くらぁーーー!!
プロフィール
概要
どうぶつの森シリーズでゲームをセーブせずに終了(つまりリセット)すると次のプレイの時に現れるキャラクター。
気に食わない結果になったらリセット、というずるいプレイをしている場合はもちろん、リセットの原因が停電だろうが電池切れだろうがフリーズだろうがお構いなくあらわれる。
Wi-Fiの通信エラーの時は例外的に謝ってくれる。
リセットボタンが押されると風呂に入っていても、食事中であっても洗濯をしていたとしても「わざわざ主人公の家までのトンネルを掘って」駆けつけなければならない使命を(何故か)持っている。
リセットさんが登場すると、お説教をされ、場合によっては反省の言葉を述べさせられたり画面を真っ暗にされたりすることになる(なお、反省の言葉を述べさせられるパターンで「うるさい」などの暴言を入力すると……)。
しかし、この手間を惜しんで更にリセットされてしまう事もある。
作品によっては「ラケットさん」という兄が登場することもある。こちらはリセットさんと違い温厚であるが登場するシーンはかなり限られている(但し街森ではリセット監視センターに行くことで出会う事が可能)。
リセットさんとの会話内容はかなり作り込まれており、セリフのバリエーションが豊富。
しかも、何回「リセットしたかったから」と言ったかに応じてお説教の内容が変わるため、リセットさんとの会話が見たくてわざとリセットする人もいたりする。
説教を聞かされる、という事を除けば実害は無い。次やったら……と言われてもそこまではしないやさしいおじさんである。
何度もリセットしていると「なんべん ゆ~たらわかるんじゃ~っ!」「ゆ~てもゆ~てもわからんやつやな~っ!!」と怒られてしまうが、それ以上の事は特に無い。
ちなみに、服装は『どうぶつの森』時点では鯉口シャツに腹巻きという格好だが、『どうぶつの森e+』以降はオーバーオールを着用している。
兄弟ともに関西弁であるが、ラケットさんは京言葉っぽい。任天堂のお膝元が京都だからか?
カード等によると、作中に登場しないが妻子がいるらしい。
また、肉体労働+大声で怒鳴らないといけないため、腰痛持ちで高血圧らしく、何度も呼び出していると体調不良で寝込んでしまう事もある。
劇場版でのリセットさん
『劇場版 どうぶつの森』ではお笑い芸人の木村祐一が声を担当した。
また、劇場版ではリセット諸々の設定がないため、普通に村の番人と言う設定で、配達中のアクシデントでアポロの青バラ庭園を荒らしてしまったあいに説教した他、ゆうとアルベルトが化石掘りしていた時、それが原因でトンネルが陥没した挙げ句、化石と間違われて頭をスコップでつつかれて腹を立てていた。
『とびだせどうぶつの森』では……
そんなシリーズ通して登場し「ゲームながらリセットをしてはいけない」ということを説いていたリセットさんではあるが、『とびだせどうぶつの森』では彼の所属していたリセット監視センター、通称「リかせん」が事業仕分けの対象とされてしまったようであり、はじめてリセットをした際に顔見せだけはするが、それ以降登場することは無い。
しかしながら、公共事業としてリセット監視センターを作る事も出来、作った場合は従来の作品通り、リセットする度に駆けつけてくれる。この公共事業だが実に368,000ベルとかなり高額であるが、リセットさんに怒られたい、という人は是非とも作ってみてほしい。
ちなみにリセット監視センターを完成させると自宅前でいきなり現れてお礼を言いに来る。なお、今回はセーブせずに終了となった場合に現れるのはいつも通りだが、何故そうなったかの言い分をこちらから言う事ができるようになり、『バッテリー切れ』『身に覚えがない』『ワザと』の選択肢が出てくるワンクッション型となっている。『バッテリー切れ』の場合はバッテリー残量に気を付けるよう忠告し、原因不明であった場合の『身に覚えがない』だと素直に帰っていく。そして『ワザと』を選ぶと改めて登場してお馴染みの説教タイムである。
リセット監視センターはマンホールの蓋が入口になっており、天気が悪天候だった場合に次の日の夜9時過ぎになると開くことがあり中に入る事ができる。何度かそこでリセットさんかラケットさんと会話していると写真がもらえるが、もらえるのは一度限りなので注意。このイベントはその日一回だけなので誰か先に入ると他のむらびとはその日は入れない。
勤務中は直ぐ出動できるよう椅子に座りながら過ごしており、誰かのリセットを感知すると物々しいアラームと共に椅子がカタパルトに移動、物凄いスピードで飛び出していく。
当然というかこれにもリセット機能は無く、例え忘れ物があろうがイタズラで誤作動しようが一度動き出すと止められない。
出動時の掛け声は「レンジャー!!」
ちなみに「デンジャー!!」と叫んでも出動状態になるらしい。
……あ~っ!!
