概要
本名ジャック・エレキテル。WWW幹部の一人でエレキマンのオペレーター。アニメ版の声優は三宅健太。
ロックマンエグゼ2に登場するガウス・マグネッツは兄に当たるが、過去の出来事から特にアニメ版では顔を合わせれば取っ組み合いの喧嘩になるほど仲が悪い。
名前の由来はおそらく電気器具や端子の差し込み口を意味する「ジャック」から。
なお、ゲーム版とアニメ版で多少過去の設定が異なる。(後述)
ゲーム版
ロックマンエグゼ1から登場するWWWの幹部。
電飾を付けた派手なスーツを着用している。
幼少期に裕福な家庭に引き取られて、エレキテル家の当主となった。
官庁地下の発電所にあるエレキプログラムを狙い、科学省の立食パーティ会場の電気系統を襲撃し多数の人間を窒息死させようとした。
その後、光熱斗とロックマンの活躍でエレキマンをデリートされ、逮捕された。
オペレートシューティングスターでは、追加シナリオで色綾まどいと共に桜井メイルとロールを襲おうとするが、謎のナビと謎の戦士の登場で悪事は阻まれてしまう。
かなりの重罪らしく、同じ組織の幹部で再犯までやらかしているにもかかわらず最終的に社会復帰してる火野ケンイチと異なり最終作「6」でも未だ服役中。(だが、「バトルチップGP」ではバトルチップGPに参加している辺り、執行猶予が付いた可能性がある。もっとも、同じく逮捕され服役しているはずのガウスも登場しているため、パラレルワールドという可能性も高いが)
アニメ版
エセ外人っぽい独特の喋り方が特徴的であるが、一部のシーン(シリアスな場面等)では普通に喋っている。電気が大好きで、事あるごとにエレキギターをかき鳴らす。
ゲーム版では兄・ガウスと絡むことがなかったが、アニメ版では絡む場面が描かれている。
弟・ジャックは昔からエレキテル家の人間であり、家を見捨てて出奔した兄・ガウスとは非常に仲が悪く、取っ組み合いの喧嘩になることもしばしば。(奇しくも、ゲーム版とは兄弟の境遇が逆転している。ただし緊急時は共闘する。)
アニメでは既に亡くなった母親が登場する。名前は「テスラ・エレキテル」(別名:エレキママ)(CV:野沢雅子)。エレキ伯爵の兄、ガウス・マグネッツは母親にあやかり、娘の名前もテスラと名付けた。
また、エレキテル家にはナビのダメージが電撃となってオペレーターにも襲いかかる特殊ルール「電撃デスマッチ」があり、これで熱斗やガウスと戦った事がある。しかし、実際のエレキテル家は廃墟になっており、不甲斐ない息子の為に死んだ母親が見せた幻だったのではないかと思われる。
妻のアン・エレキテルにはエレキマンともども頭が上がらず、財産(曰く老後を一生遊んで暮らせるほど)を湯水のごとく浪費する彼女には頭を痛めている。
なお、アニメ1期では妻帯者のくせに色彩まどいに気があるかのような反応を見せた(メタな話、その頃はロックマンエグゼ3が発売されたばかりであり、アンの設定がなかった)。
漫画版(鷹岬諒作)
誘拐した光祐一朗を尋問し、ドリームウイルス完成のためのプログラムの在処を探った。
その後、最終決戦直前にDr.ワイリーの命令で、戸惑いながら秘密基地から退却する(ワイリーの自分勝手な真意を聞かれて反乱されるのを防ぐため)。
WWWが解体した後に、荒んだ姿で登場。
ロックマンとブルースに復讐を誓い意見するエレキマンを見捨てる(WWWが壊滅し、オフィシャルの捜索の目が厳しい状態では、復讐は割に合わないからである)。
今作の彼の出番はこれだけである。
漫画版(あさだみほ)
WWWの幹部として熱斗とロックマンと戦う。
ロックマンがダメージを受けると熱斗も電撃ダメージを受ける装置と発電機によるエレキマンの回復で二人を苦しめる。
その後は熱斗の決死の行動で発電機のスイッチを停止させられてエレキマンへの電力供給を断たれる。電脳世界への電力供給が断たれたことからエレキマンはロックマンもデリートされると高を括っていたが、先程までの電撃でロックマンの体力は満タンになっていたためそのままエレキマンをデリートされ、逆に自分が電撃を食らうハメになる。
二度目は、WWWの新基地で他のメンバーと共にロックマンと熱斗を迎え撃ちエレキマンをドリームビットに変化させて追い詰めるが、デカオ達が熱斗に加勢したことで逆転されて敗北し、行方不明になる。
関連イラスト
エレキ伯爵の少年期から今までもといエレキ伯爵百面相
関連人物
- ガウス・マグネッツ - エレキ伯爵の兄で、兄弟仲はよくない。
- テスラ・マグネッツ - ガウスの娘(エレキ伯爵から見たら姪)。
- アン・エレキテル - アニメではBEAST+にてエレキ伯爵の妻として登場した。