プロフィール
※134話では165cm、200話扉絵のインハイ参加申込書には164cmの記載がある
概要
井上雄彦のバスケットボール漫画『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物。
宮城リョータと同じく湘北バスケ部の2年生。
入部当時には15人いた新入部員の中で、宮城・潮崎・角田とともにバスケ部に残った数少ない一人。
人物
以降は先輩の木暮とともに桜木のなだめ役となり、時には体を張って彼を止める。
一人称は主に「オレ」だが、「ぼく」を使う時もある。
宮城とは中学からの付き合いで仲が良く、小学生からPGを務める彼の実力には厚い信頼を寄せる。
宮城と桜木からは「ヤス」、同学年の彩子からは「ヤッちゃん」と呼ばれている。(初期は「やっちゃん」呼びで、時折「ヤっちゃん」呼びの表記揺れもある)
電話機(固定電話)の受話器を他者に取り次ぐ時は、送話口に手を当てて渡す。
仲間思い・後輩思い
- 同じガードの宮城とは部内でポジションを争う立場だが、彼の活躍を毎回我が事のように喜ぶ。
- 陵南との練習試合では足がつった流川を気遣い、インターハイ県予選の海南戦や陵南戦では桜木を諭したり励ましたりしている。
- 海南戦後半の土壇場で桜木が見せるまさかのプレイに沸き立つ姿もある。
- 上下関係に無頓着な桜木に多々手荒に扱われるが、後述のバスケ部襲撃事件の頃には安田の身を案ずるほどに懐かれる。
- 同じく襲撃時には安田が殴られたのを機に流川が切れる場面もあり、規格外の後輩たちにも実は慕われているのがわかる。
バスケ部襲撃事件
本来の安田は鉄拳制裁型のキャプテン赤木に怯えたり、強面の対戦相手に萎縮するような一般的な感覚の持ち主。
しかしバスケ部出場停止の危機に立たされ、首謀者の三井を説得する勇姿を見せる。
3年生との関係
- 赤木の叱責を恐れ夢に見てうなされるほどだが、同時に尊敬もしており、彼にプレイを褒められると喜色満面に変わる。
- 赤木の前で口を滑らせ禁句の「ゴリラダンク」を使って拳骨を食らったりもするが、試合でこのダンクが決まれば大喜びする。「ハエたたき」と呼ばれる赤木のブロックも同様。
- 緊張で実力を発揮できない時があるものの、安西先生や木暮からはここ一番で野次や挑発にも動じぬ胆力を買われている。
- 木暮はIH山王戦で安田の投入も進言しており、エースガードの宮城には及ばずともPGとして評価されているのが窺える。
選手として
- 背番号6のユニフォーム
宮城復帰前の陵南との練習試合では、スタメンに抜擢され感激で涙ぐむ。
かつて高校バスケには1〜3の背番号を欠番とし、使用するのは4からの連番という規定があり、通常9番以降はベンチプレイヤーか下級生に割り当てられた。※PGを1番とするポジション番号とは別物。
部員数の少ない湘北では全員がベンチ入りできるが、それでもスターティングファイブに選ばれた喜びはひとしおだった模様。
なおこの試合では作中に描写がある分だけでも5得点している。
- IH豊玉戦
豊玉との1回戦では前半に桜木と交代で出場し、試合をコントロールする役割を任される。
県予選陵南戦では大役に自信を持てずにいたが、この豊玉戦ではいざとなれば度胸があるところを示す。
心優しく穏やかな常識人で、熱くなりやすい宮城のブレーキ役もこなす。
そのため宮城が鬼キャプテン且つ湘北の新たなムチ役となった次代チームでは、安田もまた木暮の役目を引き継ぎ副キャプテン兼アメ役となるに違いないと読者間での呼び声が高い。
関連イラスト
関連タグ
別名・表記揺れ
※pixivではこの通称がタグ使用されることがあるが、同名キャラが広範囲のジャンルに存在するため曖昧さ回避が必要となっている。
※現状では他ジャンルと混在して検索しにくいので、通称ではなくフルネームでのタグ付けが推奨される。