オレはF-ZEROをやるために生まれてきた男だ!
(『F-ZERO GX』ヒーローインタビューより)
概要
F-ZEROグランプリの常連で、超一流のF-ZEROパイロット。また凄腕の賞金稼ぎ(バウンティハンター)としても有名。
だが、その経歴はポートタウン出身であること以外、謎につつまれている。
日々の戦いの中で鍛え抜かれた肉体と精神はどんな困難をも乗り越えるとされており、捕らえた悪人は数知れない。格闘戦や銃撃といった白兵戦を得意としており、腰に携行した光線銃は一撃で相手を仕留める威力を持っている。F-ZEROパイロットとしても賞金稼ぎとしても高い実力を持つことから、ライバルのサムライゴローや宿敵ブラックシャドーを始め他のパイロット達の間でも注目度は高い。
一人称やプロフィールは作品ごとに細かな差異があり、年齢は基本的に30歳代。オジサンと笑うことなかれ、化石から蘇った恐竜や謎の組織のアンドロイドや98歳の超高齢者や黒魔術で蘇った白骨などが参加する中では普通な方である。
性格
普段は落ち着きのある口調で話し、インタビュー時に人当たりの良さやレースに対する熱意を感じさせる。一方で熱血漢的な一面が垣間見えることも少なくなく、特に悪党を前にするとその点が露わになりやすい。賞金首のスケール・ヘッドに対しては「ついに見つけたぜ!この醜いトカゲ野郎!」と、なんとも荒々しい物言いをしていたことも。『GX』のストーリーモードにおいては2話でようやく一言発する程の寡黙さも見せていた。基本群れることはないが、賞金首を取り逃がした気分転換にバーへ寄ったりと孤独を好んでいる訳ではないようである。
出身について
出身地のポートタウンについては、基本「交易の中継地点として発展する港町(もしくは宇宙港)」という紹介で済まされており、地球上か、或いは別の惑星の都市であるかはシリーズ通して曖昧。
ゲーム版『ファルコン伝説』におけるストーリーモードのマップ上では、ポートタウンの位置が薄紫色の土星の様な惑星を指しているため、地球外出身の人間と思われる。なお、こちらはアニメ版の世界観をゲームに落とし込んだものであるため、原作の世界観でも同様の設定かは不明。
小説版では地球人設定。
容姿
作品によって多少の差異はあるものの、いくつかの共通点が存在する。
額部分に隼形の装飾が張り付いた(もしくは描かれた)赤いヘルメットを被り、首元からマフラーを覗かせた青いスーツの上に右肩のみプロテクターを装着している。
アメリカンコミックのヒーローを彷彿とさせる筋肉質な肉体をしており、口周りは頬がやや痩けている。作品によっては顎が割れていることも。
『初代』で見せた姿。ヘルメット右側にマイクらしきパーツが確認できる。
『F-ZERO X』以降ではヘルメットのバイザーに三角形の覗き穴が追加され、スーツ胸元は2つのボタン、マフラーの色は黄色で固定されている。現在最も多くの人に認知されているデザインと言えるだろう。
64DD版で追加されたマシンに搭乗する際はSの字の左右に翼が並んだ装飾と鼻まで覆うバイザーが付いたヘルメットを被っている。
『GX』版は、より立体的になったヘルメットが目を引く。背中のエンブレムは『大乱闘スマッシュブラザーズ』から逆輸入されたもの。また、他のパイロット達にもいえることであるが筋肉量が歴代で凄まじい。
素顔
シリーズ中何度かヘルメットを外しているが、ゲーム作品でまともに素顔を見れるのは『X』でマスタークラスをキャプテン・ファルコンで優勝した時のみ。左眉に細長い傷を確認できる。
ゲーム以外のメディアでも素顔を見せており、アニメ版は『X』と同様の位置に傷が入っている。
生みの親である今村孝矢氏の設定によると「時代や作品によってその正体が違っており、キャプテン・ファルコンに認められた人物が次のファルコンとして受け継がれて行く」とのこと。
容姿や行動に一貫性が存在しないのは中の人が次々と入れ替わっていることの暗示とも見て取れる(ただし作品毎にキャラが安定していないのはファルコンに限った話ではない)。
※なお今村孝矢氏の設定は任天堂による正式なアナウンスでは無いことに留意が必要である。
搭乗マシン
ブルーファルコン
マシン | ブルーファルコン (BLUE FALCON) | 重量 | 1260kg |
---|---|---|---|
性能評価 | ボディB/ブーストC/グリップB | マシンナンバー | 7(初代のみ111) |
これといった弱点もなく、バランスが取れたマシン。ファルコン自らがチューニングを施している。
初心者が操作に慣れるのに適しているが、ブースト性能が低いため難易度が上がるたび上位に食い込むのが難しくなる。
スーパーファルコン
マシン | スーパーファルコン (SUPER FALCON) | 重量 | 790kg |
---|---|---|---|
性能評価 | ボディA/ブーストB/グリップA | マシンナンバー | 7 |
『F-ZERO X EXPANSION KIT』にて搭乗。
ファルコンフライヤー
「THE STORY OF CAPTAIN FALCON」に登場する、F-ZEROマシンとは別にファルコンが所有する中型宇宙船で、賞金稼ぎの際における相棒。また、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのフィギュア説明文によれば電子頭脳を搭載しており、ブルーファルコンの整備、輸送にも役立てているとのこと。
ゲーム版
『F-ZERO』
「NOW YOU'LL LEARN HOW MEN DO BATTLE!」
(お前らに、男の走りってやつを教えてやろう!)
