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概要編集

本家シリーズのマジックマン編集

SFCソフト『ロックマン&フォルテ』で初登場。ナンバーはKGN.006。デザインは岩本佳浩の手によるもので、デザイン段階では「マジシャンマン」という名前だった。

もともとは慰問サーカス団のメンバーであり、自分の意思でキングの反乱に加担している。

努力家だが目立ちたがり屋。拍手喝采が大好きだが、タネ明かしが大嫌い。

回避しづらい攻撃やこちらの体力を奪うマジックカードの存在からダイナモマンバーナーマンと並んで今作強ボスの一人。一応弱点武器のテングブレードを接近して叩き込めば大ダメージになるので、ゴリ押しでも勝てる。ちと身も蓋もないが……。


登場ステージはクラウンマンステージの素材を流用して作られているが背景が夜になっており、同じ施設でも昼と夜で見せる姿が違う遊園地の情景が良く表れている。

また、夜の遊園地と言えどもBGMは彼のスタイルに合った明るいものとなっている。


攻撃パターン編集

素早い突進攻撃で部屋を往復し、一定時間放置するか何か攻撃を当てると各種技で反撃してくる…とパターンそのものは単純だが、その技のいずれも回避難易度が高め。

バスター攻略する場合は無闇に攻撃せず、攻撃を当てるタイミングを見極めたいところ。


ダッシュ編集

バーナーマン同様素早い。

彼と違うのは突進中に技を当てると反応して反撃してくる点。


マジックカード編集

素早いカード攻撃。当たると体力を吸われる。

基本的に往復の回避が必要なので、戻り際は思い切って距離を詰め、直後に本体が仕掛けてくるダッシュもろとも飛び越えてしまうといい。


水玉編集

前方に数発水玉を撃つ。

まず破壊できない上、その水玉を撃つ度に硬い方(緑)の「ロンパース」がワラワラと出てきて防壁と化すので厄介。当然無闇な攻撃は厳禁、合間に本体にだけ攻撃するように。

ロックマンならばスライディングで抜けられる。


ボール&ハト編集

垂直ジャンプしてプレイヤーに向かってボールを投げつけ、地面に当たると割れて、プレイヤーに向かって3匹の小さいハトが飛んで来る。

ダッシュorスライディングでくぐる→ハトを駆除して再び距離を取って次の攻撃に備えるといい。故にこの技への対策を重視するなら、なるべく離れた位置か背後から攻撃を当てたい

的が小さいのでロックマンならばチャージショットで出現直後に一掃したい。

攻撃力の低いフォルテはやや処理に手間取る。


特殊武器編集

「マジックカード」:カードを投げつけ、当たった相手の体力を奪い自分のものにする。

威力は低めだが連射可能でかつ燃費もよく、上方向に撃ち分けたり地形を貫通してアイテムを掴んで引き寄せることも可能だったりと非常に使い勝手が良い。

また、倒した敵から良いアイテムが出やすくなるという効果があるため武器エネルギー(大)も出やすく無暗に空打ちしなければ事実上無限に使用できる。バスターでは上方向へ攻撃できないロックマンにとっては有難い武器である。

アストロマンワイリーカプセルの弱点で、アストロマンの動きを一時的に止められるので初見では重宝する。


ロックマンエグゼシリーズのマジックマン編集

マジックマン

CV:小西克幸

マハ・ジャラマのナビ。属性は無属性(『バトルチップGP』のみ炎属性)。

本家と違い、「マジック」は手品ならず魔術であり、魔法使いのような風貌になっている。同作のエレキマン以上に原型を留めていないデザイン。

特殊な青い炎「マジックファイアー」で攻撃する(バトルチップGPでの攻撃手段はメテオ)。この炎には即死効果があり、敵として戦うときは普通の攻撃だが、ナビチップとして使用するときは稀にウィルスを一撃で倒す。

また、魔法陣から雑魚敵(クモンペ、ゴースラー、スウォータル、ビリー、ファンカー、メガリア、メットールのどれか。アニメ版ではダイジャンを召喚)を召喚する能力を持つ。


最終盤のボス敵として登場し、とりあえずは普通に光熱斗ロックマンに倒されるが、デリート寸前にDr.ワイリーからドリームウイルスのビットデータを受け取ったことでパワーアップして復活し、強化された必殺技「ドリームマジック」によって逆にロックマンを倒してしまう

その直後、乱入してきた伊集院炎山ブルースによってマジックマンは一刀両断されるも、瀕死のロックマンを前に、熱斗はある決断を強いられるのであった…………。


アニメで「マジックファイアー」やオリジナル技の「マジックサーベル」(片腕を剣に変化させる)を使用する際は、普通か独特の声色を使い分け発射することもある。

原作では無印で登場。この際背中には「カンニングの書」なる魔術の本が入っている。魔法を忘れてしまってもこの「カンニングの書」があれば大丈夫らしい。アニメでは使用はしていない。

また、アニメ版の登場当初は強敵感を醸し出していたが、後になってキャラが濃い他メンバーに画面を占領されるなど、苦労人な一面を見せた。


戦闘相手のPETのセーブ機能を破壊する能力があり、マジックマンと戦闘したあとはセーブが使えなくなる史上稀にみる極悪かつ凶悪な能力の持ち主である(V1のみで、V2やV3といった亡霊ナビとして戦う時はこの能力は発動しない)。と言っても、コイツの後にはもうラスボスしか残っていないので、実質マジックマンの時点からラスボス戦イベントが始まっているとでも言ったところか。

なお、こちらは企画段階ではウィザードマンという名前だったが、文字数の関係でマジックマンになったという経緯がある。

後に、本家マジックマンモチーフのハットマンが登場している。


ちなみに、自律起動型ナビを除くと初代WWWメンバーの中で唯一ロックマンにソウルユニゾンクロスシステム等の力を分け与える役目を担っていない。

(カラードマンアニメブラザースタイル使用時に力を分け与えている。)


なお、『流星のロックマン2』に登場するエンプティーはこのナビをオマージュしたキャラクターである。


余談編集

ロックマン8のボスの没ネタにも同名のボスがおりこれがロクフォル版の元ネタとなると歴代のボスの中でもトップクラスの出世をしたことになる(他にはシェードマン等が同レベルの出世をした)。


関連イラスト編集

「 Can you detect the trick?!」マジックマン

星空マーチ2011年の年賀状


関連タグ編集

ロックマン ロックマン&フォルテ

ロックマンエグゼ マハ・ジャラマ WWW(ロックマンエグゼ)


シャークマンコピーマン:同じくロックマン8の没ボスが元ネタのネットナビ


ロックマンX8:この作品のボスは全てマジックマンと同じ『自らイレギュラーとなる道を歩んだ者達』である。

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