概要
CV:泰勇気
『流星のロックマン2』で初登場。
ムー大陸人の末裔である少年ソロが古代のスターキャリアーを使って単独で電波変換した姿。
基本的な戦闘スタイルは格闘技や気を使った技が主体。また、攻撃発動時以外はロックオンサイトを破壊する特性を持つ。終盤で孤高の証を受け入れて以降は、ブライソードやどんな攻撃を一回は防ぐ電波障壁(復活する)を織り交ぜた戦法で戦う。
孤高の証を受け入れたものはこの世界から絆を失う=永遠に孤独となる事を意味するが、そもそも迫害されて生きてきた上にルーツとなった民族が滅んでしまった彼には何の意味もなさないデメリットだと言える。
『流星のロックマン3』ではトランスコード002として登録されている。
流星3では、ディーラーと敵対していた事から、スバルやミソラと同様にサテラポリスに勧誘されていたが、弱者と馴れ合う気はないと協力を固辞しており、仮にサテラポリスが手段を選ばず無理矢理自身を勧誘しようとしてきた場合はその度に撃退していた。
クリア後のエピソードではムーの秘宝であるムーメタルを持ち去ったシリウスを追っていたが、シリウスは死に際にムーメタルをロックマンに融合させた事で永遠に戦い合う事を宿命づけられてしまう(この「戦い合う宿命」についてだが、隠しボスであるブライZZの事とも取れるし、続編への伏線など様々な見方ができるが、真相は現在も全くの謎に包まれている)。
ブライ曰く、ラプラスソードの刃とムーメタルが合体する時に何かが起こるとの事だったが…。
キズナを嫌ってはいるが後述するラプラスとコミュニケーションを取ったり、ロックマン達を助けたり(本人曰く助けたりする気なんてないらしいが)するなど、心の底ではキズナを否定しきれていない節がある。また、状況によっては自分からロックマンに手を貸すように申し出た事もある。
ちなみに流星3で『ユーモアワード』を発動させるとゲームにハマっていることが確認できる。
また、スバル達と共に教室に閉じ込められた時には、教卓ごと床を破壊し、その下の職員室の壁を破壊して脱出するという、融通の利かない一面も見せた(もっとも、スバル達も脱出のために仕方なくドアをぶち破る決断をしたのだが)。
前述の通りに、ムーを侮辱したり、ムーと縁のあるものを盗んだりした相手には容赦がないが、主にドクター・オリヒメやミスター・キングなどの組織のトップのみを狙っており、邪魔さえしなければ命を取る事はない(流星3において、ディーラーの幹部であるジャックとクインティアに対しては、彼らを見限って殺そうとしたコーヴァスとヴァルゴを殺すのみに留めている)。
アニメ版ではムーの生き残りとして登場している。最終回ではラ・ムーを止めるためにロックマンに協力しており、ゲーム版と比べればやや友好的である。
技
ブライアーツ
連続パンチとサマーソルトキックのコンボ。
サマーソルトキック時にのみ、無敵状態になる。
メガクラスカードで使用すのはこちら。
ブライバースト
アッパーカットから2列に直進する紫色のグランドウェーブを放つ。
ブライナックル
拳型の闘気を連続してランダムな位置に放つ。
ちなみに破壊はできないが、裏を返せば当たり判定がないと言う事であり、バスターでブライを攻撃することが可能。3では混乱効果が追加された為、ガードが推奨される。
ブライソード
EX以降でHPが半分になると使用。
縦横縦の順にブライソードで三段斬りを浴びせる。3発目がブライスラッシュやブライブレイクになる事もあるので、中心マスでガードしないようにしたい。
ウェーブコマンドカードを使ってホワイトカードを上書きすれば、メガクラスカードとして使用が可能である。
ブライスラッシュ
ブライソードから三日月状の刃を放つ。中央マスで発動されると回避が不能になるため、ガードかインビジブルが必須となる。
ブライブレイク
渾身のブライソードを振り下ろし、オーラを吹き上げる。
その名の通り、ブライ最大の必殺技で、中心マスにのみブレイク性能がある。
3でのギガクラスカードでは使用する武器がラプラスソードに変更されている。
ラプラスソード
3ではブライソードではなく、こちらを使用。
ブライソードで敵を薙ぎ払う技で、残像にもダメージ判定(最大6ヒット)がある為、タイミングよくガードする事が重要。
グラウンドブレイクソード
空中から縦2マスに命中したマスが穴パネルになるブライブレイクを放つ。
クロスロードブライブレイク
X字に敵を切り裂き、トドメにブライブレイクを放つ。
X字に切り裂く1から2段階目はパネル端が安地となる。ブライブレイク段階の性能は2と同じ。流石に全部を躱すのは困難である為、1発目を躱したら残りはガードという戦術が一番安定する。ぶっちゃけインビジブル使えば全部避けられるんじゃね?は禁句。
ロックマンXDiVE
1年以上彼の剣だけが登場しており流星のロックマンのコラボイベントで満を持してボスとして登場。プレイアブル化を強く熱望しているプレーヤさんも多く、翌週にはプレイアブル化が決定した。一部ではインフレが加速しないかと危惧していたプレーヤさんも多かった。十中八九こいつらのせいである。
余談
名前の由来は「無頼」(頼らないことの意)から。
また電波変換前の名前であるソロは「独唱」「単独」の意味合いであり、とことん「キズナ」とは離れた名前となる(ロックマンブライやブライノイズなどに使われている理由でもある)。
元ネタになっているキャラクターはブルース(剣使いとバイザーの形状)とフォルテ(黒いカラーリングと境遇から)と思われる。
関連イラスト
関連タグ
コピーエックス、オメガ(ロックマンゼロ)、コブン:同じくコラボイベントでボスとして登場し後にプレイアブル化したボスキャラ。
渾然たるアイリス、レウスアーマー:イベントボスではなく一度切りの登場だが、同じくイベント1周目で姿を現し2周目でプレイアブル化した経緯がある。