心を凍らせるスノークリスタル
こころをこおらせるすのーくりすたる
効果モンスター
星6/光属性/水族/攻 300/守1900
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのモンスターの数が相手フィールドのモンスターより2体以上少ない場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):フィールドのこのカードは効果では破壊されない。
(3):相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にする。
DMシリーズのゲームオリジナルモンスターのOCG化はタロンズ・オブ・シュリーレン以来であり、コンストラクションモンスターとしては5体目のOCG化となった。
自身を特殊召喚する能力、耐性能力、モンスターの効果を無効にする能力というメインデッキの上級以上のモンスターに求められるものが一通り揃っているように見えるが、特殊召喚能力は効果の発動を伴うもので、戦闘能力が低いためアタッカーにならず耐性も活かしにくく、無効効果は対象を取る上に相手ターンに発動できるものでもない。
テーマ無所属のモンスターがこの性能で現代環境に適応しているかと言われると、素材・後手捲り要員と割り切ったとしてもかなり怪しい。
同時期に登場したカオティック・エレメンツの効果でサーチ・サルベージができるので【ティスティア】における後手捲り要員としてなら多少は使いようがあるかもしれないが、基本的にはダイナレスラー・パンクラトプスに比べると格段に見劣りするカードと言わざるを得ないだろう。
DM3版
通常モンスター
星4/機械族/白魔族/攻 300/守1900
DM4版
通常モンスター
星6/水族/白魔族/攻 300/守1900
ゆきのようにつめたいふぶきをはき クリスタルのようにかたいからだをもつ
DM3に登場したコンストラクションモンスターの1体で、No.47の上半身パーツ「こころをこおらせる」と下半身パーツ「スノークリスタル」の正規の組み合わせとなるモンスター。
DM4ではDM3に登場した全140体の正規のコンストラクションモンスターの中から7体のみがゲームオリジナルのモンスターとして収録されており、そのうちの1体がこのカードとなる。
OCGで光属性に設定されているのはゲーム作品で召喚魔族が白魔族であったことに由来し、OCGにおける耐性効果が説明文の「クリスタルのようにかたいからだ」を、無効効果が「ゆきのようにつめたいふぶきをはき」相手モンスターの心を凍らせる様子を表現していると思われる。
性能としてはDM4の上級モンスターの中では守備力が高い方だが、本作では生け贄を用意してまで壁にしかならないモンスターを出す意義がないので実用性は低い。