アイスマン(ロックマン)
あいすまん
DRN.005
元々は南極大陸探査のために造られた寒冷地作業用のロボット。探査終了後は、冷凍倉庫内の荷物運搬などで力を発揮する。
口から零下200℃の「アイススラッシャー」を吐いて、何でも凍らせる。
寒い場所で活動するために作られ、内部メカはわずかな電流で動けるようにできているが、高圧電流を流されると負荷がかかり過ぎてショートしてしまう。
氷は水ということもあいまってサンダービームが弱点となっている。
一定の攻撃を繰り返すだけのボスだが、攻撃力・防御力が高く、アイススラッシャーの回避自体がそこそこシビア、ハメる事が出来ないため純粋な実力勝負になる…等、真っ向勝負だと初代のボスの中でも手強い。
更に体力が減ってくると攻撃速度が上がる上、初代はボス撃破後も敵の射出した攻撃に判定が残るため、倒すタイミングを間違えると撃破後に残ったアイススラッシャーを被弾・死亡してやり直しなんて事にもなりうる。
ステージは凍っている為、ほとんどの床がつるつる滑るので注意。背景に何故か氷の世界に似つかわしくない「凍てついたヤシの木」があるが、このステージは本来は暖かいリゾート地であり占拠して凍らせているという設定。
アイススラッシャー
マイナス200℃の冷気を発射する。基本的にダメージは与えられず、当たった敵の動きを一定時間止める。
動きを止めている間に他の武器にチェンジして攻撃可能。また火柱を凍らせて足場にすることができる。
ファイヤーマンの弱点。
「アイスクラッシャー」は誤り。コミックボンボンがこの誤表記を使用していたので勘違いしている人も多い。
『流星のロックマン』ではロックマンアイスペガサスのチャージショットとして登場している。
外部作品である『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』では、ロックマンの横必殺ワザクラッシュボムのカスタマイズ技として登場。
ロックマンワールドでは攻撃が二段になって避けやすくなり、攻撃力自体も抑えられているため、普通に倒しやすいボスとなっている。
「ロックマン・ザ・パワーバトル」に1〜2の枠で登場。
上空に雲を生み出す「アイスクラウド」から、後の作品でアイスノー・イエティンガーの使う「スノーアイゼン」の様に結晶を降らせる回避困難な技を使うため、真っ向勝負はなかなか厳しい。
幸い弱点となるスーパーアームさえ持っていれば指一本でハメ殺せるので、元々このシナリオではガッツマンが強い事もあり、先にガッツマンを倒してから来るのがセオリーとなる。
獲得武器のアイススラッシャーは単純に敵にダメージを与える武器となっており、威力が高い上に連射可能と優秀。ヒートマンの弱点となっている。
また、彼のステージでは後輩の曲が流れる。
『バトル&チェイス』では、南極でのバカンスのための資金を得る為に「クールモービル」に乗って出場。エンディングによると、ロールに好意を持っているらしい。
CVは小西寛子。
『スーパーアドベンチャーロックマン』では、エンディングにしか登場しない上に、一言しか喋らないため、キャラクターの中では、非常に影が薄い。
CVは渕崎ゆり子。
CV:神田朱未
時間に関する決まりごとはキッチリ守るのがモットーなど、礼儀正しい男の子であり、
語尾に「~であります」とつけて喋る。一人称は「わたくし」。
ファイヤーマンに萌えられたりエレキマンから「キュートな氷の妖精」と言われたりするなど、可愛らしい外見をしているが、内に秘めたる意志は強く時には冷静な一面を持つ。
タイムマンには、時間に真面目なことに対してはそれはそれで気に入られなかったり、カットマンには、やたらと威張られたり、操られていたとはいえ、ロールに笑顔で凄まれたりするなど、ライト製のロボットの中ではいろいろと大変なキャラクターである。
また、イエローデビルの言葉を理解したり、自分のコピーロボットをよくできたオモチャと
思い込んで凍らせて持って帰ろうとするなどの一面を持っている。
敵としての性能は、基本的な動きはFC版とほとんど変わらない。ただ、初代より火力が抑えられている。
大技は、長い氷柱をプレイヤーのいる位置に目掛けて1本落とす攻撃。床に刺さるとしばらく残り、相手の動きや攻撃を制限する。難易度がきつきつの時は、落ちてくる氷柱の数が4本に増える。ちなみに、氷柱はハイパーボムで破壊する事も可能。
弱点武器がサンダービームからハイパーボムに変更されている。
クラシックモードでは初代と同じでエレキマンと同等の攻撃力を持ち、弱点も初代と変わらず。
プレイヤーとしては、アイスマンが使うアイススラッシャーは、地上で使うと足が止まるので多少の隙ができるが、3連射することができる。
足場に成り得る敵に対しては威力が低く、ボスに対してはそれなりのダメージが与えることができる。アイススラッシャーで凍らせた敵は足場として利用することができる。
また、氷の床の上でも滑らない。
原作とは違って顔が可愛らしく、ありがひとしにアレンジされている。
ライトナンバーズの中でもマスコット的、及び弟的な存在として可愛がられている。
性格は子供っぽくて泣き虫だが、ロールを守ろうとしたり、逃げようとしたワイリーを捕まえたりなど、
見た目に寄らず意外と強い。ロールと一緒にいる事が多く、エレキマンに憧れている。
フリーズマンは彼の事を先輩と呼ぶほど憧れていて、メル友同士になるが、
正直言って面倒臭がっているらしい。
『ロックマン編』から初登場し、当時はワイリーによって敵ロボットとしてロックマンに立ち向かったが、後にライト博士の修理により、ロックマンをサポートする仲間として登場する。
『ロックマンロックマン』の設定が加わってるためか、カットマンとは仲が悪いらしい。だが『バトル&チェイス』の設定も加わっているために、ロールへの思いを抱いている。そしてアメコミオリジナルストーリーでは彼女にアプローチするためにグレッシャーを利用した氷像彫刻を製造するが、意外と鈍感な彼女に思いが届かなかった事で落ち込んだ事がある。(けどそれでもまだ諦めていない)
他にも一度このグレッシャーを障害物と思われて破壊しようとしたガッツマンを余り快く思っておらず、その性格はロクロク版やありがひとし版とは違ってどこか神経質な一面があるらしい。
水道局の職員・氷川清次とその子・透が共同で使っているナビ。(ゲーム版では父親、アニメ版では息子がメインのオペレーターである。)初代よりも童顔かつ小柄に描かれており、ほっぺたが霜焼けになっているのが特徴。
詳細はアイスマン(ロックマンエグゼ)を参照。
他の作品と著しく異なり、フィギュアスケート選手のような容姿をしている。また、頭髪が見えているのが特徴。
善良な性格でヒーローになりたいと思ってはいるが、プログラムのバグにより、物事をあまりにも字義通りに捉えてしまう悪癖がある。
テレビでアキ(ロックマンの変身者)の「人間とロボットはいつも一緒にいて、離れられない存在であるべきだ」という発言を聞いたことにより、街中の人とロボットを凍結能力で物理的に離れられなくするという行為を始めてしまう。
無印と同様に冷気を発射して対象を凍らせる事が出来るほか、腕に氷柱を生成してこん棒のように使う事が出来る。
自分の活動を妨害してくるロックマンに腹を立て前述の氷柱で殴りかかろうとするが、コピーされたアイススラッシャーで氷柱を伸ばされたことによりバランスを崩して転倒し、敗北した。