概要
体長30~65cm、尾長10~25cm、体重2.8~9.8kg。
地中にトンネルを掘り、集団で生活している。危険が迫るとホイッスルのような警戒音でお互いに知らせ合う。冬になると冬眠する。
マーモットと疫病
マーモットはペスト菌の自然宿主でもある。ペスト菌はノミが運ぶほかにジビエとしての喫食でも感染する。
歴史的にも1910年に毛皮として狩られたマーモットが満州ペストを引き起こしたほか、14世紀に発生した黒死病の震源地は当時の中国に生息していたマーモットではないかと目されている。
モンゴルではタルバガン(シベリアマーモット)を食する文化があり、生息数の減少に比例するように罹患数を減らしているものの、今でもタルバガンやウサギ等に由来する腺ペスト感染は後を絶たない。中には迷信から生の腎臓を食べ罹患した事例もある。
主な種類
- アルプスマーモット
- ウッドチャック
- シベリアマーモット(タルバガンとも)
- キバラマーモット
- シラガマーモット
関連タグ
絶叫するビーバー:名前は「ビーバー」だが、映像はマーモット。海外では「Prairie Dog Scream」と呼ばれる上、声に至っては人の男性のものになっているという矛盾塊。
マーモセット:名前がとてつもなく似ているが、この子達は霊長目マーモセット科。つまり、猿の仲間である。