(一応)初登場作品。年齢は不詳扱いであるが、30歳台前半と思われるとのこと。一人称は「俺」。
他のパイロット同様に直接ゲーム内に登場することはなく、説明書内のプロフィールと漫画「THE STORY OF CAPTAIN FALCON」に登場(リンク先は「ニンテンドークラシックミニ」の説明書ページから)。年齢不詳(30歳台前半と思われる)。
賞金稼ぎとしての活躍が描かれており、上記の白兵戦を披露したのもこの作品から。「法の番人」を自称している。
ゲーム内に登場しない理由は後年開発者インタビューで明かされている。
元々キャプテン・ファルコンはスーパーファミコンのイメージキャラクターとしてデザインされたキャラクターであり、F-ZEROがほぼ完成していた頃にファルコンを使ってパッケージを描いた所、スタッフからの評判が良かったためそのままF-ZEROのキャラクターになった経緯がある。つまり、『初代』におけるF-ZEROのキャラクターは完全に後付ということになる。
『F-ZERO X』
「私の時代は終りそうにないな。」
本作からゲーム画面内にも登場。36歳で一人称は「私」。
唯一優勝後のイラストが2種類用意されており、片方はマスタークラスを優勝することで見ることができる。
Xグランプリから3年前に発生した大事故に巻き込まれており、病院に担ぎ込まれた際に悪の帝王ブラックシャドーに自身のDNAとブルーファルコンのサブエンジンを盗み取られている。その結果、彼のクローン“ブラッド・ファルコン”が誕生し、サブエンジンはブラッド・ファルコンのF-ZEROマシンに流用されている。
この事実がゲーム内で明らかになったのは『GX』からである(GXグランプリはXグランプリの1年後にあたるため4年前と書かれている)。
『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』
プロローグが語られるのみ。シリーズで唯一の未登場作品。四半世紀(25年後)の時代でその活躍も過去のものとなっているが、血縁者を自称するケント・アケチが登場。
基本ゲーム中では姿を見せないが、エンディングでは…?
『F-ZERO GX』
「You don't win by being lucky - you win by being bold!」
(勝利は運ではない 自分の力でつかみ取れ!)
