プロフィール
概要
どうぶつの森シリーズに登場するキャラクター。『おいでよどうぶつの森』から登場している。
眼鏡をかけたカワウソの男性。
年齢は不詳だが、既婚者で子どもがいること、年ごろの姪がいることから中年あたりと思われる。
非常に腰が低く、良くいえば丁寧、悪くいえばしつこい話し方が特徴。
性格の描写は『おいでよ どうぶつの森』とそれ以降で異なり、『おいでよ どうぶつの森』ではどこか卑屈っぽく影のある性格、『街へいこうよどうぶつの森』からは彼本来の性格であろう明るく前向きなものとなっている。
各シリーズでのホンマさん
『おいでよ どうぶつの森』でのホンマさん
自称政府公認の保険アドバイザー。あくまで自称である。茶色っぽいジャケットにブリーフケースと、いかにもサラリーマンといった出で立ちで登場。
いわゆる保険会社の勧誘マン。プレイヤーに損害保険(絵画が偽物であったとき)と損傷保険(ハチに刺されたとき)を勧めてくる。
毎週土曜日に村に来訪するが、家の前で待ち構えており、話の内容も「アンケート」から徐々に勧誘に変えてくるなどなんとも言えない怪しさがある。
つねきちと面識があるらしく、彼が村を訪れる曜日を調整してくれる。また、喫茶店に時々現れ、仕事の愚痴をこぼしている。
『街へいこうよ どうぶつの森』でのホンマさん
保険アドバイザーを辞め、ハッピールームアカデミー本部に転職。トータルライフアドバイザー・主任なる役職に就いている。この時からハッピールームアカデミーの制服である赤いジャケットに着替えている。
今回の仕事にはやりがいを感じているらしく、明るい性格になった。ただし、入会の勧誘は相変わらずしつこい。何度か通うと、娘がいること、嫌われているらしいことを話してくれる。
『とびだせどうぶつの森』でのホンマさん
たぬきハウジング内に特別ブースを設け、ハッピーホームアカデミーの仕事をしている。
彼に話しかけると自宅の評価を聞けるが、詳しく教えてくれる分とても長い。
また、ケントという後輩社員もできた。
たぬきちとの会話で、娘が2人いること、下の娘とは顔がよく似ていること、いろいろあったが仕事を続けてきてよかったと思っていることなどを語る。
『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』でのホンマさん
ハッピーホームアカデミーがたぬきハウジングに買収されたため、ケント共々たぬきハウジングの社員となる。制服はそのまま。
すっかりベテラン社員になっており、社長のたぬきちですら彼の仕事を把握しきれていない程。
部下でもある姪のタクミからはホンマのおじさんと呼ばれている。
顔立ちや物腰から第一印象で誤解されやすいらしい。裏方の仕事が得意で、新入社員のプレイヤーのために徹夜で「amiiboフォン」を作ってくれ、仕事中もなにかと気にかけている。
ニンテンドーキッズスペースの公式4コマ漫画でも、悩める主人公のためにわざわざプライベートで相談に乗ろうとする等、すっかりいい人になった。
『あつまれどうぶつの森』でのホンマさん
2021年11月の大型アップデートでホンマさんのamiiboカードが使用可能に。
喫茶店で呼び出すとたぬきち、ケント、タクミと共に来店。まさにたぬきハウジングの同窓会といった雰囲気になる。
更にダウンロードコンテンツ「ハッピーホームパラダイス」を進めていくと使えるようになるamiiboリーダーとATMはタクミ曰く「機械いじりが得意な親戚」が用意してくれたもので、上述したハッピーホームデザイナーでの活躍を見る限り、これらもホンマさんが制作したもので間違いないと思われる。
『おいでよ どうぶつの森』でのホンマさんだが、先述の通り胡散臭さ全開である。言ってしまえばこの頃の本職は悪徳保険勧誘業者であり、どうぶつの森シリーズにはどう考えてもミスマッチだろう。
損傷、損害保険はそれぞれ加入額が3000、6000ベルと、序盤としてはかなり高額だが、貰える額は一度につき100ベルだけである。
偽物を含む高額商品を売っているつねきちと繋がりがあるところも、怪しさに拍車をかけている。
しかも彼に話しかけると断れない。諦めて受け入れるしかないだろう。
リセットするとあの人が出てくるが、正直こちらのほうが話が長いので注意。
なお、保険加入の際ベルが足りないと「…チッ」と舌打ちをして引き下がる。この舌打ちはくせなのか、『街へいこうよ どうぶつの森』でもハッピーホームアカデミーの入会を断ると聞ける。
因みに当時の攻略本他では「見かけても無視してしまおう。」と書かれていた程である。胡散臭さは公式もハッキリと認めていた模様。
このためホンマさんにいい印象を抱いていないプレイヤーも多いが、後にホンマさん自身もこの時代のことについては「皆さんに迷惑ばかりかけておりました」「思い出すと冷や汗が出ますよ」と黒歴史になっており、反省している。
実際、転職した『とびだせ どうぶつの森』以降では黒い一面を見せることはなくなり、穏やかで気のいい好人物として描かれている。恐らくこれが本来の彼なのだろう。娘たちともかつてはうまくいっていなかったようだが、今はいい関係を築けているようだ。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』に登場した際の憑依ファイターがゲームとアニメ版で全く違う印象からするとこの時はアニメ版で、その後はゲーム版と言う扱いなのかもしれない!?
因みに階級はNOVICEであり、個性は『みどりコウラ持ち込み』。コウラアイテムはマリオシリーズにて持っている間水泳速度が上がる効果があり、泳ぐのが上手いカワウソらしさを再現したものだろう。
その一方でスピリッツバトルではファイアバーやセンサーばくだん等の自棄に危険なアイテム固定の乱闘で、デデデ自身はバックシールド装備と一定蓄積ダメージで攻撃と防御アップと保険を掛けまくっている。こっちはおいでよ時代の彼っぽさを出したのだろうか?(その割にアイテムの中にハチのすが無いが)