曖昧さ回避
- 読んで字のごとく村に住んでいる人のこと。
- ファイアーエムブレム外伝、ファイアーエムブレム覚醒のクラスの一つ。
- 『どうぶつの森』シリーズの主人公を指す名称。
1.と2.については「村人」を参照。本記事では、3. について解説する。
概要
任天堂のスローライフゲーム『どうぶつの森』シリーズの主人公。
名前および性別はプレイヤーが自由に選択可能。
「むらびと」と呼ばれるのは、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』においてこの名称で登場したことから。
実は原作シリーズではスマブラ参戦以降も「むらびと」という名称が使われたのは『amiiboフェスティバル』ぐらいだったりする。あくまでスマブラなどでの通り名なのだろう。
どうぶつ達の村に引っ越してきた人間。
両親が遠く離れたところに住んでいること以外にこれといった設定はなく、周囲の住人からの印象なども基本的にはプレイスタイル次第で変わる。
プレイヤーの分身であるためかセリフが省略されているが、会話における選択肢から推測するに割とフランクで馴れ馴れしい話し方のようである。ムシやサカナなどを捕まえるとそれにちなんだダジャレをよくつぶやく。
但し、『とびだせ』では新しい村長と間違われてもはっきり違うと言い切れず、その後結局納得して村長になってしまう等、少々気が弱くてお人好しな面がある。『あつまれ』では肩書きが「島の代表」になった。
基本、プレイヤーの分身である為かどうぶつ達が話す「どうぶつ語(セリフがないと聞いても何を言ってるかわからないあの音声)」は発しないが、例外として『とびだせ』にある「夢見の館」から他の村に行くと、他の村の主人公がどうぶつ語を発しているのを聞くことができる。また、きちんと男女別に声色も異なっている。おそらくどうぶつ語を発したのはこれが初めて。
『あつまれ』でもアップデートで夢見の機能が追加されて以降、同様に主人公のどうぶつ語が聞けるようになった。
容姿
顔はゲーム開始前の質問によって変わる。
『ポケットキャンプ』と『あつまれ』では、プレイヤーが顔を確認しながら設定できる。
『街へいこうよ』までは2頭身だったが、『とびだせ』以降は3頭身となり、衣服のバリエーションも増えた。『あつまれ』以降では、よく見ると瞳孔まで描かれている。
なお、『e+』までは「常に帽子を被っている」「男の子はツノが付いている」「衣装にバリエーションが無い」ものだった。これはまだアバターというものが浸透されていなかったからだという。また、男の子にバイキングみたいなツノがあったのは「男の子に見えないから記号的に付けた」という理由から。
『おいでよ』から現在の基礎となる「髪型」「服装の多様化」の要素が付いた。また、『ポケットキャンプ』からは顔や髪型をMiiのように自由に設定できるようになった。
順当にパーツが充実しているので、お馴染みの顔の他にも普通に可愛らしい顔のキャラメイクも可能。
『あつまれ』では髪型や顔のパーツ、服が全て男女兼用になった為、服を着るのは勿論、異性そっくりな姿になることもできる。ちなみに性別の設定はあだ名の付けられ方や文字入力時の声の高さが変わる。
メイン画像の「No.1のふく」を着た男の子は、『おいでよ』および『街へいこうよ』において、うんてんしゅやみしらぬネコの質問に「上→上→下」の順で答えたときの見た目。
『街へいこうよ』のパッケージにも描かれている他、後述の『スマブラ』ではデフォルトカラーとして登場している。『あつまれ』の初登場映像にも『とびだせ』以降に準じた頭身で登場した。
ところでむらびとの身長は実際どれくらいなのか?…と、疑問に思った人もいるだろう。
そこでこんな検証をしてみた者がいた。
※あくまで『あつまれ』基準で検証である。
結果から言うと、主人公は推定150cmくらいだとされる。さしずめ小学校高学年くらいだろうか?
