概要(ロックマン)
KGN.002
初登場はロックマン&フォルテ。
Dr.ライトの研究所にあった恐竜のDNAサンプル冷凍保存用巨大冷凍庫をキングが奪い改造、守衛ロボットにした。
体内温度は−273.15℃に保たれており、あらゆるものを瞬時に冷凍することが可能。しかし、その低温のためにAIであるICチップの働きが鈍い。かき氷が好物なのんびり屋でエルニーニョ現象を嫌っているという設定である。
原案者は出月こーじ。
壁状の氷を発生させる特殊武器「アイスウォール」や地面から発する冷気攻撃のほか、体力が半分以下になると雲状のメカ「モクモクモ」を定期的に射出しながら戦う。このモクモクモが厄介で、憑りつかれると移動性能が極端に落ち、他の攻撃をかわしにくくなる。
……と言ったものの、実際には「本体が大して動かない」「攻撃がローテンポかつ単調」「モクモクモも動きはゆっくりしているので、コールドマンに攻撃する合間に適当に処理すれば良い」といった具合で、ぶっちゃけ本作の八大ボス中では間違いなく最弱。AIに欠陥があるという設定通りとでもいうのか。
まさに「ロックマンシリーズの氷属性ボスは弱い」というジンクスの典型例もいい所である。実はちょっと前に例外もいたんだけどな……。
それでもボス戦で火力不足に陥りやすいフォルテにとっては初心者だと結構苦戦する事もあるが、スーパーバスター入手後なら突っ立って連射しているだけで正面からアイスウォールごと粉砕出来たりもする。
また、低確率だが突然素早くジャンプしてくる事もあるのでそこは注意が必要。
というか、実は本家の氷ボスはアイスマン、フリーズマン、後期の作品に登場するチルドマンなどどちらかといえば強敵が多く、あまり強くないブリザードマンやフロストマンもそれぞれのナンバリングタイトルの難易度相応の強さなだけであり、作品内で意図的な弱ボスとして設定されたかと言われればそうでもない。
どちらかといえば氷ボスが弱めに設定される傾向にあるのはXシリーズの方であり、このコールドマンの意図的な弱さは寧ろそちらから逆輸入されたとも考えられる。
入手できる特殊武器
アイスウォール
目の前に氷の柱を出現させる。柱は上に乗ることで足場として使用することが可能。また、柱に側面から接触すると地面に沿って滑り出し、壁に衝突すると跳ね返る。他にも通路に隠された落とし穴の探知にも使える、水中で出せば浮き上がっていくので上昇手段にできるなど、大変汎用性が高い。ジャンプ性能の低いロックマンにとっては必須の武器となる。
また攻撃に使えば物凄く連続ヒットするので、硬めの雑魚敵も簡単に倒せる。
……と、このようにボスは上述通りめっちゃ弱いのに、特殊武器は非常に優秀。上手く活用しよう。
ちなみに天井に挟まって地形に潜り高速移動なんて芸当もできる。
バーナーマンの弱点であり、突進以外の攻撃をしている時に当てると怯ませ、そのまま押してやればなんと針地獄に突き落とすことが出来る。
反して突進中は特に無敵でもないのにアイスウォールが全く効かないなど妙な仕様になっている。
弱点武器
ライトニングボルトが弱点。
画面全体攻撃なのであっという間に倒せる。
攻略本ではボスラッシュ時のコールドマンの攻略ポイントに「温存して通常ショットで倒してしまおう」等と書かれる始末。
別にそれでもいいのだが、それ以降にライトニングボルトを弱点とするボスが居ないため、別に温存するメリットも無かったりする。
概要(ロックマンエグゼ)
CV:川田紳司
初登場はロックマンエグゼ4。
イワン・コオリスキーのナビ。
オペレーター同様暑がりで自分勝手。本家と同じく冷蔵庫のような形をしており、マフラーを巻いている。
アイスキューブを発生させ前に押して攻撃する「アイスシュート」、胸の扉から相手を追尾する冷気を発射する「ホワイトブレス」 、手足を収納し敵の頭上に落下する「アイスバーグプレス」が必殺技。
作中での活躍
ロックマンエグゼ4
レッドサン・ブルームーントーナメントの対戦相手の一人イワン・コオリスキーのナビとして登場。
すさまじい暑がりなためアメロッパの気候に合わず、そのためシャーロの気象衛星をジャックし各地に吹雪を発生させるという悪事をしでかした。
気象衛星を正常化させたロックマンと戦い、敗北してもなお自分勝手な負け惜しみを言い続けるが、気象衛星に不正アクセスしたことでオフィシャルにしょっ引かれた。
なお、気象衛星を正常化させるためには指定された炎属性チップを使わなければならないが、「ブラックボム Z」のチップの入手難易度が高いため要注意。
また レッドサンならば「サンダーソウル」もしくは「サーチソウル」、ブルームーンなら「ジャンクソウル」があれば非常に楽に勝てる。
ロックマンエグゼ(アニメ)
第二期で初登場。
氷と冷気を操るダークロイド。「ヒュ〜」が口癖。
ダークロイドの中ではバブルマンと並ぶギャグキャラでもある。
物語中盤にソードマンとともにロックマンにデリートされるが、終盤に他のダークロイドと共に復活。ネット警察に侵攻を開始する。
第三期ではアステロイドとして再登場。ゲームと同じくイワン・コオリスキーのナビとなる。
コオリスキーの提唱する「イワン式圧縮法」の確立に一役買って出るが、大量のナビ消失事件となってしまったため、警察に追われるはめに。
その後、追い詰められブルースとサンダーマンのコンビネーションの前に敗北し、デリートされた。
関連イラスト
ロックマン
ロックマンエグゼ