CV:釘宮理恵
概要
ネット犯罪組織WWWの構成員。プラントマンのオペレーター。名前の由来は亜熱帯から。語尾がカタカナになっている。
自然が大好きな女の子だが、そこをDr.ワイリーに付け込まれ「自然を守る」という目的でWWWに加担してしまった。
おまけにその純粋な心をプラントマンに利用され彼に言葉巧みに誘導されており完全に立場が逆転してしまっている。
とはいえ、病院や工場の襲撃を自然を守るための致し方ない犠牲と言い切るなど過激な思想に染まっていることは否めない。
テトラコード奪取のため湾岸病院に侵入してイノチの木を暴走させ、病院を混乱に陥れる。友人となった浦川まもるを助けるためシステムを正常化させるために奔走していた熱斗とロックマンにプラントマンがデリートされるがテトラコードの強奪には成功したためそのまま逃走。
その後WWW本拠地では火野ケンイチと共に熱斗の前に立ち塞がり、パルストランスミッションによりプラントマンとフルシンクロし、同じくフルシンクロしたとフレイムマンとともに戦うが敗北。後に精神データを発見されて逮捕された。
口が悪くワイリーの事をジイサン呼ばわりして「最近の若いもんは」と言わせた。ヒノケンのタッグを組んだ際には「暑苦しい顔をこっちに向けるな」と暴言を吐いている。
『バトルチップGP』では改心しており、大会の賞金で植林を行う事を目的に出場している。
アニメ版
第2期から登場。ゲーム版との扱いが180度異なり、ポジション的には準レギュラーキャラで光熱斗達の味方となっており、ナビがプラントマンではなくシルクという看護師型ナビになっている。(プラントマンは自律型ネットナビ、ダークロイドあるいはアステロイド、ゾアノロイドとなっており、アネッタとの接点は全くない)また、喋り方も普通の女の子らしい標準語になっている。
当初はブルースが自分のナビであるシルクをデリートした仇敵だと思い込んでおり、伊集院炎山に復讐するためにネビュラに囚われたフリをして接触、ダークチップの成分を含んだバトルチップを炎山のフォルダに仕込みダークロイド化させようとしたが見破られ失敗、その後シルクは病院のメインシステムを暴走させていたダークオーラを自身の体に吸収することでシステムを回復させた後ブルースの剣に飛び込み自らデリートされたという事実が炎山から語られたが、本人は「分かっていても納得できなかった」と泣きながら話していた。
その後ネビュラに連れ去られ、自身を救出に来た際に炎山とブルースはやむを得ない事情から苦渋の決断でダークチップを使用してしまう。
その覚悟を目の当たりにしたのをきっかけに炎山達への敵対心はなくなり、その後病院内で彼に謝罪して和解する。
以降は純粋に炎山に好意を抱くようになり、同時に綾小路やいとからはいろいろな意味でライバル視されるようになる。
アニメ3期では桜井メイルの恋を応援している描写が見られ、ジャスミンをライバル視しメイルに安藤ロメダの星占いを紹介したり、このままではよくないと警告をしていた。
料理も出来る子で、見た目は非常に悪いがとても美味しい(作中ではマヨネーズたっぷりサンドイッチやカリフォルニアロールを披露)。さらに数学が得意で記憶力がいいという意外な一面を持ち、「AXESS」で複雑な数式を使ったパスコードを暗記しダークロイドに破壊された制御プログラム「コントロールX」を復元、ネビュラの本拠地を探し当てるといった大活躍を見せた。