「あのお方はもはや、お前たち旧世代には想像もつかない存在だ!失せろ、エックス!」
異名:永久凍土の番人
CV:佐々山洋一
概要
新世代イエティ型レプリロイド(頭部は雪だるま)。雪男としては二人目である。
南極の環境試験センター「セントラルホワイト」の管理者で、世界の環境悪化を案じている。
「争いをせずに事を済ませたい」と考える平和主義者であるが、降りかかる火の粉には全力で立ち向かう覚悟を持ち、己の理想・信念は決して曲げることはないという徹なる一面もある。
一方、内心では自分達新世代型レプリロイドよりも以前に造られたレプリロイド達を見下している節があり、旧世代となるエックスやゼロ、そして自分達のプロトタイプの新世代型であるアクセルとの会話の中で、それをに匂わせる台詞を語っている。
新しい世界の創造というシグマの理想に共鳴し、新世代型の蜂起に参戦する。
特徴
大きな身体の割に動きは速く、変則的。
弱ボスとして分類されることの多いXシリーズの氷ボスでは珍しく強めで、パワー・スピードを兼ね備えている。
体の大きさ=体当たり喰らい判定の大きさと類似した攻撃パターンもあいまって、差し詰めクリスター・マイマインを純粋に強化したような印象を受ける。
地上戦では不利だが、壁蹴りが使えるのが救い。
攻撃方法
■アイスガトリング
氷の弾を連発する。
広範囲にばら撒かれ、地形に当たると突き刺さってしばらく残るため、回避しづらい印象があるが、弾自体はこちらの攻撃で破壊できる。
ある程度ダメージを与えると、他の攻撃と比べて使用頻度が落ちる。
■氷龍昇
雪の下に潜り、こちらのいる位置目掛けて高速移動しつつ、一定のタイミングでジャンピングアッパーを繰り出す。
威力は高いものの、他の攻撃と比べると、準備さえしておけば回避しやすい。
壁蹴りで高い場所からのエアダッシュで回避できる。
■ドリフトダイアモンド
微細な氷の塊を複数身に纏い、少しジャンプした後、こちら目掛けて突撃してくる。
突進は必ず1往復する。
当たってもダメージはないが、氷漬けになってしまう。
レスキューチェンジで素早く脱出できるが、パートナーが使用不可能な場合はフォローしづらい。
イエティンガー本体が大きく、動きが速いために地上で立っていると回避が困難なので、壁に逃げること。
イエティンガーが低い位置にいる場合はジャンプで跳び越えることが可能。
■突進
壁蹴りで高い位置にいると繰り出してくる確率が高め。
勢い良く直線的に突進し、壁にぶつかる。
壁に当たった際は振動で壁蹴りが一時的に使用不可能になるので注意。素早く逃げる必要がある。
■スノーアイゼン
イエティンガーの体力が4分の1(ハード時は半分)になると発動する必殺技。
上方に向けて冷気を放射する。
以後は画面の上から巨大な雪の結晶が振り続ける。
雪の結晶は左右に揺れながら落下するので、移動の邪魔になる。
こちらの攻撃で破壊可能であり、雷属性ならば一撃。
技発動後は雪の結晶を除去しながらの戦闘を強いられる。
弱点
雷属性が弱点。「でゅおわぁ~…っ!」とビクンビクンしてからその場でしりもちつく。なんかかわいい。
エックスの「サンダーダンサー」では、アイスガトリングの弾を連鎖破壊できる。
断末魔
「見事だ…!!」
入手武器
- ドリフトダイヤモンド(エックス/エイリア)
敵を凍らせる氷の弾を、斜め上と斜め下に同時に発射する。バスターとの併用で広範囲をカバーできる。クリスター・マイマインのクリスタルハンターと同じ凍結技。チャージでは敵にダメージを与える氷のバリアが発生。バリアだが、敵の攻撃を防御する能力はない。
- 氷龍昇(ひょうりゅうしょう)(ゼロ/レイヤー)
地上で↑+特殊攻撃ボタンで発動。氷を纏った武器を振り、上昇する技。装備武器によって攻撃範囲が変わる。
- アイスガトリング(アクセル/パレット)
氷の弾を撃ち出すガトリング砲でこれで倒した敵は凍り付くドリフトダイヤモンドと同じような武器。連射性は高いがクラッキングは不可能。
バーン・コケコッカーの弱点。
関連項目
フロストマン:似たようなボス。