フィラデルフィア・エクスペリメント
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ふぃらでるふぃあえくすぺりめんと
1943年にアメリカ海軍がおこなったとされる実験の別表記。1984年にはこの実験をモチーフにした同名のSF映画が製作された。
1943年10月28日にアメリカ海軍がおこなったといわれる実験で、テスラコイルで磁気を消失させれば「軍艦がレーダーに対して不可視になるのでは」という予測の元に実行されたという。
しかし、この実験によって多くの水兵が不可解な死を遂げたり、生き残っても発狂してしまったといわれている。
なおpixivにおいて投稿されているメイン画像を含めたイラストは、船の構造物と融合してしまったという実験結果を元にしたネタのものである。
実験の詳細はフィラデルフィア計画/エルドリッジを参照
この実験をモチーフに1984年にアメリカで制作されたSF映画。
この実験で装置のスイッチを入れた水兵のデビッドとジムは、消えたエルドリッジが戻ってきたあと行方不明になっていた。
なんとこの2名は、1984年のネバダ州の砂漠にタイムスリップしてしまっていたのだ。
ジムが身体から電磁波を発したことで騒ぎになったことから、現代の女性アリソンに案内させ逃避行することになった2人だが、そのころ実験の指揮者であったロングストリート博士が、41年たったこの時代のゴーストタウンで再実験を行っていた。
体調を崩していたジムは赤い電磁波に包まれ消え、それとともに時空にゆがみが生じ全てを吸い込み始めてしまい…
- なおこの実験と同名の映画の内容を、現代のアメリカ軍原子力攻撃空母が真珠湾攻撃直前にタイムスリップしてしまうと勘違いしているものもいるが、それは1980年に製作された『ファイナルカウントダウン』という別の映画である。
- 映画は続編『フィラデルフィア・エクスペリメント2』が1993年に公開されており、前作の主人公デビットが目覚めたナチスドイツの科学者が開発したという超爆撃機「フェニックス」の核爆撃によって、アメリカが敗戦しディストピアと化した世界線が舞台となる。
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