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「税金みてーなモンだ……オメーのヘマはもともと計算に入れている……つっただろ?ドシロート」


プロフィール

所属校湘北高等学校(1年)
身長187cm
体重75kg
誕生日1月1日(山羊座)
背番号11
ポジションスモールフォワード(SF)
CV緑川光(1993年版)、神尾晋一郎(「THE FIRST」)

概要

湘北高校の1年生。

中学時代はスタープレイヤーとして多くの高校から誘いを受けたが、「家から近い」という理由だけで弱小な湘北高校へ入学した異端児。


※彼にとってバスケは生活の一部だが、国内で活躍することよりいずれ海外に留学し、本場アメリカで活躍することを夢見ていたため、国内の高校はどこでも良かったわけである。


人物

趣味は睡眠。バスケをやっている時以外は寝ていると言っても過言ではなく、朝は眠りながら自転車を漕いで登校し、授業中ももっぱら居眠り。眠りを邪魔されることを非常に嫌い、「何人たりともオレの眠りを妨げる者は許さん」と教師ですらぶん殴ろうとする問題児で、当然学業成績も壊滅的である(この為、1学期の期末テストでは赤点を4つ取ってしまい、危うく全国大会への出場が取り止めになる所であった)。ただ、寝起きは悪くなく、仙道とは違い寝坊はしない。


女子に大人気で、ヒロイン・赤木晴子に惚れられており、本人非公認の「流川楓親衛隊」というファンクラブも存在する。「L・O・V・Eルカワ!」。しかし、本人は全く女っ気がゼロで、彼女らとはほとんど相手にしていないどころか、周囲の声援も歯牙にも掛けていない(そもそも寝ることと洋楽を聴きながら自転車通学していること以外のプライベート情報がほとんどない。黒板漫画では英会話用のリスニングテープを聴いていた)。


口癖は「どあほう」。精神的にタフで、緊張とは無縁。また、普段はクールを装っているが、秘めたる心は誰よりも情熱的で、勝負にひたすら貪欲な姿勢を見せる。それで、時折ワンマンプレーに走ることがあるが、その世間の評価もはねのけるほどの能力とタフさを併せ持つ。


無口で無礼な態度をとるため、目上の者から生意気だと反感をかうこともしばしば。 但し、上記の桜木の努力を認めるなど、バスケットへの真摯さや敬意があれば、相手に一切妥協しない。


また、前述したとおり彼にとって高校バスケは通過点であり、海外留学を夢見ていた。それで安西先生に志願してみるが予想外に反対され、彼は将来有望の若手の芽を摘み取ってしまった苦い経験(安西ならびに谷沢龍二の記事を参照)を語り、まずは国内でナンバーワンになりなさいと諭されることになる。


強い向上心を持ち、マイペースを通り越した唯我独尊に見えるが、安西先生に諭された際には「よろしくご指導ご鞭撻のほどお願いします」と頭を下げ、赤木をキャプテン、宮城彩子をセンパイと呼ぶなど弁えているなど、花道ほど礼儀知らずではない。


また、三井バスケ部襲撃事件の際にヤスが殴られると、「許さん」と言ってキレており、普段は他人に無関心だがバスケが絡む有事には熱くなるようである。


初登場時は、睡眠を邪魔した堀田達を返り討ちにした際に頭を怪我。その上に、直後に晴子の勘違いと自分を心配する晴子へのそっけない態度(と言っても流川からすれば晴子は赤の他人の女子でしかないので、本当に「誰だよお前」としか言いようがなかったので無理もない)に逆上した花道にぶん殴られるという、本人からすれば本当に理不尽極まりない目にあっている。つまり、流川本人からすれば「屋上で寝てたら、邪魔した上級生を返り討ちにしたところ、知らない赤髪の不良と女子がどさくさに現れて、馴れ馴れしく心配してくる女子を軽くあしらったらいきなりキレた赤髪の不良に殴られた」という状況でしかなかった。……冷静に考えたらここまで理不尽な目に遭ってよく根に持たなかったものである。まあさすがに殴られた直後には(桜木か、あんにゃろう…)と軽く毒付いてはいたが。


そんなキャラクターからか、主人公桜木花道との関係は決して良好ではなく、情熱的、感情的で赤が似合う桜木花道とは対極にいる、青か黒が似合うキャラクター。晴子への一方通行の三角関係もあって桜木は彼を敵視しているが、流川本人は桜木をそこまでライバル意識していない。ただ、前述のように色々と細かい私怨はあるため、ところどころでぶつかり合っている。また、一度桜木と1on1の挑戦を受けたときは、相手を自信喪失させるほどに完膚なきまでに打ちのめしている。しかし後の山王戦でのセリフによると、この時の流川は桜木に全力を出させられていたとのこと。

実は作中において花道の努力や能力を認めている台詞はチームメイトの中で誰よりも多い。言い方が単にぶっきらぼうなだけで


その二人のしがらみは試合中にも影響しており、なかなか二人が試合で噛み合うことはなく、二人の歯車が噛み合った時が本当の湘北の実力とも評されたほど。それを証明するように、彼が試合中に桜木にパスを渡したのは陵南との練習試合で間違って出したもの(余裕が無く、ユニフォームのSHOHOKUしか見えなかった)と、山王戦最後の「左手は添えるだけ…」のシーンだけである。ちなみに、桜木も自分の意志でパスしたのもその山王戦だけだが、間違ってパスしたりやむなく出したりしたのは何回かある。


インターハイ終了後、全日本高校選抜に選ばれていた。海辺をランニング中に桜木に遭遇した際、「JAPAN」の文字が入ったユニフォームを見せ付けて去るという地味な嫌がらせをしていた。


選手として

非常に高いオフェンス能力(は「中でも外でも点が取れる攻撃(オフェンス)の鬼」と評している)を持ち、かつ身体能力も非常に高いが、まだ1年生故スタミナが足りず(他と比べてスタミナが特別ないという程ではないが、桜木や清田といったライバルから言及はされている)、1試合すべて全力でプレイする事が出来ない事が弱点で、露呈した海南戦以降の各試合の前半戦にその対策を講じるようにもなった(陵南戦は流しつつのプレイに徹し、豊玉戦は怪我で途中離脱、山王戦はマークマンの沢北交代したタイミングで自身も木暮と交代した)。


余談

作者の初期作品には同名の人物が何名か登場しており、容姿も似通っているが、性格や表情はかなり柔らかい。


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