概要
光熱斗の転校先の才葉学園での6-1の担任。熱血感あふれる体育系教師で、生徒からの人気も高い。授業中に居眠りした生徒に居残りさせる。警備ロボにイタズラする新垣コジローに手を焼いている。
ちなみに、グリーンタウンのHPに「ゴウ」で書き込みがあることが確認できる。
麻波剛の由来はそのまま「マッハGoGoGo」の三船剛と、あるアーケードゲームから。
最終話以降のネタバレ注意!
最終話において、実はその正体がWWWの団員かつブラストマンのオペレーターであることが判明。コジローにブラストマンを会わせ、学校を混乱に陥れたのも彼の仕業であった。
なお、第三者視点であるプレイヤーは最終話冒頭のDr.ワイリーや他団員達とのやり取りで彼の正体を知るのだが、熱斗達が「ブラストマンが自立型ナビではなくオペレーターが存在すること」と知るのはこれより後のウラインターネットでの再戦時で、「ブラストマン事件の真犯人が彼であること」を知るのは更に後になる。
なお、アニメではブラストマン共々登場していない。
スカイタウンで元WWW団員の手からアイリスを救出した後、彼は上記の事実と共に以下の経緯を熱斗に話した。
WWW入団の経緯とバレル大佐との関係
重い病気を患っていた娘の手術費用をワイリーが援助する代わりとしてWWWに入団。才葉学園で働く傍ら、ケイン市長の行動を監視するよう行動していた。
熱斗が転入してきた当初に起きた才葉学園での火災(上記のコジローを騙して起こさせたブラストマン事件)も、学園の混乱に乗じてケイン市長のパソコンにハッキングするのが目的であった。
が、それも失敗に終わったらしく、事件についても早々にブラストマンがデリートされた為に生徒の命が失われなかったことに安堵していた。
これらのことから、麻波自身は悪事に積極的でなかったと思われる。…が、対してブラストマン自身はかなり悪役寄りの性格をしているので反りが合わないように見えるのだが、麻波とブラストマンの会話シーンは最後まで描かれていなかったのでお互いに信頼関係があったのかは不明(プラントマンとアネッタのように一時的な関係だったのかもしれない)。
下記の経緯もあり、腕っ節は現WWWメンバー5人の中で一番強い。スカイタウンでアイリスを救出できたのも彼らを力でねじ伏せたからである。
なお、年齢が近いが麻波はバレル大佐を信頼し慕っており、終盤キャプテン・クロヒゲ、チロル、六方悟、入道露晴がWWWを脱退した時も、麻波はバレルの為に唯一残留していた(アイリスの救出も建前上はワイリーもといバレル側としての立場からの行動…としている)。
熱斗からも「一緒に戦おう」と提案された時も、上記のバレルへの忠義に加え「麻波にとってWWWは娘の命の恩人だから」という理由で「力になれそうもない」と断っている。
バレルとの出会いは彼が大学生の時で、当時空手チャンピオンだった麻波が修業でアメロッパに渡った時のアメロッパ軍のキャンプを訪れた事がきっかけ。
彼はそこでバレルと戦うが敗北。麻波はバレルの元に弟子入りして修業し、「戦うことより大事なもの」を学んだ。
最終的にはオフィシャルに自首したが、WWWに入った事情や熱斗に協力を惜しまなかったことも考慮された結果釈放され、熱斗達の秋原小学校での卒業式に出席している。