声:エリック・ケルソー
前回のグランプリ優勝により更に人気が上昇中。優勝賞金で新しいブルーファルコンを製作する予定だと明らかにしている。37歳。一人称や「これが男の走りだ」という台詞から初代のキャラ付けに近い。『X』のマスタークラス優勝で引退を宣言していたが、本作で普通に続投している辺り無かったことになっている模様。
おまけムービーでは線路上に取り残されたミセス・アローの子供を救出するものの、着地際にスーツが破けて下着が露わになってしまった(ちなみに赤い水玉模様)。
ストーリーモードにて唯一マシンを操作できる本格的な主人公としての扱いを受ける。グランプリ開催当日まではトレーニングやサムライゴローとの一騎討ち、賭けレースといった話が続くが次第にブラックシャドー等BS団との戦いに差し掛かっていく。
第6話ではブラックシャドーの手によってブルーファルコン共々窮地に陥るが、無事に難を逃れグランプリに飛び入り参加。そのまま優勝し表宇宙のチャンピオンベルトを手に入れる。
しかしそのベルトには陰と陽による強大な力が秘められており、デスボーンはそのベルトを狙っていた。
デスボーンとの一騎打ちのレースに勝利した際には彼が所持していた裏宇宙のF-ZEROグランプリのチャンピオンベルトと、自身の所持していたベルトが合体して「究極のチャンピオンベルト」となり、悪の手からこのベルトを守り続ける為に戦い続けることを決心する。
そして秘密基地へ帰還し平穏な日々を過ごしていたが、上記のチャンピオンベルトから現れた者により真実を伝えられることとなる。
『F-ZERO ファルコン伝説(GBA)』
後述するアニメ版のゲーム化作品。
そのため、これまでの作品とは設定が若干異なっている。
ストーリーモードの主役の1人として登場。
とある人物から依頼を受けていたが、護衛対象のクラッシュがゾーダに攫われてしまったため各惑星で捜索することとなる。アニメ本編において関わりの薄い登場人物と接触する機会があるほか、正体に関する伏線も用意されている。隠しルートが存在するのは彼とリュウのみ。
『F-ZERO CLIMAX』
『ファルコン伝説』同様、アニメ版の世界観を元にした作品。
条件を満たせばアニメで搭乗していた別のマシンを操作することも可能。
アニメ版の主人公はリュウ・スザクであるため、『ファルコン伝説』、『CLIMAX』両作品共マシン選択時はリュウが真っ先に表示される。
『F-ZERO 99』
『初代』を基にした作品であるため、『初代』の説明書に描かれたイラストを使用したメニュー画面に登場する。
チュートリアルではブルーファルコンに搭乗するCPU対戦相手として名前も登場している。
「フェスティバルイベント」ではスターライバルの一人として本人の姿も登場。グレードは「S」と他の3人より一番高い。
スタンプは『THE STORY OF CAPTAIN FALCON』のマシンに乗り込む前の場面(パイロットカード編集のアイコンにも使われてる)をアレンジしたサムズアップのデザインとなっている。
また、ブルーファルコン内に浮かぶパイロットのシルエットは『初代』と同様にヘルメットの頭頂部のみ赤くなっているが、マシンカラーやデカールの変更に合わせて色が変化する。
アニメ版『ファルコン伝説』
声:田中秀幸
アニメにおいても、謎に包まれた一流のF-ZEROパイロットとして登場する。見た目は『X』ベースであるが、独自のデザインとして金色に輝く角ばったプロテクターを装着している。また、体つきはピッチリとはしておらず、どちらかといえば初代寄りの体格。4月10日生まれで、血液型はA+。年齢不詳。一人称は「私」。
ブラックシャドー率いるダークミリオンの野望を阻止するべく、主人公のリュウ・スザクほか高機動小隊をサポートする頼もしい人物。作中、敵の策略を見破ったりと高い洞察力を発揮している。賞金稼ぎとしての描写は控えめであるが、ブラッド・ファルコンと互角に殴り合うなど生身での戦闘能力も健在。相当の人気を誇っており、2話では女性モブから様付けで呼ばれつつ歓声を浴びていた。
正体はリュウたちの行き付けの喫茶店「ファルコンハウス」のマスターバート・レミング。本名はアンディ・サマーで、亡くなったとされていたジョディ・サマーの兄。
ファルコンの時は寡黙であまり感情を出さないが、表の顔であるバートの時は穏やかで人当たりの良い性格であり、どちらかというとバートの時の方が素である様子。喫茶店のマスターらしくコーヒーと料理はとても美味しいと評判。
なお、ファルコン伝説における「キャプテン・ファルコン」は所謂悪と戦う「正義の味方の称号」のことで、それを演じる人物は時代によって移り変わってきた。「ブラックシャドー」もまた、キャプテン・ファルコンと対立する悪の象徴たる代名詞である。そのため、シルバー・ニールセンが活躍していた初代F-ZEROグランプリの写真にも写っていたりする。
小説版『・・・そしてスピードの神へ』