学生服を着ると思いきや園児用のスモックも着られたりと身長や年齢に関しては深く突っ込んだら負けなのかもしれない。何せネズミとゾウが共通で着るサイズだし…。
驚異の身体能力
華奢な見た目に反して超人的な身体能力を持っている。
以下はその一例。なおこの能力は男女共通である。
握力 | ジンベエザメ(600cm/1t超)を片手で楽々と持ち上げる(『あつまれ』ではさすがに大物の獲物は両手持ちになった)。 |
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体力 | 重そうな斧やスコップを持ちながら走っても息切れしない。冬の海に丸1日入っていても低体温症を起こさない。また、病気にもかからない(他の住民が病気になることはあるため、この世界にも病気は存在している)。『とびだせ』では健康運が悪い日は転ぶことがあるが、転んでも怪我をせず即座に通常のコンディションに戻る。花火大会でもらえる「置き花火」から吹き出している火花を全身に浴びても火傷すらしない。 |
食欲 | 何年も食べなくても空腹になることがない。反対に、村に実っているフルーツなどのどんなに食べても一切満腹にならないうえに太らない(たべものに関する仕様が変更された『あつまれ』では胃袋の限界が10食分に制限されてしまったが、ものを食べることで眠れる潜在パワーを引き出すことができるようになった)。どんなに大きくて硬いものでもわずか2秒程度で丸ごと食べ尽くし、勿論料理したものはなんと皿や籠ごと食べる。さらには生えている茸や、掘り起こしたばかりの筍も生のまま食べる。ちなみにその時ムシャムシャ言いながら食べた最後に口を拭う様子がお下品と言えなくもない為か、『あつまれ』では食べる音が小さめになっている。ではどうやって食べているのかというがよく見ると実は歯が無いらしい?ムシャムシャ音を立てているものの砕いている様子が無い(食べている対象物が口に向かって物体が縮小しているだけ)ことから無理矢理押し込んで食べているのかどうか真相は不明。また、コーヒーも嗜んでおりコーヒーの味わいの違いがわかるマセた所もあり、熱湯手前の熱々コーヒーでも平然と味わう逆猫舌。 |
腕力 | どんな大木も斧を三振りするだけで斬り倒してしまう。また斬り倒した後の切り株もスコップ1つで掘り起こす。スコップでひと突きするだけで岩を割って鉱石を取り出す。パイプオルガン(10t以上)を一人で動かし、グルグル回す。ちなみに斧の強度はランクに依存するものの、何故か他の道具はどれだけ使っても壊れない(『あつまれ』では道具が壊れるようになってしまった)。上述の通り『あつまれ』では、食べ物を食べることで己のパワーの限界を超えることが可能になり、スコップ一本で大木を根から引き抜き懐にしまうような芸当まで身につけてしまった。また、「島クリエイター」の資格を取得し、スマートフォンにライセンスをインストールするだけでシャベル3突きで崖を切り崩したり地面を掘るだけで河川を生成したりできるようになる。そんな腕力の持ち主でありながら道具や家具をDIYするなど手先の器用さも併せ持つ。記憶力も非常に良いようで、一度レシピを見て覚えたものは材料があればいつでも作れる。因みに一度覚えたレシピは一切見返さない。さらにフライパン一つと調理台さえあれば料理をこなせるようになった。 |
潜水 | ダイオウグソクムシの生息する地点(深海1000m)まで素潜り出来る肺活量を持ち、獲物をとらえた後はごく短時間で戻ってくる(深海1000m地点では四方八方から1平方センチあたり101kgの圧力がかかる。また、普通の人間はダイビングしてから急浮上すると減圧症を起こす)。ちなみにダイオウグソクムシが海底にいることを目視で把握できる。 |
射撃 | 村の上空に浮かぶものは風船だろうが郵便局員だろうがUFOだろうがパチンコ1つで撃墜可能。更に猛スピードで襲い来るハチの大群や小さなノミやアリでも普通の虫網一振りで捕獲。 |
メンタル | タランチュラなど、触るには抵抗がいるような生物や、ミノカサゴのような毒がある生物でも、全く怯えずあっさりと素手でつまみ上げる。外面がポーカーフェイスなだけでなく、住人達に何を言われよう(『街へいこうよ』では住人のセリフが結構辛辣なものがある)が、ネガティブにならない屈強なメンタルを見せている。また、プレイヤー次第ではあるが、不自然な服装やチグハグなコーディネートでも平然と外出できる。道具が壊れると落胆するがすぐに立ち直る形状記憶メンタルも持ち、ゴミだろうが釣り上げたものは満面な笑顔で見せびらかす。したがって身体面のみならず精神面も屈強でありまさに鋼メンタルである。一方で占いを真に受けやすいのか結果を聞いた瞬間に転んだり道具を壊しやすくなったりする。 |
