概要
CV:鈴木琢磨
初登場は『バトルネットワーク ロックマンエグゼ』…ではなく元々は『ロックマン8メタルヒーローズ』に登場予定だったボス。
サメに手足が生えた姿の小柄なナビ。
オペレーターは魚屋のマサ。
官庁街にお弁当を売りに来ているサロマのすぐ隣にマサが出現後、バトル可能になる。
サロマ同様、街のネットバトラーという扱いのためストーリーには特に関わらないが、チップコンプのためには戦っておく必要がある。
影が薄いかと思いきや、ラスボスより格上と称されるレベルの強さのため「エグゼ1」の中で話題に登りやすい。
というのは、常時潜水状態で3つ出現しているヒレのうち1つだけの
正解に攻撃を当てないと姿を表さないうえ、ヒレで攻撃が遮られるために
非常に防御能力が高いのである。一応水属性のため電気属性が弱点ではあるが、
「エグゼ1」はチッププールが狭く電気属性チップは扱いづらいものばかり。
この環境も相まって「異常な強さのナビ」という印象を多くのプレイヤーに与えた。
一応、エレキマンが電気属性全体攻撃なので、確保してから戦えば
そこまで苦戦することはないが、「エグゼ1」の使用上亡霊ナビとは連戦する事ができず
複数枚確保しようとすると結構な手間が掛かるのも難点である。
ステータス
本体HP700/800/900
ヒレ攻撃力120/
タワー攻撃80/
技
ヒレ
バトル開始時から3つのヒレが出現しており、それぞれ1列を上下に往復しており、
ロックマンが同列に並んでいると金属質に変化し突進してくる。
3つあるヒレのうちどれか1つが本体で、攻撃を1発当てるとシャークマンが姿を現す。
ダメージを与える事ができるのはこの時だけのため、バスターで本体を焙り出す→チップで
攻撃しないとダメージを与える事ができない…というギミックなのだが、
この際も不正解のヒレが飛び道具を遮ってくるためキャノン系のような貫通しないチップや
攻撃判定が何かに当たると消失するチップに対して極端に強い。
「エグゼ2」以降ではこの手の能力に対して有効なブレイク属性が登場し、
ゲーム的に整備される事になるが残念ながら「エグゼ1」には存在しない。
アクアタワー
シャークマンが姿を表した際に少し追尾する水柱を発射する。挙動が遅めで次の水柱を出した後でも少し水柱が残るため厄介、中央でタワーを避けようと上下から前方に回避しようとすると退路を塞がれる上に進路からより攻撃力の高いヒレに激突されることが多々ある。
ちなみロックマンの使用するバトルチップと同じ技で、アニメでよく使用される。
アニメ版ロックマンエグゼでは
原作では1しか登場していないが、アニメ版では1以降の作品をベースとしたシリーズにも登場。
マサのナビである事に変わりないが、アニメではマサはネットエージェント『ビーフ指令』としての顔を持っているため、専らマサがビーフ指令の姿で活動する際にシャークマンが活躍する事が多い。(マサは機械音痴と周囲から認知されている為。)その為、彼の事は「ビーフ指令」と呼ぶ。
猫ウイルス事件の際は魚だったのもあってネコ化したスカルマンとウッドマンに追いかけられる珍事件が発生した。
アニメ版のオリジナル技として、ヒレから光の刃を発射する『ヒレカッター』を使用する。
ビーフ指令の腕もあり、スタイルチェンジやプログラムアドバンスなしとはいえ、ロックマンと互角に渡り合える程の実力を誇る(1期53話)。
普通に言葉は話せるが、口を動かして話さない。
漫画版ロックマンエグゼでは
マサのナビで、色んなネットバトル大会に優勝している実力者。WWWを倒したロックマン、ブルースとバトルしたく大会に出場してたが、2人が大会に出場してないことに不満を抱く(その時は名前と顔は認知してない)。
その後、WWWを倒したと誤認したをデカオ&ガッツマンをボコボコにし、それに駆け付けた熱斗&ロックマンにバトルで敗れる。
流星のロックマン
シャークマン自体は登場しないが、流星のロックマン3にシャークマンのオマージュと思われる『キルシャーク』、『ヘルシャーク』、『デスシャーク』という電波ウィルスが登場。
倒すとこれらのウィルスを敵に発射する水属性のバトルカード『シャークカッター』が入手できる。
一方海外では…
海外では本家シリーズにもシャークマンが登場しており、年代で言うと登場はエグゼや登場が御蔵入りになった8より先である。
それがパソコン(DOS)専用で発売されたMEGAMAN3というソフトに登場したシャークマンで、スネークマンとジェミニマンを合体させたかのような外見。しかしあくまでこのMEGAMAN3はCAPCOMのライセンス許諾を得て作られたゲームの為、WS版のロックマンエグゼと同様に公式カウントではない。