伝説のパイロットの一人。当時は日に焼けて鼻の下に髭をたくわえており、目下に強烈な紫外線避けの白いチョークを引いていた。ゲーム以外の媒体を含めた場合、初めてイラスト付きで素顔を見せたのはこの作品から。
2565年度F-ZEROグランプリシリーズ総合チャンピオンとなり、当シリーズをもって引退宣言。グランプリ開催以来の大記録を達成し、その栄誉を讃えられビッグコスモス総裁、リヒターからコスモ・バロンの爵位を授かった。
引退から10年が経過し、現在はポートタウンの高級アパートメントで隠居生活を送っている。
第3章ではマンデートーナメントで予選通過を達成したスワン・リー(主人公)と、その専属メカニックのエディ・ドミンゴを自らのシップで走るよう交渉するために招き入れる。
満を持して本人の登場となるが、その姿は大脳の癌が原因で本来40歳台前半とは思えない程に老衰した様な状態となり、半身不随で杖をついて歩くにまでに至っていた(挿絵も挟まるのだが、顔は影に覆われて見ることができない)。
そのまま交渉へ入るが、スワンは憎悪の対象であるビッグコスモスから爵位を譲り受けている者を敵と見なしており、当然ファルコンも例外ではなく、露骨に不貞腐れた態度で拒絶していた。
しかしファルコンはそれまでの穏やかな口調から一変、笑みはそのままに、敢えて挑発するかのような一言を荒い口調で浴びせる。
「思い上がるなよ、小僧。お前のことなんぞ、リヒターはへとも思っちゃいねえよ」
実は爵位はとうに返上済みであり、ビッグコスモスとは縁を断ち切った後であった。ビッグコスモスに盾突くに等しい裏切り行為に当たるが、それを承知で行ったのはスワンと対等に話し合いブルーファルコンを譲るためである。
引退から10年という歳月が経過した今尚レースに対する情熱と闘志は潰えておらず、その熱い炎を宿す眼差しを目にしたスワンも次第にファルコンの話に耳を傾けていった。
最終的にはチーム内でチューンしたいという条件のもとに契約は成立し、ブルーファルコンは正式に託された。
ブルーファルコンを託した理由の一つはスワンの前搭乗機である「ラビット」の性能不足をフォローすることであるのだが、実際に想定以上の成果を引き出したスワンにはファルコンも関心を示していた。
そしてレースの幕引きを見届けるが、いよいよ危篤状態に陥ってしまう上、ホワイトランドのレースでのスワンの走りを間違っていると評した。
スワンと二度目にして最後の面会を行った際、彼に対して「自分がなぜ走るか」を知るべく、F-ZEROの黄金時代に生きた3人の伝説のパイロット達に会うように伝え、そのまま息を引き取る。
人間関係
主人公やキーパーソンとして登場しているだけあり、多くの人物との関係性を持つ。
『THE STORY OF CAPTAIN FALCON』にてレース開始直前にお互い挑発しあっている。
アニメ版ではファルコンと密かに交流しており、その正体も事前に知っていた。
同じく『初代』から参戦しているパイロットであるが、どちらかと言えばゲーム以外の媒体で関わる場面が多め。
アニメ版ではライフルでサーキット内のマシンに爆弾を打ち込んでいたが、ファルコンにだけは見破られた。
小説版では裏の稼業の競争相手でもあったと語っている。
一方的にライバル視してくる唯一の同業者。賞金稼ぎの際に毎回ファルコンに美味しいところを持っていかれており、鼻を明かすためにグランプリへ積極的に参加している。
パッケージ裏のコミックやストーリーモード等で何かと縁がある。ジョン・タナカの個別エンドムービーではファルコンと仲睦まじく歩いている様子が見られる。
アニメ版では先述の通り兄妹の関係にある。
BS団を率いる因縁の宿敵。優秀な部下を何人も捕らえられた復讐として、大衆の目前でファルコンの抹殺を目的にF-ZEROパイロットとなる。
アニメ版ではダークミリオンの首領として、原作とはまた異なる形で敵対している。
クローン人間。ブラックシャドーの洗脳により敵対関係となっているが、それ以上に複製としてキャプテン・ファルコンを超えることに拘っている様子が窺える。
『GX』ストーリーモード3話において大損で荒れていたところにファルコンへ賭けレースを頼み込み、強引に変装させてそのままエントリーを申し込ませた。無理強いした分、分け前はしっかり払ってくれている(しかしファルコンはテレビでブラックシャドーが発電所で暴れているというニュースを聞き、賞金を受け取らずにそのまま発電所へと向かった)。
アニメ版ではファルコンに尊敬されている。
ファルコンの走行データを参照している。
29世紀からやって来た時空警察の刑事で、上記のQQQの相棒。性格や立場こそ異なるが、ファルコンとそっくりな外観や根は悪を許さぬ正義漢といった共通点から、ファルコンの遠い子孫ではないか?と予想されている。
F-ZEROの司会者。『GX』の優勝インタビューにて、「自分もレーサーになれるか?」と質問して来た際は、「キミはいい素質があるかもな…いつか挑戦してみるといい」とエールを送っている。