免疫力 | 凶暴なハチの群れに襲われても顔が少し腫れるだけであったり、サソリやタランチュラに襲われても気絶するのみで倒れない。何かあっても「おくすり」を使った瞬間に治る。他の住民が病気になった際には「おくすり」を与えても数日は治らないため「おくすり」が凄いのではなく、主人公の治癒力が並外れている(『あつまれ』では住人におくすりを与えると即座に治るようになった)。クラゲに刺されても足がつるだけ。さらに何回毒虫に刺されようがアナフィラキシーショックを引き起こすことはない(『あつまれ』ではハチに連続で刺されると気絶するが、強制送還後には早々と立ち上がる)。 |
寿命 | ゲーム内時間で何年経過しようが、寝癖がつくだけで基本的には不老不死。 |
その他 | 数に制限こそあるものの、大きさに関係なく大量の荷物を懐にしまうことができる。『あつまれ』ではジンベエザメ40匹を持ち歩くことも可能である(家具に関しては葉っぱから変化させるため気にするだけ野暮というものだが、なぜかお金だけは財布に99999ベルしか入らず、それ以上貯めるとアイテム扱いになる。おそらくお金を大量に持ち歩いてはいけないという道徳的理由なのかもしれないが)。またゲーム中ではある程度のリアクションをする程度で会話自体はしないが、自身が発する独り言がやたらと多い(『とびだせ』ではウィンドウ枠の色(独り言はウィンドウ枠の色が水色)、『あつまれ』では文字のフォント(通常の会話はフォントワークスの「ロダンわんぱく - EB」であるが、独り言は丸ゴシック体)で判別できる)。 |
本作はスローライフがテーマのゲームで戦闘は無いはずであるが、このように人間離れした様子を作中しばしば見せている。
むしろ主人公のステータス値(戦闘能力)という概念が存在しないからこそ、並外れた能力を平然と発揮できてしまうのかもしれない。むしろ無縁と思われたスマブラファイターになってから上記の凄まじい能力が注目されたのが正しいと思われる。
『あつまれ』では毒のある生物を手づかみすると画面の前のプレイヤーは真似しないように注意喚起する旨をつぶやくことから、一般的な人類とは格が違うことを自覚している可能性もある。
とはいっても、他のどうぶつも斧やスコップで叩かれても弾き返したり、同じく大型魚を片手で持ち上げたり、基本365日24時間不眠不休で働いていたりと驚異的な身体能力を有しているので、どうぶつだらけの村に暮らしているイレギュラーな人間と言うより、あくまでどうぶつの1種なのかもしれない。
ある意味この世界の地上最強の生物である。しかもおそらく任天堂キャラクターの中では一二を争う最強候補のキャラクターかもしれない。特にワリオと。
いや…もしかしたらあの島とかあんな村に行ってもウイルスだの寄生虫だのカビ的な何かがはびこる世界でも平然としている超人であろう。基本無病で不死身なんだし。
大乱闘スマッシュブラザーズ
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。「むらびと」の名称はここで初めて登場した(前作『X』のフィギュアでは「どうぶつの森の主人公」名義だった)。
ファイター番号は45、通り名はスローライフの伝道師。
初登場映像でマリオとクッパの戦いに乱入し、いきなりマリオの背後から虫取り網を身体に被せてマリオの動きを封じ、無表情のまま目を光らせるという、衝撃的なデビューを果たす。
デザインは『おいでよ』と『街へいこうよ』の頭身の低いモデルをベースとしている。
ただし設定は『とびだせ』準拠のようで、前作『X』から存在するステージ「すま村」の村長という扱いとなっている。
特徴
上記の様に凄まじい身体能力の高さは前々から出ていたが、その戦いぶりはほのぼのスローライフゲームの主人公とは思えないほど、非常に衝撃的な物であった。
- 「あみ」を相手に被せて動きを封じる。
- 「スコップ」で相手を生き埋めにする。
- 「うえきばち」で相手の頭を殴打する。
- 崖に捕まっている相手に「ボウリングのたま」(アマチュア用でも4~5kg程度ある)を落として奈落の底に突き落とす。
- 敵の放った飛び道具を素手で「しまい」、任意で「とり出し」投げ返す。
- 実弾ならともかく、サムスのチャージショットさえ「しまう」。
- 「タネ植え」からの「水やり」で即座に木を生やし、斧二振りの「伐採」で木を斬り倒し、斬り倒した木で相手をふっとばす。
恐ろしい事に、上記のような行動をほぼ無表情のまま行っている。
