概要
『F-ZERO X』から登場するキャラクター。元々は人気アイドルグループのメンバーだったが、極度のF-ZERO好きですぐ引退しグランプリに参戦したという経歴を持つパイロット。
転身後も、多くの女性ファンに支持されるF-ZERO界のアイドルである。自分のファンを大切にしているようで、大会の賞金でグッズを作成して無料配布しようとしたり、今まで書いた(億を超える)サインの数も覚えていたりする好青年。
一人称は「僕」だが、キザで自信家らしい性格をしているようだ。
アイドル人気のみならずドライバーとしての実力も確かなものがあり、優勝候補に挙げられることもしばしばである。
怖いものは、自分の魅力が全く通用しない、母親。
搭乗マシン
マシン名 | アストロロビン (ASTRO ROBIN) | 重量 | 1050kg |
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性能評価 | ボディB/ブーストD/グリップA | マシンナンバー | 14 |
レーシングチームの老舗「チーム・ライトニングボルト」が制作した軽量級のマシン。
ファンのために内部カメラが多めに仕込まれており、様々な角度からパイロットを映すことができる。
容姿
金髪碧眼。アイドルということもあり、まつ毛が長めの整った顔立ちをしている。
初登場時は角刈り風の短髪だったが、『F-ZERO GX(GC)』以降は長髪をすべて逆立てたような派手な髪型になった。ちなみに『GX』では前方にまとめてリーゼントのように伸ばしているのに対し、『ファルコン伝説』では後ろに向かって伸ばしているという違いが見える。
衣装は、黄色い稲妻模様と赤字で「JACK」のサインの入った青いパイロットスーツ。
アニメ版では右肩にプロテクターも装着している。
アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』
CV:矢尾一樹
主人公リュウ・スザクが所属する「高機動小隊」のメンバーで、チームの主戦力でもある。
お調子者の女好きで、暇な時はクラブへ通っては女子をナンパしているストリート育ちの青年という設定になり、一人称も「俺」に変わっている。
かつてはマイケル・チェーンと共に札付きの不良として暴れ回り「雷鳴の死神」の異名で恐れられる暴走族であり、事故に遭うもジョディ・サマーに救われたことで改心する。
また、改心後の一時期は「チャッピー」としてアイドルデビューしていた(バート先生によれば、この時の1stシングルが14位にランクインしたことがあったらしく、ナンバーの由来もそれなのではと冗談交じりに語っていた)。ゲーム版の元アイドルという設定もここで使われている。
その後、ジョディの誘いを受けて高機動小隊のメンバーとなった経緯を持ち、その為か密かに彼女に想いを寄せたり、自分が原因で彼女を失望させたときは責任を感じるなど恩を感じている。
普段の振る舞いから一部の仲間(特にクラッシュ)から憎まれ口を叩かれるが仲間想いな所がある為、信頼されている。
当初はリュウを150年前の人間として馬鹿にし、事ある毎に喧嘩をしていたが、次第にその腕を認めるようになり、今は良き相棒にしてライバルという関係になっていった(それでもたまに些細な事で喧嘩したりもする)。
エンディング後の次回予告では、二人揃って悪ふざけとも言える小芝居をする仲良しぶりを見せ、22話以降リュウと共に女装にハマり、その際、女性役をやることが多い。
ゲーム版『F-ZERO ファルコン伝説』ではストーリーモードの主人公の1人を務める。リュウに勝つためにクラッシュらとレースをして技術を磨いている。
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森且行…経歴の元ネタとされるレーサー。