概要
初登場は『ロックマンエグゼ オペレートシューティングスター』。
リメイク元の『エグゼ1』には無かった追加ストーリーに登場するネットナビ。
姿形は時計をモチーフとしており、未来で開発されたオペレーターがいない自立稼働型のネットナビ。
時間を操る能力を持ち、美しいネットナビの時間を止めて保存し、コレクションをしようと企み、手始めにハープ・ノートを攫って200年前の過去に逃げ込んだ。
必殺技は時計の針型ブーメラン「クロックスライサー」、背景の巨大な時計盤からレーザーを放つ「クロックレーザー」と「メガクロックレーザー」。
また、流星3のラスボスクリムゾン・ドラゴンとライバルキャラのブライを召喚する「コーリングクリムゾン」と「コーリングブライ」も使用する。
自らをジーニアスなナビと称し、時計モチーフのナビらしく、時間管理には厳しいうえに自らの計画を邪魔するナビをクズナビと呼ぶ冷酷さも持ち合わせている。
攫われたロールを助けに来たロックマンを罠に嵌めて時間を止めるが、同じく時間改変を止めるべく未来からやって来たSSロックマンが熱斗の力を借りて秋原町中の時計のデータを集めた事により、ロックマンが解放されると形勢が逆転し、デリートされた。
SSロックマンとハープ・ノートは彼の作り出した時計盤のようなワームホールを通り抜けて未来に帰還する事が出来た。
余談
実は彼はコロコロコミックの公募企画の最優秀賞作品「クロック・ジニアス」が元になっており、この時点ではネットナビでは無かった。
よく似た名前と姿をしたボスに、『ロックマン&フォルテ 未来からの挑戦者』に登場するクロックメン(ただし二人組のボス)、『ロックマン1』のデフォルメリメイク作品である『ロックマンロックマン』に登場するタイムマンがいるが、関連は不明。
結果的には両者と違って名前に(綴りは違うが)「ロックマン」が入ったことで特別感が出てる…と言えるかもしれない。
ブライの使用するソードはウィザードのラプラスが変形した3時代のラプラスソードではなく、流星2の物語後半から使用するブライソードになっている。そのためか、クロックマンのBGMは流星2のボス戦BGMのアレンジとなっている。
ちなみに未来から次シリーズのロックマンが敵を追ってやって来るという構図は今回が初めてではなく、アメリカで放映された『MEGAMAN』においてVAVAとマンドリラーを追ってエックスが初代ロックマンの時代にタイムスリップして来るというシチュエーションで既に実現していたりする。(まぁ、ゲームに限って言えばこの作品が初になるのだが。)
アニメ版のみの設定であるが、『ロックマンエグゼStream』に至っては時空移動するネットナビとしてカーネルが既に登場しており、時計盤のようなワームホールは、彼が使用していた「時空サーベル」で作り出すパストトンネル設定を逆輸入したと言っても過言ではない。
関連タグ
OVER-1・・・此方もクロスオーバー作品に登場したキャラだが、此方は主人公のロックマンであるという違いがある。
クイント・・・此方も未来からやって来たキャラクター