元々の作品とのギャップもあって、多くのユーザーにホラーチックな印象を与えた。
また、スマブラのファイターは「原作で壁キックができる」か「身軽で運動能力が高い」と「カベジャンプ」能力を付加される事が多い。
前者はマリオ、後者はキャプテン・ファルコンなど。
むらびとは後者に該当するらしく、リンクやマルス、シュルクなどのリアル頭身系のファイターを差し置いて、当然のようにカベジャンプをやってのける超人っぷりを見せつけている。
必殺ワザ
“ ” 内の説明文は『SP』のゲーム内ヘルプから引用。
- 通常必殺ワザ:しまう / とり出す
もう一度ボタンを押せば とり出して使える ”
飛び道具をとり出した場合はすぐに発射し、攻撃力を1.9倍に高める。ただし、チーム戦で味方の飛び道具をしまった場合は攻撃力が半減する。
- 横必殺ワザ:ハニワくんロケット
長押しで乗っかると 威力が大きくアップ ”
- 上必殺ワザ:バルーントリップ
相手に攻撃されると 風船はわれてしまう ”
単純な復帰可能距離は全ファイターの中でも圧倒的に高いが、復帰阻止も非常にされやすいので、それに甘えないように。
- 下必殺ワザ:タネ植え / 水やり / 伐採
木が育つと オノで攻撃や木の伐採ができる ”
- 最後の切りふだ:ゆめのマイハウス
たぬきち、まめきち、つぶきちを呼んでファイターを閉じ込めた家を建設し、その後家が爆発してファイターをふっとばす。
むらびとの夢と夢オチをかけているらしい。誰うま。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』での変更点など
『for』でも弱攻撃が百烈攻撃に近い形で使えたが、『SP』では3回以上パンチを行うと、百裂フィニッシュのようにストレートで締めるようになった。突き出す腕もちゃんと回数に応じて変わる。
驚異的な飛行能力を持つ上必殺ワザ「バルーントリップ」は、短時間で連続使用すると飛べる時間が短くなるのだが、『SP』ではこれが半分以下だと、風船が1個しか出なくなるというデメリットが付与された。
新たに参戦したしずえもかなり似た性能をしているが、スマッシュ攻撃や横・下必殺ワザなどが異なり、細かな性能差も多い。自分に合う方を使うといいだろう。
その他
カラーバリエーション
カラーバリエーションは男女4種類ずつで、選択したカラーによって顔のパターンや髪型・服装などが変わる。ほとんどは『おいでよ』と『街へいこうよ』の初期状態と同じだが、3Pカラーのみ異なる。
また、『SP』では7P・8Pカラーが『ハッピーホームデザイナー』を意識した、肌が黒いものになっている。
勝ちあがり乱闘「普通のひとは強かった!」
ROUND | 敵 | 備考 |
---|---|---|
1 | むらびと×6 | 軍団戦(3体ずつ) |
2 | ポケモントレーナー | |
3 | ネス、リュカ | |
4 | ドクターマリオ | |
5 | Wii Fit トレーナー×2 | |
6 | しずえ | |
BOSS | マスターハンド(&クレイジーハンド) |
普通の人間や、原作ゲームで戦う要素がないイメージのファイターが登場。
余談だが、これまで怖いもの知らずと思われてきたむらびとだが、『SP』の「灯火の星」のオープニングではキーラのビームに対して慌てて走り回ることしかできず、「勝ちあがり乱闘」の壁画ではホンキ度1.0の所でルイージと共に謎のモンスターに、カズヤの参戦イラストでもカズヤの悪魔的所業に怯えているなど、いかにも「普通のひと」といった感じの描写が多い。
余談
ひらがな
スマッシュアピールでも語られているが、むらびとは地味に初の「名前が全てひらがなのファイター」だったりする。『SP』のDLCファイターが出揃った時点でも、他には同シリーズ出身のしずえしか例がない(一応、ひらがなを使ったファイターの先例はいるが)。
戦う一般人
ヒーローやスターなどの特殊な立場ではない「一般人」の参入としてはサラリーマンであるキャプテン・オリマーがいるので初ではない。
しかしオリマーは日常生活から一転して戦わなければいけない状況に陥った経緯があり、自身でなくピクミンを指揮して戦うスタイル、『ピクミン2』で強く描かれた冒険家のイメージが強く、サラリーマンはあくまで日常生活の上での肩書きであるということであまり話題にはならなかった。
まあ、広い世の中には「戦う市長」とか「戦う(元)州知事」とか「戦う大統領」(自称もいるけど)とか「戦うコック」なんてのもいるので、戦う村長なんてのはさしたるものではないだろう。
インパクトの強さ
