概要
1943年10月28日、ペンシルバニア州フィラデルフィア沖で行われたとされる実験。
米海軍の護衛駆逐艦エルドリッジに3本の発電所レベルの巨大テスラコイルを配置。大電流を流し強烈な磁場が発生しエルドリッジ全体を包みこつ然と姿を消した。
電流を切るとエルドリッジが現れたが乗組員達は人体発火で消し炭になったり、艦の金属と一部一体化して地獄と化していた。
創作での扱い
ムダヅモ無き改革
第13独立麻雀部隊の乾怜視が使用。
初登場は蓮舫戦。両腕にテスラコイルをつけて麻雀牌を透明化したり相手を異次元に送ったりした。
ネオ中華ソビエト共和国でのポル・ポト戦では改良したテスラコイルを使うが、ポル・ポトも粘菌で牌の模様を消した。だが、乾は改造手術で両腕内にテスラコイルを組み込んでいた。それを使って乾は非破壊検査で隠された牌の模様を検出した。
妖魔夜行
グループSNEが企画した妖怪や都市伝説が、人々の想いにより実体化してしまう世界を舞台としたシェアワールドノベルシリーズ。
最終章「戦慄のミレニアム」において、この実験が行われたことがきっかけとなり、善悪関係なく全ての妖怪が恐れる、二度と復活しないように異次元に封印されていたある存在が復活してしまい…
フィラデルフィア・エクスペリメント
1984年に公開されたこの実験をモチーフにしたSF映画。該当記事参照。
エルドリッジ(アズールレーン)
上記の実験に使われたとされる艦船がモデルという事で常に放電しており、「レインボー・プラン」というスキルを使用する。
ProjectBLUE
ノベライズ版にてロズウェル事件と共に物語の根幹に関わってくる。
テスラノート
本作ではエルドリッジは2隻あり、一方が公式記録に残り、もう一方が都市伝説に伝わる惨劇を招いたという。キーアイテム「テスラの欠片」には都市伝説と同様の事件を起こす可能性があるため、日本安全降興が収集に奔走している。