EXE版
『ロックマンエグゼ6』で初登場したWWW所属のネットナビで、第1話では単独行動をしている風に見えたが実は自立型ナビではなく、当初は誰がオペレーターであるかは伏せられていた。が、最終話にてその正体が意外な人物であったことが判明する。
口癖は『クォォォォォォォッ!』というシャウト。
体内に電脳酸素を取り込んで燃焼させる事で、高火力の炎を発生させる事ができる。
元ネタはロックマン&フォルテに登場するバーナーマンの没案であるブラストマンから(バーナーマン自体はエグゼ4に登場済)。
ストーリー上の活躍
光熱斗に嫉妬する新垣コジローの心に漬け込んで、コジローが本来の自分のナビと喧嘩別れした隙を狙って一時的に彼のネットナビとなり、ロボ制御PCの電脳に潜み警備ロボを操るよう仕向け、才葉学園に火事を起こした。
基本攻撃は「エアーボンバー」と、ロックマン側のエリア全体に火炎弾を放つ「ブラストファイア」。
物語後半、ダイブマンと共にロックマンの中に眠る電脳獣を狙ってロール達いつもの3人組を人質に取りウラインターネットで待ち伏せするが、ロックマンに再び敗れ以後本人は登場しない。
オペレーターは結構見せ場があるのにあんまりである。
アニメでは自身は登場しないが、BEAST+第3話のバトルチップ通信販売機の画面に表示されたメガクラスチップの一つとして登場(何気にアニメにメガクラスチップが出ることは珍しかったりする)。
炎属性のナビの為、シリーズおなじみの火野ケンイチがオペレーターでないかと疑われた(今回も彼は登場しているがこの件に関しては無罪であり、これによりヒートマンはヒノケンのナビで唯一悪事に加担していないナビとなっている)。
インターネット(リアル)での人気
その叫び声などからu-CAPCOMの『好きなナビ投票』にて4位を獲得している。
数少ない炎属性のナビでありながら、ゲーム最序盤に登場する故の弱さを持っていたこと(ステータスの問題だけでなくカウンターのタイミングがわかりやすかったり、ブロックによる安置ができる、トレインアローと言う明確なメタチップがある…等露骨な調整がなされている)、『エグゼ6』で導入されたシステム・ウイルスバトラーではネットナビなのにラスボスとしてメットールと一緒に現れたことからネタにされ、『6』発売当時のネット掲示板では某唯一神とまではいかなかったものの、「神」「アイドル」「ウイルスマン」等と呼ばれカルト的な人気を誇っていたようである。
ちなみに、ナビチップの方はSPの最大火力が250ととても高く、攻撃範囲も「ブラストファイア」を自身のいる列とその上下の最大3列に放つもの(ただし貫通しない…が戦闘中ミステリーデータのことを考えると好都合な場合も多い)で扱いやすい上、クサムラシードやワラニンギョウとの相性が良く、最初のボスなので上記の倒しやすさが幸いして入手もしやすく序盤から終盤まで扱える…という優秀なものである(おまけにコードが「B」なので同じく優秀なブルースとも共存させやすい)。
…のだが、むしろそのような点すらユーザーに愛され、かえってネタにされやすくなっている要因になっているのもしれない。
無印版
ロックマンシリーズでは初のエグゼから無印に逆輸入されたキャラ。
「本物の爆発、見せてやるぜっ!!」
「アート・イズ……ビッグバーンッ!!」
CV:畠中祐(日本語版)、クリストファー・ハックニー(英語版)
※英語版声優のハックニー氏は同作のライトットの兼役である。
概要
DWN.083。
B.B-BOMBカンパニー出身の元発破作業用ロボット。
よく言えば感情豊か、悪く言えば短気な性格で、すぐにカッとなり感情を爆発させる。
現在は映画やテーマパークの爆発効果を手掛けるバクハツアーティストとして活動中であり、クライアントの要求ならド派手な大爆発からセンチメンタルな小爆発まで何でもやってのける。
爆発業界専門誌「月刊発破時代」で爆裂連載中の人気コラム「やっぱ発破!」では、毎月並ならぬ爆発への情熱を紙面に爆発させているそうだ。ちなみにこのコラムはパイルマンが愛読している模様。
現在は人気テーマパーク「フラワーランド」の新アトラクションをプロデュース中。
戦闘
発破作業現場で培った俊敏な動きで、自身の爆発欲の赴くままに爆弾をばら撒く。飛び上がりながらばら撒くパターンと放物線状に投げるパターンがあり、初見で安置を見切るのはなかなか難しい。追い詰められるとワイリーに組み込まれた“パワーギア”を発動させて己の膨れ上がった爆発欲を体現したかのような破壊力抜群の巨大爆弾を投げつけてくる。
なお、ステージには2のスナイパーアーマーの改良機「スナイパーアーマーG」や7のボムスレーを模した中ボス「スリル・ツイン号」が登場する。
弱点武器はブレイジングトーチ。
特殊武器「チェインブラスト」
地形や敵にヒットすると接着してカウントダウンが始まる爆弾を投げつける。発射後は↓+ショットボタンで任意に爆破可能。すでに発射された爆弾と接近すると最大4つまで連結し、爆風の大きさや威力がアップする。
パワーギア発動中は高威力の巨大爆弾となり、接着はせず即爆発するようになる。
ブロックマンの弱点であるほか、彼のステージに出現するブロックを爆破できる。
余談
海外アニメ「Mega Man: Fully Charged」には「ブラストウーマン」なるボスが登場しているが、こちらはでっぷりとしており、背中にジェットパックを搭載した音速機型ロボである。
関連タグ
歴代爆発系ボス
ボンバーマン、クラッシュマン、ドリルマン、ナパームマン、バーストマン、グレネードマン、パイレーツマン、コマンドマン
歴代炎属性ナビ
ファイアマン ヒートマン フレイムマン バーナーマン ナパームマン チャージマン
ロックマンシリーズ以外(無印関連)
デイダラ:芸術家且つ爆弾使い繋がり(『芸術は爆発』が信条なのも共通)。但し、ワイリーに洗脳・改造されたブラストマンと違い、こちらは初めから相手を殺す気で戦闘を行う。また、抜け忍となった後に加入した組織の同僚に、パイルマンの中の人が演ずるキャラが居る(そちらはある意味デイダラ以上に性格がイカれてる)。