前作『X』の時点では、公式から「人気が高くても、戦闘に相応しくないキャラは(プレイアブルキャラとして)出しにくい」と言う発言があり、企画書段階でも「戦いのイメージとかけ離れている者は(プレイアブルキャラとして)、出る事はまず無い」とされていて、彼を初めとする『どうぶつの森』シリーズのキャラもそれらの一例として挙げられていた。
そうしたこともあって、誰も彼が参戦するなど予測もしていなかっただけに、参戦が報じられた際のインパクトは、ゲスト参戦のロックマンよりもある意味凄まじいものがあったと言えるだろう。
しかしその数時間後、さらに想像し得なかったファイターの参戦が発表され、プレイヤー達にさらなる衝撃を与えた。
当時の公式の発言とは一体なんだったのか…?と言われていたが、雑誌「週刊ファミ通 1282号」にてディレクターの桜井政博氏から、前作で参戦出来なかったむらびとが何故新作にプレイアブルキャラとして参戦出来たのかという理由が明かされた。
以下、掲載された桜井氏の発言。
「いかにも戦闘キャラではないですよね。事実、前作『スマブラX』の検討時に、戦闘に向いていない『どうぶつの森の主人公』を外したという例があります。身も蓋もないことですが、これは『私が出来ると思えば体現出来るし、そうでなければ出来ない』ということが大きいです」
「どんなに戦闘に向いているキャラでも、面白い個性を捻出出来なければそれまでです」
「個性的な体術や戦法でゲームを面白くしています」
「かつてのフォックスやキャプテン・ファルコンも、アクションゲームの体術に参考になるようなものはありませんでした」
要するに今までに無いような個性を持ったキャラクターが欲しかった…ということであろうか。また当時の公式の発言から読み取られたであろう「戦闘に相応しくないキャラはイメージが崩れるから参戦しない」というルールはそもそも存在しないと考えられる。
「どうぶつの森」と「モンハン」はコラボした事があるが、リオレウスとタイマンかましたのはなんとスマブラSPが初。本家モンハンのハンターが基本的に装備を整えて狩りに出るのに対して、むらびとはラフすぎる格好かつこれといったメインの武器を持っていない点。しいていえば道具としての「オノ」を持っている点か。狩りにモンハンでむらびとを再現するなら軽装(もしくは鎧兜を装備しない)かつスラッシュアックスとタル爆弾のみで挑む縛りプレイとなるだろう。
それを素でやってのけるむらびとはやはり只者ではない。
マリオカート8
『とびだせ』のアートワークで描かれている主人公達を代表して、男女一人ずつがしずえさんと共にゲスト参戦。2015年4月23日に有料DLC第2弾として配信された。
男女で性能が違い、男の子はタヌキマリオ、女の子はネコピーチと同じ性能。
Wii U版では同一枠だが、Switch版の『マリオカート8デラックス』では上記の性能差を踏まえてか、男女で別枠扱いとなっている(表記はどちらも「むらびと」のまま)。
村全体を巡るコース「どうぶつの森」も追加。
沿道にはたぬきちやフータを初めとしたお馴染みのキャラクターが確認できる。
リセットさんに至ってはコース中に現れ、カートを止めにかかってくる。
このコースには四季があり、プレイする度に村の風景が変化し、季節に合わせたギミックが追加される。冬はリセットさんの代わりにゆきだるまが走行を妨げる。
まさに1年を通して遊べる、どうぶつの森らしいコースと言えるだろう。
いつもの俯瞰視点からはずれて、美しい村の景色を見て回れる素晴らしいコースなので、どうぶつの森ファンなら一度はプレイしてみてほしい。
四季折々の楽しげな雰囲気を、住人たちの目線から味わえるはずだ。
しかし、どうぶつの森の村はキノコ王国内にあるのだろうか。
実際にあるとすれば、ピーチ姫のような人間と言えるキャラクターがいることへの説明がつくのだが、まぁその辺は気にしないほうがいいだろう。
関連イラスト
関連タグ
どうぶつの森
どうぶつの森の登場人物
超人 鉄人 規格外…まさにむらびとの為にある言葉。
範馬勇次郎……別の世界の地上最強の生物仲間?
ビッグ・ボス……ある意味人間離れしてる繋がり。彼が「ビッグ・ボス」と名乗るようになってからは巨大兵器の踏みつけを押し返す程にもなった。しかも拠点開発に熱心と共通点がある
ガナード・マジニ……違う意味でもはや人間ですらないホラーな村人
スマブラ関連
かかっておいでよどうぶつの森 場外へとびだせどうぶつの森
あの世へいこうよどうぶつの森 たたかえどうぶつの森
スローライフの本気
きれいなむらびと
しずえ:むらびとを元にしたファイター
44.ウルフ → 45.むらびと → 46.ロックマン