概要
3年、184cm、背番号9(2年)→4(3年)、SF。
豊玉高校バスケ部主将。実家は薬局を営んでいる。
クイックモーションからのスリーポイントシュートを得意とし、大阪得点ランキング1位の実力を持つ。
人物
少年時代から北野監督の「ラン&ガン」バスケットに憧れ、岸本達と共に豊玉に入学。
しかしその後、成績不振を理由に北野は解任され、後任の金平監督が「ラン&ガン」を蔑ろにする発言を聞き、自分達がラン&ガンバスケで優勝し、北野を監督として豊玉に呼び戻すことを何よりの目標とする。
普段はクールで温厚だが、北野を侮辱されると激しい怒りを露わにする。桜木からは「カリメロ」と呼ばれている。
前年の翔陽戦では、藤真に対し威嚇で振り回した肘が当たり怪我を負わせた。
以来、“エースキラー”の異名がつき、チームもその後逆転勝ちを収めたことから、自分の中でそれを無理矢理に正当化するものの、同時に良心の呵責に苦しむ。
湘北との試合では、前半にエースの流川楓を藤真のように肘を当てて左目を腫れ上がらせる怪我を負わせたが、その後復帰して活躍する姿を見て精神が不安定となり、後半から全く得点出来ず不調に陥り仲間割れが起きてしまう。そして、暴走して流川を完全に潰そうとレイアップからの特攻を仕掛けようとするが、「バスケットは好きか?南よ」と問いかける北野の顔が浮かび躊躇したことでバランスを崩し、自分が負傷して気絶。
目を覚ますとそこに北野がいて自分を手当てしており、今は小学生にラン&ガンバスケを教えていることを知り、楽しみながらバスケをしていた昔の自分を思い出して試合に復帰。岸本に北野がいることを教え、初心に戻ってまとまり、バスケに完全に集中して調子を取り戻すが、あと一歩及ばず試合に負ける。
試合後、湘北が泊まる旅館に赴いて流川を呼び出し、怪我を負わせたことを謝罪し、実家が営む薬局の良く効く塗り薬をあげた。
ちなみに、「流川」の読み方を終始「ナガレカワ」と間違えていた(最初に名前を見た時に自分含め誰も読み方がわからず、矢嶋がそう言ったことで決め付けてしまった)。旅館に来た時も女将にそう伝えたことで女将が「ナガレカワさん」と呼び回っていた(偶然ロビーにいた流川は「自分では?」と気付いた)。また、作中のIHの舞台は広島県であり、所謂飲み屋街として「流川(ながれかわ)」が有名である。
関連タグ
類似キャラクター
花宮真:『黒子のバスケ』の登場人物で、南烈同様ラフプレイで相手のエースを潰す選手。しかし良心の呵責に苦しんでいた南と違い、こちらは青春をかけてバスケをしてきた相手が惨めに負ける姿を見たいと述べる、正真正銘のゲス。