概要
年齢:8(X)→9(GX)
『F-ZERO X』から登場。
ティラノサウルスを擬人化した様な姿、いわゆる恐竜人のレーサー。
化石状態の卵からバイオテクノロジーによって古代から26世紀の時代に蘇り、更に研究者が『恐竜が絶滅せず進化し続けた場合』を想定して、再生の際にDNA操作を加えた事で人間並みの知能を持つようになった。肉食恐竜が持っている本能なのか、ピコに匹敵するほどの非常に攻撃的な性格。
F-ZERO X
Xグランプリでは自らを生み出した人間に挑戦し、優勝して「人間超え」を果たそうとしていた。
優勝時のコメントにて見た目に寄らず知的な口調で話し一人称に「私」を用いている。
F-ZERO GX
GXグランプリでは大好物である肉を思う存分食べるという欲望を満たすために参戦。優勝したらその賞金で宇宙のあらゆる肉を買い占めるつもりらしく、更に絶滅したマンモスを復活させる研究を行い、骨付きのマンモス肉を食べるという夢も持っている模様。
インタビューでは元々の凶暴な性格に合わせ一人称が「俺」で粗暴な口調で話しており、回答も食べる事が殆どで大食いなキャラ付けがなされている事が窺える。
また、どのレーサー達も美味そうと評しているがサムライ・ゴローだけは例外らしい。
サムライ・ゴローやブラッド・ファルコンと同様サインは自身の手形。
ストーリーモードの第三話では飲酒している描写があるが、懸けレースに参加している(ゲーム発売当時は飲酒運転の規制が緩かった)。
下記の専用EDでは自宅である巣穴へと戻り、天井にぶら下げている骨付き肉(マンガ肉)を肉焼き機の上に豪快に乗せて焼いていた。
そして涎の後に肉に齧り付いた……ものの、それはマンモスの身体であり、実は夢オチだった事が判明。
結果、怒ったマンモスに追いかけられる羽目になった。
アニメ版
『F-ZEROファルコン伝説』ではレギュラーキャラとして登場。こちらでは「バイオ レックス」表記。
ダークミリオンによって23世紀に蘇り、組織の一員に加わった。同僚のオクトマンと行動を共にする事が多い。一応ダークミリオンのキャラではあるがオクトマン同様根っからの悪ではない。
チョイ役で登場するだけで、メイン回となるような活躍は特にない。
搭乗マシン
マシン名 | ビッグファング(BIG FANG) | 重量 | 1520kg |
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性能評価 | ボディB/ブーストD/グリップA | マシンナンバー | 15 |
エンジン | TYRANNO-28×3 | 製作 | ダイナソーレーシングチーム |
バイオレックスを誕生させた研究者たちがレーシングチームを組み、恐竜である彼のために製作したF-ZEROマシン。乱暴な操作になりがちなパイロットの性格を補うために、非常に操作性を重視した設計になっている。
デザインはバイオレックスの案。