四半世紀後の世界に登場し、ファルコンの血縁者を自称しているが真相は明かされていない。
アニメ出身の人物
ブーストファイヤー(スピンブースト)を習得させたり、レースでのコツを教えるなどライバルでありながら師弟関係のような間柄でもある。
初めは金の為に悪事を働いていたがファルコンに阻まれ、彼の導きで足を洗いミュートシティへ向かう。バートに引き取られてファルコンハウスで働く様になり、徐々にその正体に近付いていくこととなる。
小説出身の人物
- スワン・リー
同じポートタウン出身。上記の通りブルーファルコンを託される。ファルコンから見てスワンは同類とのこと。
- エディ・ドミンゴ
スワンの専属メカニック。ファルコンを尊敬しており、直に対面した際には恭しい態度を取っている。
- ジョン
ファルコンの執事を務める老人の見た目をした生体コンピュータ。心から慕っている。
登場作品
- F-ZERO(スーパーファミコン)
- F-ZERO X(ニンテンドウ64)
- F-ZERO X EXPANSION KIT(64DD)
- F-ZERO GX(ゲームキューブ)
- F-ZERO AX(アーケード)
- F-ZERO ファルコン伝説(ゲームボーイアドバンス)
- F-ZERO CLIMAX(ゲームボーイアドバンス)
- F-ZERO 99(ニンテンドースイッチ)
外部出演
星のカービィ スーパーデラックス/ウルトラスーパーデラックス
「洞窟大作戦」で、手に入るおたからの一つに「ファルコンメット」が登場。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
「Show me your moves!」
(お前の力を見せてみろ!)
声:堀川りょう
初代スマブラこと『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』から参戦している準レギュラーの一角(『大乱闘スマッシュブラザーズX』のイベント戦より)。
第1作『F-ZERO』では取扱説明書にしか姿を見せておらず、現在の姿を初めて見せた第2作『F-ZERO X』は売上30万本程度、と当初キャラ自体は任天堂作品の中で特に有名な方ではなかった。
そんな彼が広く知れ渡ったきっかけは、やはりこの1999年に発売された『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』での登場だと思われる。
強いこと自体は初期設定の通りだが、光線銃をあえて使わず、原作にはない「ファルコンパンチ」などの高威力でスキの大きいオリジナルワザを駆使した純粋な肉弾戦のスタイルをとっている。
この大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでの尖った描写が、後の『F-ZERO』シリーズでのキャラ付けに逆輸入されているフシがある(実際にアピールで見せている片手の薬指と小指を折り曲げて腕を掲げるポーズが逆輸入されている)。
また『大乱闘スマッシュブラザーズDX』では、「イベント戦」にてネスからボコボコにされながらお金を巻き上げられたり、ブルーファルコンが故障したという設定のもと、生身でコースを走らされたりと何かとネタに事欠かない。
詳細はキャプテン・ファルコン(ファイター)の記事を参照。
マリオカートシリーズ
『マリオカートWii』や『マリオカート8』に「ブルーファルコン」がカートやフレームとして登場している他、『マリオカート8』ではファルコン自身も「ミュートシティ」のモニターに映されている。Miiのコスチュームや新規のアートワークも用意された。
電子妖精アバタモ☆エクボ
キャプテン・ファルコンに瓜二つな「キャプテンプァルコン」が登場している(ただしプロテクターは左肩に装着されている)。
初登場時は宇宙凶悪犯を追っている最中に主人公達と出会し、共に追跡することとなるが、やたら暑苦しいテンションで周囲を引っ掻き回し凶悪犯以上の暴走っぷりを見せつけた。
後に遊園地のアトラクションカートによる対戦相手として再登場するが、杜若あやめにカートを強奪されてあっけなくリタイア。アトラクション用カートと同型の「プァルコン号」にはドリルやミサイルを搭載している。
テーマソング
ムービー「Close call! Captain Falcon(キャプテン・ファルコン危機一髪!)」
関連イラスト
pixivでは大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ仕様で描かれる事がほとんどで、半数以上のイラストに「スマブラ」のタグが付いている。
また、バートの他にゲーム版の素顔が描かれることもあるが、『X』は当時NINTENDO64における画質ということもあり、描き手によって若干解釈が分かれる。
関連タグ
任天堂 F-ZERO ファルコン伝説 レーサー 賞金稼ぎ この世で一番速いヤツ 隼