「きゃくじんとはめずらしい・・・」
概要
ロックマンエグゼ5で初登場。名前の通り”swallow”、つまりツバメの姿をしたネットナビ。英語名は『LarkMan.EXE』
ツバメ型の刃を旋回させる『スワローカッター』、αの字に近い形で飛行攻撃する『スワロードライブ』、真っ直ぐに特攻する『エアダイブ』を武器とする。
ロックマンエグゼ5
『電脳世界でもっとも自由なナビ』を自称し、ウラインターネットをねぐらにしている。オペレーターは不明。
巷で『電脳ツバメ』として噂されており、その通り名に恥じず素早い動きと空中殺法を得意としている。
彼に会うにはエンドエリアの隠し通路を経由してウラインターネットに入る必要がある。ストーリーには一切関わらない。
彼のバトルチップを使った『ワイルドスワロー』というプログラムアドバンスが存在する。発動するにはサムライソード1が2つ、スワローマンSPがDSが必要。
比較的穏やかな性格をしているが、何かと自由にこだわったり捉えられることを極端に嫌がったりする一面もある。オペレーターが不明な点、ウラインターネットを棲家にしている点も含め、謎が多い存在。
電脳世界を自由気ままに飛び回るナビ。誰のナビなのかは不明。
電脳世界No1のスピードを自負している。あまり好戦的ではなく、争い事はスルリとかわして生きてきた。
アニメ版
CV:谷山紀章
Stream36話から、ダークロックマン配下のダークロイドとして登場。
ゲームではシェードマンがダークロイド4人のうちの1人だったが、アニメでは全く別のポジションとなっているため、その枠にスワローマンが入る形になったと思われる。
41話ではコスモマン、クラウドマンと共に電脳世界を破壊し周り、終盤と42話では巨大な掘削機械・エクスカベーターを占領。現実世界の街の破壊を行っていた。
46話ではネオWWWのアジトでクロスフュージョンメンバーを迎え撃つ。桜井メイル、ジャスミン、ダーク・ミヤビの前に単騎で立ち塞がるが3人の連携攻撃によりデリートされた。
BEASTでは、11話にファルザー陣営のゾアノロイドとして登場。初めは実体化した状態で熱斗たちの船に侵入し、プラグインしてゾアノゲートマンのもとに駆けつけた。しかし、トリルの近くにいたアイリスのネットナビが何かの秘密を持っていると思い、ゾアノゲートマンをそのままにしてコピーロイドで再び実体化。彼女と彼女の助けに入った熱斗を追い回す。その後救援に来た炎山と対峙。獣化形態に変化するもデリートされた。
余談
もともとはコロコロコミックで行われた公募企画『ボスキャラデザインコンテスト』準グランプリ作品。
『エアーダイブ』や『スワロードライブ』といった技は名前を変えて採用されているが、ハガキに描かれていた『ネスト・ハンティング』(相手エリアに1〜2ターン掛けて巣作りを行い、大量のツバメが押し寄せる技らしい)という技は採用されていない。
キャラデザ担当の石原雄二氏によると送られてきたアイデアの中ではツバメモチーフのナビは彼だけであり、デザインも良かった事から採用されたという。
(以上、2016年/復刊ドットコム刊『ロックマンエグゼオフィシャルコンプリートワークス』P140より引用)。
実はスワローマンの原案を応募していたのは当時中学生であったイラストレーターの Sakio氏である事が2022年4月14日のツイートで明らかとなっており、Sakio氏へ感謝や驚きのリプライが相次いだ(引用元のツイート)。
デザインもかっこよくブラッシュアップされた上、専用のプログラムアドバンスも強力であり、アニメ版でも声優を谷山紀章が担当。獣化形態も変身ヒーローを思わせるかっこよさであるなどかなり恵まれた立ち位置にいる公募キャラといっても過言ではない。