く、つ、し、た〜!!………
稀に喫茶店でリセットさんかラケットさんがコーヒーを飲んでいる事もある。
『あつまれどうぶつの森』のリセットさん
『とびだせどうぶつの森』でリセット監視センターが廃止され、上記の会話の中でリセットさん本人も「先のない業種だからやめておけ」と言っていた通り、『あつまれどうぶつの森』は完全オートセーブ制となり、必然的にリセットさんの出番も無くなってしまった。
とうとうリセットさんは完全リストラか・・・と思いきや、島で不測の事態が起こり、移動できなくなってしまった際に助けを求められる緊急脱出サービスのオペレーターの1人としてリセットさんと思しき人物に電話がつながるようになっており、更に脱出させてもらった後に「オートセーブっちゅうもんがあるからリセットはできませんねん」と言われたり、勘違いしがちな言葉の豆知識を言うなど、姿こそ見ることはないもののほぼリセットさんで間違いないと思われる描写が多い。(因みに本来必要であるマイルが足りなくても適当な場所だが、脱出させてくれる。何とありがたい存在では無いか。)
脱出方法は機密事項とのことだが、オペレーター曰く「屋内では天井に頭をぶつける」とのこと。スマホのアイコン宜しく空中からヘリで脱出させているのだろうか。
また、条件不明だが「代役」を名乗る京言葉風の喋り方のオペレーターにつながることもある。どうやら兄弟揃って緊急脱出サービスのオペレーターとして再就職を果たしたようである。
なお、この緊急脱出サービスは自分の島以外では他の島でも可能。挙句の果てには夢で行ける他の島でも呼び出せる。ただし、この場合はよくわからない状況下なのでマイルは消費しない。あまり頻繁に使うと…?
ちなみにこのサービスは「タクミライフのある諸島(ハッピーホームパラダイス)」「パニー(パニエル)の島」ではエリア対象外で呼び出せない。
そして、2021年1月28日に行われたバージョン1.7.0アップデートにて、念願のリセットさん登場!
たぬポータル内の「たぬきショッピング」で、期間限定販売される商品「グラウンドホッグのもけい」のモデルがリセットさんである。
これは2月2日にアメリカやカナダなどで行われる行事「グラウンドホッグデー」に因んだもので、冬眠から目覚めたグラウンドホッグ(ウッドチャック)の行動によって春の訪れを占うというもの。グラウンドホッグはミルホッグのモデルでもある。
って、グラウンドホッグはマーモット、つまりリスであってモグラじゃないんですが…
2021年11月5日に行われたver.2.0へのアップデートにて喫茶ハトの巣が復活されたことに伴い、ハトの巣の客として再登場が決定。これまでリセットしてきたプレイヤーに説教をかましてきた彼だが、何か思う所があったのか『人生にリセットボタンがあってもエエやろ!!』という迷言を残す。
また、以前の仕事が年中無休で監視する激務だったこと、連絡があった時だけ対応する今の仕事は結構気に入っていることを語ってくれる。仕事上怒る必要もあまり無くなったのでストレスも減ったとさ。
好物は豚まんらしい。
リセットさんが出てくるメカニズム
プレイヤーの中には、何故セーブしていないのがわかるのか疑問に思う人もいるだろう。
仕組みとしては、ゲーム開始時に「まだセーブしていません」という情報をゲーム側で自動でセーブし、正しい方法でゲームを終了する際にゲームの進行状況と「ゲームを終了する」という情報をセーブしているのである。
……で、上記の手順を踏まなかった場合は「ゲーム終了のデータが存在していない」ということでリセットさんの登場となるのである。(同様のものでは『ラブプラス』がある)
同社作品については、『トモダチコレクション』でもリセットさんの代わりに住人がMiiニュースを通じて対応する。続編の『トモダチコレクション新生活』ではこの機能は廃止されている。
他作品への出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは『大乱闘スマッシュブラザーズDX』からフィギュアで登場。どうぶつの森と同じ年に発売されたゲームとしてはゲーム開始に欠かせない彼と並んでかなりの厚遇であると言えよう。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではアシストフィギュアとして登場。
説教するだけで害はない(セリフで画面の一部が覆われ若干は見辛くなる)が、攻撃すると爆発することがある。また、プレイヤーのモノマネをすることもある(隠しキャラ含め、全キャラクター分用意されている)。「いにしえっぽい王国」などの強制スクロールするステージで画面外に追いやられると「置いていくな~!」と叫んでそのまま消える。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではメットール(ヘルメット)+ダグトリオ(モグラ)+モグラ~ニャ(モグラ)で召喚可能。ランクはACEで攻撃力・防御力とも高いが、ジャンプ弱化のデメリット付きでもある。
『マリオカート8』では、追加コンテンツ第2弾のコース「どうぶつの森」にて障害物として登場。レーサーより一回り大きい姿で出現し、どんな重量級カートもクラッシュさせる。『マリオカート8デラックス』ではデフォルトからこのステージが選択可能。
また、カプコンのハンティングアクションゲーム『モンスターハンター4G』では、『どうぶつの森』シリーズとのコラボとして、オトモアイルー用のリセットさんのなりきりセットが用意された(他にはしずえになりきれるセットも用意されている)。このセットを着用すると、声もリセットさんのものに変わる。
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そうそう、最後に一つだけ…
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ほな!!