概要
悪の天才科学者Dr.ワイリーが創設した組織である。
組織の目的はワイリーが憎むネット世界の終焉をもたらすことである。
ワイリーがかつてロボット工学の権威であったことから、団員(特に幹部級)たちはワイリーのカリスマに惹かれて集まった割と優秀で忠誠の厚い団員である。
また、『1』の日暮のセリフからすると給料制であり、しかもかなりの高賃金であることが示唆されていたり、『6』では麻波先生の娘の手術代を肩代わりしているなど出どころは不明だが資金は潤沢にあるようである。
また秋原小学校に謎の団体が寄付したという銅像があり、その地下にはWWW基地へ繋がる脱法メトロライン駅が築かれており、この謎の団体がWWWという説がある。
しかし、『1』で組織を抜け出したり追い出された団員がいたり、『6』ではワイリーのその人望に陰りが見えたところもあり団員達が離反し別組織を作る等、必ずしも忠誠の厚い人物ばかりが集まるわけではない(もっとも、ワイリー自身は6では団員が裏切ることを計算に入れていたが)。
『1』と『3』のメンバーにはワイリー製含めた自律型ネットナビが含まれ、『2』と『トランスミッション』初出ナビには自律型しか登場していないのに対して、『6』のメンバーには意外にも自律型が存在しない(自律型らしき個体は訳あってワイリーの思惑通りに動くこともあるが、厳密にはメンバーには含まれていない)。
組織内の合言葉は「デリート」。
これはアニメ版からの逆輸入でもある。
拠点は1ではS県北部山奥の基地。陸の孤島と言える基地。
3ではデモンズ海域に存在する小さな島を改造した研究所。
6では才葉シティの万博会場のセントラル館内奥にある施設。
名前の由来は「World Wide Web」だと思われる。草3つではない。
悪事について
原作で働いた悪事に関しては非常にシャレにならないものや現実感のあるものが少なくない。
- 設備の点検を装っての放火
- 水道局を脅迫し、水質汚染と断水を引き起こした上で街中の飲料水を買い占める
- 交通事故を誘発させて不安を煽り、如何わしいプログラムを高額で売買する
- 交通網の開通妨害
- 科学省のシステムを暴走させて火災を引き起こす
- エコテロリストを傘下に加え、医療施設を占拠させる
- マスコミに構成員を送り込む
- 困窮している人物に援助を持ちかけ、対価として自分たちの計画に協力させる
などなど…。
アニメ版
第1期前半で悪事を働くが、最終的にはワイリー以外の幹部4人は悪事から足を洗い、カレーショップ『Maha一番』を立ち上げて再出発し、ワイリー自身もゴスペル事件後は味方サイドになったため、悪の組織としてのWWWは壊滅している(こちらはメンバーがこの5名だけに加えて、ワイリー自身の人望も厚いため、以後もWWWメンバーとして活動することもあった)。
また、Maha一番の従業員である大山デカオとディンゴもWWWとして光熱斗の支援をする活動に加わることが多いので、アニメではこの二人も含めることもある。
3の構成員はテスラ・マグネッツ配下の「ネオWWW」の構成員として(アネッタは無関係の一般人で、アネッタの代わりに4のナルシー・ヒデが入っている)、6の構成員はクロヒゲとチロルはWWWのいないビヨンダードの悪人として、入道と六方はWWWとは無関係の小悪党という扱いで、バレル大佐は一貫して味方である(麻波は未登場)。
WWWメンバー
創始者:Dr.ワイリー
『1』でのメンバー
オペレーター・ネットナビ
ジャック・エレキテル(幹部)/エレキマン
大園ゆりこ(ゲーム開始時点で脱退済み)
自律型ネットナビ
『2』でのメンバー
自律型ネットナビ
『3』でのメンバー
オペレーター・ネットナビ
自律型ネットナビ
『6』でのメンバー
オペレーター・ネットナビ
キャプテン・クロヒゲ(幹部→裏切り)/ダイブマン
『トランスミッション』でのメンバー
オペレーター
教授(大幹部)
自律型ネットナビ
関連タグ
「エグゼ」シリーズに登場する悪の組織