ハドソンの『ボンバーマン』をはじめとする他のボンバーマンについてはボンバーマンの記事を参照。
概要(ロックマン)
DRN.006
「おととい来やがれってんだ!べらぼうめ!こちとら よいごしのバクダンはもたねーての!」
ロックマンシリーズに登場するキャラクター(ロボット)。
海外名は「Bombman」である(ハドソンの『ボンバーマン』は「Bomberman」)。
元々は岩盤破壊用のロボットで、ガッツマンと同様開拓作業などで活躍していた。
ものを大事にしない性格で、好きなものはボーリングで嫌いなものはライターとマッチ。
不要建造物破壊用の巨大爆弾「ハイパーボム」を取り出し、次々と投げつけてくる。
弱点武器はファイヤーストーム。
動きは素早いものの防御力が低く、なるべく接近するような立ち回りを心がけるとあまり爆弾を投げずにジャンプを繰り返すという、後の『ロックマン5』の8ボスの大半に見られる様なアルゴリズムを持ち、攻撃力も常識レベルなのでさほど手強い相手ではない。
ステージセレクトで「BOMBMAN」表記なのは「BOMBER」が英語では爆弾魔(爆弾を使う者)の意味がある為かと思われる。ちなみにボンバーはドイツ語である為、英語的に言うとボマーマンが正確か。
『ロックマン』開発でのデザインラフ画では、盾を持った量産型ボンバーマンのアイディアもあった様子。
『スーパーアドベンチャーロックマン』ではマグネットマンに負けた際に助けに来る。
CVは大森章督。
入手できる特殊武器
ハイパーボム
不要建造物破壊用の爆弾を前方に投げつける武器。爆弾は短い飛距離を放物線状に飛び、着弾すると数回バウンドした後に静止し、その後爆発して周囲の敵を攻撃する。 威力こそ高いものの、ダメージは爆風にのみ発生するため、爆弾自体ではダメージを与えることができない。また、投げてから爆発するまでに大幅なタイムラグが存在する。
ガッツマンの弱点で、3発で撃破可能、でもこんな武器よりバスターで戦ったほうが速いかも。
せめて、ボンバーマン仕様みたいに「地面への着弾時に爆発してくれる武器」であったなら、もう少し使い勝手の良い武器になってくれたんだが…。
ちなみにこの武器縛りに挑戦したプレイヤーがいた。
原作では使いどころが一切無かった武器であったが、リメイク作である『ロックマンロックマン』では、スタッフ側からも使い勝手の悪さを問題視されたのか、「敵にぶつかった直後に爆発する仕様」に改善され、使い勝手が向上している。
また、こちらではアイスマンの弱点。
ロックマンロックマンのボンバーマン
CV:うすいたかやす
一人称は「おらっち」。喧嘩と花火に生きる、典型的なチャキチャキの江戸っ子で、イナセな兄ちゃんと色っぺえ姉ちゃんが好き。また、オイルマンとは彼から兄弟と呼ばれる程仲が良い。爆弾の取り扱いに長けており、自分の技術に誇りを持っている。
また個性的過ぎるファイヤーマンの会話についてこれた数少ないロボットである。
彼をプレイアブルキャラとしたストーリーでは、ワイリーから性能を惜しまれつつも、「そのチャキチャキ具合が大っ嫌いなのだ!」と性格に難癖を付けられて見逃される。
ボスとしての性能は、FC版と大きな差は見られない。しかし、ハイパーボムを投げずに連続ジャンプをする際、次のジャンプアクションを行うまでに僅かにタイムラグが生じるようになっている。また、難易度がきつきつの時は一度に投げるハイパーボムの数が二つに増える。
大技は、巨大なハイパーボム。地面をバウンドしながら迫ってくるパターンと、プレイヤーをめがけて飛んでくるパターンがある。どちらのパターンで投げるかは発動時のセリフで判別可能(「てやんでえ!」→前者「べらぼうめ!」→後者)。なお、発動直前にダメージを与えると無敵状態にならないことがあるというバグが存在する。
弱点武器がファイヤーストームからローリングカッターに変更されている。
導火線を切断されてしまうイメージに納得だろう。
プレイヤーとしての性能は、ハイパーボムはロックマン使用時は画面に1つしか出せないが、ボンバーマンの場合は2つ出す事ができる。 専用のアクションは、「ハイパーボムを投げる際に方向キーを押すことで、投げる角度の調節ができる」。
また、ボンバーマンとしてに限ったことではないがハイパーボムが時間経過のみではなく敵に接触した場合も爆発するようになり、FC版と比較して使い勝手が格段に上がった。
一方で、バグによりハイパーボムに対して耐性を持つボスが、本来相性の悪い関係にあるカットマンの他に、ガッツマンと入れ替わる形でタイムマンも居り、やや割を食っている。
更にワイリーマシンの中で最も厄介なローリングカッターで受けるダメージも大きいので結構大変である。
ロックマンメガミックスのボンバーマン
『ロックマン誕生』から初登場し、当時はワイリーによって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かったが、『R破壊指令』以降から他のライトナンバーズと供にロックマンをサポートする仲間として登場するようになる。
作中では活躍する機会は少ないが、ガッツマンとは仲が良く、一緒にいる事が多い。更によく驚いた表情を浮かべる事が多い。
デザインに関しては原作とはほぼ変わらないが、特殊武器である『ハイパーボム』は背中のハッチから取り出せるように設定されている。更に爆弾の導火線は火でつけるタイプではなく、電球を点滅させて爆発する仕組みになっている。
Archie Comics Mega Manのボンバーマン
『ロックマン編』から初登場し、当時はワイリーによって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かったが、後にライト博士の修理により、ロックマンをサポートする仲間として登場するようになる。ライト博士曰く『彼はバスターだけでも簡単に倒せる設計になっている』との事で、ロックマンがライトナンバーズの中でも最初に戦った相手となった。
『ロックマン2編』ではワイリーによって洗脳されたロックマンを救出すべく、ライトナンバーズと供にワイリー城へ侵入し、無事ロックマンの正気を取り戻せた。その後ロックマンと供にブービームトラップに潜入し、彼の『ハイパーボム』とロックマンの『クラッシュボム』のダブル攻撃で楽勝するほど活躍した。
ガッツマンとは仲が良く、一緒にいる事が多い。楽しい事が好きで、『オイル・タイムマン編』では作業中にもかかわらずロックマンとガッツマンと一緒に遊んでいた。
ボンバーマン.EXE
ロックマンエグゼに登場するナビ。
詳細はボンバーマン(ロックマンエグゼ)を参照。
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、ロックマンの必殺ワザ「メタルブレード」のカスタマイズとして「ハイパーボム」が登場している。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリットとして登場。特性は爆弾にちなんで「ボムへい持ち込み」。
表記は「ボンバーマン(ロックマン)」。なぜならスピリットにハドソン(現在はコナミ)の方のボンバーマンもいるからである。
まさかのボンバーマンとボンバーマンの共演となってしまった。
関連イラスト
本家とエグゼ