「バスケットは…お好きですか?」
「もう……桜木くんと流川くんって、どうしてあんなに仲が悪いのかしら……?」
概要
CV:平松晶子(1993年版)、坂本真綾(劇場版THEFIRSTSLAMDUNK)
桜木花道の憧れの人物で、本作のヒロイン。花道からは「ハルコさん」と呼ばれている。
花道を初めて見たときに、花道の体格の良さや驚異的なジャンプ力から彼をバスケ部に勧誘した。何かと花道のことを気遣い、落ち込むことの多い花道をあくまで友人として健気に支えるため、彼女の存在が花道の原動力になっている。
流川楓に片想いしているが、自身への恋に疎い性格で花道の想いに気づいていない。原作では流川と会話したのは初対面時のみでそれ以降は流川が無口なこともあり返事を返されるシーンはない。ただし、同じ流川ファンでありながら一方的に花道を敵視している流川楓親衛隊のことは快く思っていない。
また、原作当初から暫くは桜木と流川の仲については上記セリフくらいにしか認識していなかったが、終盤の山王戦では流川に対して頑なにパスを出さない桜木のライバル意識について、ツッコミを入れるくらいにはなっていた。
自身も中学時代はバスケ部に所属していたが、運動神経はかなり鈍くよく転ぶ。湘北がインターハイ出場を決めた後に、髪型がセミロングからセミショートになった。
原作では第1話で一コマだけパンチラシーンが描かれている。
兄・剛憲の引退後は、彩子に誘われ湘北バスケ部のマネージャーとなる。花道がバスケ部に戻ってくるまで、バスケ部の状況を毎週手紙で伝えるのが最初の仕事。
花道の想いに気づいている節もあるが、流川の全日本入りを嬉しそうに伝えるなど、実際の真意は不明。
単行本の登場人物紹介では「モテモテの女の子」と書かれているが、晴子が花道と青田(と劇場版の南郷)以外からモテていた描写は無い。ただし最終回で彩子から紹介された際に桑田が顔を赤らめている描写がある。
余談
- 原型は作者の読み切り作品『赤が好き』のヒロイン・大咲晴子。読書が趣味で心理学系の本が好きなのと視力が悪くて眼鏡を掛けている事、それと不良が嫌いな性格をしていた。
- 緑黄色社会のボーカル・長屋晴子の名前の由来となっている。