・・のだが実はコンテナのつなぎ目を狙って破壊することもでき、そこを狙った方が早く破壊できる。また、コンテナを破壊した後も機体を上下に開き弱点となる4か所のコアから回転しながらレーザーを放つのだが、ここもボムで狙えば一気にダメージを与え倒すことができる。
イラスト
どういうわけか加賀と合体したものがある。
関連タグ
紙装甲(本体的な意味で)
グランガ - 64版での作戦終了ルートのボスであるロボット兵器。惑星間移動時には本艦に牽引されるという裏設定がある。
松島型防護巡洋艦 - (本体の)固定武装がプラズマ砲1門のみという点で近いかもしれない