概要
特徴
『テスラコイル』とは、高い周波数と高い電圧を発生させることができる変圧器の一つ。物理現象の一つ「共振」(不正確だが分かり易く言えば、ある振動が他の振動と組み合わさった結果、より大きな振動を生み出す現象)を利用して高い電圧を発生させている。高電圧が生じている間、コイル外部に放電現象として稲妻が走ることが大きな特徴。
考案したのは電気工学者のニコラ・テスラ。彼の人名を取ってテスラコイルという名称が付けられた。
文法上の分類は、片仮名6文字で構成されたカタカナ英語方式の日本語で、「テスラ」「コイル」の固有名詞2語からなる熟語かつ固有名詞である。日本国内では一般常識とまではいかないが、存在を知っていると日常生活で応用できる機会が多く、非常に便利である。
応用
高電圧と稲妻による放電を利用して、例えば石油ストーブやガスコンロの点火機構に使われる。
放電の際に騒音が発生するのだが、テスラコイルの場合、この音の高さを制御することが現代の技術で比較的簡単に行える。ミュージシャンの平沢進はその性質を楽器として利用し話題を呼んだ。ちなみに上のイラストはそれを元ネタにしたもの。
関連項目
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