概要
第五作・『とびだせどうぶつの森』からはニンテンドー3DSの携帯性・操作性が変化。
元々の狙いは、ゲーム機を家族(父・母・自分・きょうだい)で使用するという内容だったが、現代のゲーム事情で分かる通り、携帯機を家族一人一人が個別に持つスタイルが普及した。
結果、一人で四人分のむらびとを管理できる状況が出来た。
これがサブ住民の誕生である。
概要(物置時代)
サブ住民の元々の使用法?はメイン住民の物置というのが圧倒的だった、らしい。
と言うのも、むらびとの家の収納数はマイホーム増築等で増えていくが限界があり、家具や服の総数は最終収容数を超えている。
そこでサブ住民を住民として呼び、むらびとがベルを肩代わりしてでもマイホームを最終段階まで進ませ、そこにむらびとの家具等を収納させていたそうだ。
しかし、サブ住民は物置で終わらなかった。
プレイヤーの中にはサブ住民とむらびとを使い分けて、むらびとと異なる家の内装や性別に設定して楽しむ人も多々いるのだが、その中に漫画家が居た。(当時はインターネット環境が格段に違う事を頭に入れてもらいたい)
例えば、『とびコ森』の作者は倉庫として呼び寄せた筈のサブ住民が、住民から愛されキャラになって行く経緯を赤裸々に描いている。
このように、プレイヤーの想像力と妄想力次第でマイネタや裏設定が盛り込まれ、様々なプレイ方法がプラットフォームの性能が増すたびに発生していった。
概要(あつ森時代)
プラットフォームがニンテンドースイッチとなった今作、発売から一か月経たずに新型コロナウイルスの影響で外出自粛・巣ごもり生活が発生。結果、『あつまれどうぶつの森』の販売数が全世界で爆発的に伸び、島同士の交流だけに留まらず、公式ブランドショップ・公式市町村・公式イベント等で従業員が島を企業様にクリエイトする事態となり、海外では大統領選挙にまで及び、とうとう島クリエイト部分だけで映画化が決定した。
あつ森は、新型コミュニケーションアイテムへと進化した。(ぱらっぱらー)
あつ森はシリーズで初めて、島そのものの地形を変えるDIY、クリエイトシステムを採用。
その為、今までは固定化していた村の形がプレイヤーの腕と創造次第で作り替えられる内容となっている。指定範囲内ならば如何様にも設定出来(河口は3パターンの中から選ぶ必要がある)、かなりハイクオリティな島が幾つも動画でアップされ続けている。
ここでのサブ住民は、今までの倉庫・カスタマイズできる建造物としてマイホームを利用される扱い以外に、新たな用途が誕生。
サブ島のサブ島民である。
誕生の経緯として最も多いのは、ニンテンドースイッチを元々持っていたのに、あつ森仕様のニンテンドースイッチ(あつ森ダウンロード済み)が発売したので買ったという物。
たとえばこのプレイヤーは、あつ森仕様の購入後にサブ島生活の動画を上げており、その中でメイン島のむらびと(ここまで来たら島民だと思うが…)とのベルのやり取りを
「おねえちゃん、(サブ島で売地欲しいから)お金貸して…」(9分56秒参照)と表現している。(現地時間、夜中の10時)
変わらずサブ住民がネタキャラ扱いなのは違いないが、返って自由度が増したという面が強調され、むらびとでやれない事、見逃してしまった事などを代わりに行うやり込みキャラとしての側面が全世界規模で発生している。