概要
正式表記は『街へいこうよ どうぶつの森』。
前作から3年後の2008年11月20日に発売。
従来の一つの「村」と「島」(離島)だけでなく、かっぺいが運転手を務めるバスに乗って現代的な「街」(市街地)での買い物などのお出かけが可能となったのが最大の特徴である。
前作で登場しなかった住人たちが復活した他、データの一部引き継ぎも行う事ができる。
クレジットカードについて
ATMの貯金額が1万ベルを超えると貰える、街森限定のアイテム。グレイシーグレースなどで使え、現金がなくても決済できる。
また、貯金額100万ベルを達するとゴールドカードになるが、見た目がリッチになるだけで、性能は変わらない。
なお、たぬきちの店では対応不可なので気を付けよう。
漫画版
・『街へいこうよ どうぶつの森 ~たんぽぽ村だより~』
森江真子執筆
・『街へいこうよ どうぶつの森 あつまれ!こもびれ村』
村上ゆみ子執筆
デンゲキニンテンドーDSにて連載。
その他
初報
本作の初報は、前作をベースとしたアニメ映画『劇場版 どうぶつの森』のエンドロールの最後の原作表記に添えられた《次は Wii で会いましょう》というメッセージで公にされた。(なお原作表記の「DS」「おい森」と初報メッセージの「Wii」はいずれもロゴが記載された。また2020年のBS12におけるテレビ放送では、メッセージは削除されている)
とたけけの演奏(「とび森」「あつ森」)
シリーズの後年作である『とびだせどうぶつの森』において、本作の街のBGMがとたけけの楽曲として追加された。ただし、とび森の段階ではこの楽曲は所謂「はずれ曲(とたけけのライブで「とたけけのレパートリーにないデタラメな曲目」をリクエストした際に3分の1で流れる曲)」であり、インスト版(ミュージックとして所持し、特定家具があればいつでも聴けるもの)が存在しなかった。
しかし、とび森の次回作である『あつまれどうぶつの森』では、直接リクエスト限定の「ヒミツの曲」として「どうぶつのまち」の名前でインスト版も入手出来るようになった。(ちなみに、このような流れ自体はシリーズ恒例で存在している。なお、実はとび森の時点でも攻略本や解析の影響で既に、同ポジションの曲である「さよなら」と「ドライブ」共々曲名が一部のプレイヤーにはバレていた。)
また、あつ森では「どうぶつのまち」の他に、本作及び前作のメインテーマ兼タイトル画面のBGMが「はずれ01(あつ森のサントラで判明)」の名前で「はずれ曲」化しており、これを聴きたい者達は上記のランダム仕様に翻弄されることとなった。(いずれにせよ次回作になれば、こちらの曲も恐らく「どうぶつのまち」のように「ヒミツの曲」になるので、ある程度改善されるとは思われるが。)
・・・しかし、2024年10月31日にスタートした『Nintendo Music』(※『Nintendo Switch Online』加入者向けサービス)ではあつ森のBGMがほぼ全て登録されているので、必然的に本楽曲も自由に聴けるようになった。(あつ森を実際にプレイする必要も、ランダム性に頭を悩ませることも無くなった)
なお、サントラと違い曲名が「はずれ01」から「エクストラ1」になっている点は注意。