ゲーム版
登場作品は第3作「ロックマンエグゼ3」。
テレビ局「DNN(デンサン ニュース ネットワーク)」のディレクターで、本作の前半の主軸でもあるネットバトルの大会「N-1グランプリ」の企画者。取説によると年齢は30歳。
序盤から主人公光熱斗らに参加を呼びかけてくる。
「マキで」や「ケツカッチン」など、「ズージャー語」等と言われるコテコテの業界用語(主にテレビ局などの報道・芸能業界が用いる分野の業界用語)を言葉の端々に挿む。
(因みに「マキ」は「急いで」等の意味、「ケツカッチン」は撮影・収録現場などにおいて、カットの最後に「カチンコ」を鳴らすことから転じて「時間が押している事」や、「この後も予定が詰まっている」ことをいみする。)
しかしその正体は、活動を再開したWWWの幹部で、デザートマンのオペレーター。
更に、自身が企画した「N-1グランプリ」に不気味な覆面ネットバトラー「ネットバトラーQ」として参戦し、オフィシャルネットバトラーである伊集院炎山を倒すことでWWWの力を全世界に知らしめようと画策していた。
しかし、炎山のナビブルースとの戦闘中にノーマルナビに偽装していたデザートマンが勝手に擬装を解き、正体を露見させてしまった為に作戦を変更。
大会スポンサーで炎山の父「伊集院秀石」を人質にして炎山のPETを奪おうとするも熱斗の妨害(名付けてロックマンアタック)が入り、これも失敗。更に熱斗とのネットバトルにも敗北し、現行犯逮捕される。
犯罪者であったがテレビマンとしての情熱は本物だったらしく視聴率を気にしていた。
その後収監された刑務所から脱獄し(この際、炎山が視聴率を教えてくれなかったことに不満を抱いていた)、ストーリー終盤、WWW本拠地の島にて再度熱斗らの前に立ちはだかる。
パルストランスミッションにて精神データを電脳世界に送り、デザートマンとフルシンクロ状態でロックマンと再戦するも、再度撃退されてしまう。
エンディング後、オフィシャルネットバトラーの調査により精神データは電脳世界で無事発見され、意識を取り戻し、逮捕された。
彼からクビにされた元スタッフ等から復讐されたりしないだろうか…
アニメ版
CV:成田剣
アニメ版第3作「ロックマンエグゼStream」に登場。
テスラ・マグネッツが犯罪組織「ネオWWW」の樹立を宣言する際の中継映像の撮影などを担当していた。恐らくその為の電波ジャックも彼の仕業と見える。
その後ネオWWW構成員として数度熱斗らの前に立ちはだかるも、軌道エレベーター襲撃の際に西古レイ共々逮捕され、収監される。
しかし、ダークロックマンの手により記憶を消去されネオWWWとして加担してきた所業の記憶を失う。