ゲーム版
ガウス・マグネッツの娘(ガウスの伴侶の生死・所在は不明)で、ゴスペル事件により逮捕された父から会社ガウスコンツェルンとナビ、マグネットマンを引き継いだ。(ただし、マグネットマン自身はその後もガウスを主としてみておりテスラの事は「おじょうさま」と呼んでいる)
休暇で無人島「オラン島」を訪れた光熱斗一行が島内の坑道で出会う。
会社の経営に伴うストレス発散の為、遺棄された掘削機を用いて遊んで(はしゃいで)いた模様。
その後これもストレス発散の為熱斗とロックマンにバトルを挑み、敗北後は潔く負けを認める。
マグネットマンの補佐もあるが、弱冠29歳で会社の経営を行っていることから、かなり頭の切れるキャリアウーマンでもある模様。
だが、ダークチップシンジケート「ネビュラ」の営業妨害もあったことから、スカウトを受けた「チームオブブルース」入りを快諾。ネビュラに占領されたインターネットエリア解放に助力することになる。
また、父が逮捕される原因となった熱斗に対し、恨みのような物は持っていない様子で「あれは父が愚かだっただけの話」と割り切っている。
ちなみに、ゲーム版ではライカが好みのタイプらしいが、ライカからは化粧の濃いオバサン扱いされていた。
名前の由来はテスラコイル(もしくはガウスと同様磁束密度の単位)から。
アニメ版
CV:根谷美智子
初登場は第3作ロックマンエグゼStream。
原作では頼れる仲間としての登場だったが、アニメ版ではオリジナルストーリーと言うこともあってか前半の立ち位置は全く逆。犯罪組織結成前、ガウスが暗躍していた頃からガウスコンツェルンの一員として働いていた可能性はあるが、特に表向きの職業については語られていない。
ガウスの会社を拠点に犯罪組織「ネオWWW」を結成し、様々な騒動を起こした。
会社の資金目当てに、口座の暗証番号を管理するマグネットマンをナビ刑務所から奪還し、そのついでに父ガウスを脱獄させる(ガウスはその後娘のサポート…もとい世話をしている)。
しかし、突如現れたダークロックマンにより会社は乗っ取られ、自身も人質となってしまう。
その後、ダークロックマンから解放後にクロスフュージョンメンバー入りし、その後は熱斗らに味方している。
クロスフュージョンした姿はガタイのいいマグネットマンと異なり、スマートなデザインとなっている。
そのためかマグネットマンの必殺技「NSタックル」使用時には、彼と異なりソードを装備している。
三十路なのはこちらも同じで、ゲーム以上に年齢を気にしている描写があり、ネット警察がテスラの年齢を誤植した際には、自分に対する挑戦と勝手に解釈して復讐を始めている。
また、登場人物達(主に燃次)にオバサン呼ばわりされて当初の目的を見失って暴走する描写もある。
父の女装癖については詳しくは語らなかった。
デューオとの決着後は(ダークロックマン事件の際に会社をネット警察に制圧された事もあり財産を殆ど失ったのか)チャーリー・エアスターの家にガウス共々居候している。
第4期ロックマンエグゼBEASTでは、三十路呼ばわりされる事は克服した様である。
終盤でのゾアノロイド大量出現の際に、チャーリーからの誘いを「自分には関係無いし、ネオWWWが手を貸す義理も無い」と断っていたが、ゾアノロイドが空港を襲撃した事で折角の海外旅行がキャンセルされた腹いせにCFメンバーに手を貸す事に。
エレキ伯爵は叔父に当たるが本編では直接の会話シーンこそないものの、「ネオWWW」の活動に憤慨していた事から父親同様あまり関係は良くない模様(テスラ救出作戦の時は(兄のためと思われたくないこともあってか)「可愛い姪のため」と言っている)。妻(彼女から見て義理の叔母)のアン・エレキテルとの共演は実現しなかったが、贅の限りを尽くす、実家に仕えているとも言えるネットナビを振り回す性格は共通していたりする。