概要
クリア後のサブシナリオのラスボスを務める、外宇宙に存在するブラックホールサーバーの管理者。
シリウスとは本来おおいぬ座のα星なのだが…姿は地球で言うイカのようにも見える。
デザインはロックマンX8のルミネもしくはロックマンゼクスアドベントのマスター・アルバートに似る。表情は喋り方はどことなくアイツのようにも…?
彼の管理するブラックホールサーバーはブラックホールそのものであるが故にとてつもない容量を持ち、3のメインストーリーで地球を混乱に陥れたメテオGなど一種のファイルにしか過ぎない程。
地球に存在するSSロックマンに倒された電波体のログを再構成し、人格を改ざんし『リビルド』という尖兵に変えてロックマンに差し向けた。(ただしコーヴァスとヴァルゴは電波変換前=電波体の方の人格、アポロン・フレイムは元の人格を保っているが)。
この能力を使って目標の電波体のいる星をブラックホールサーバーで飲み込み、電波体の心を抜き取り自分のコレクションに変えてしまう。
自分が強大な能力を行使する理由も全ては上記の目的の為で、対象の意思に関係なしにコレクションに加えようとし、挙句にその行動に悪びれる様子も無い正に外道そのもの。
最期はSSロックマンに倒されるが、死ぬ間際にSSロックマンの体内にムーメタルを取り込ませ、ブライと戦わせる宿命を負わせた。
……のだが、3を最期に流星シリーズは停止しているため以後は不明である
戦闘面ではファイヤーウォールという障壁を発生させたり、ガード不能かつ対インビジブルなビットウェーブやサテライトブレイザーをぶっ放してくる上にスーパーアーマー、ステータスガード&エア・フロートシューズ持ちというチート性能。また、全てのノイズチェンジにメタを張れるようにオメガウェーブには全属性、ビットスラッシュにはソード属性が付いている上にHPが高く破壊が困難という正に裏ボスに相応しいキャラクター。
その割にエリアイーターやダブルイーターを使いまくってゼロ距離にしてしまえば攻撃はビットウェーブしか撃てなくなり近距離攻撃が当たりやすくなるという致命的な弱点を持っている。(代わりにこちらはカウンターが取れなくなるが)。
特にブライノイズはガードブレイク無効の電波障壁を発する事が出来る他、ノイズ効果で威力が+50されたエドギリブレード3枚積みでインビジブル無視必中の大ダメージを連続で与える事が出来る他、弱点属性がない為滅法強い。
設定やチート技搭載の癖に対策を取ればあっさり沈む弱い裏ボスだったりする。ぶっちゃけアポロン・フレイムの方が強い。
更に更にこのボスのネタ度を加速させている要素の一つにファイナライズしてシリウスのバトルカードを使えばクリア前でもシリウスに出会えるという点である。(シリウスのバトルカードの性能自体は強いのだが)。
通常プレイで唐突にネタバレされた時、全国の流星プレイヤーは何を思ったのだろうか…?
ただし、とある条件でオービタルベースにエンカウントするシリウスΣは攻撃のスピードが高い上に攻撃力はシリウスV2、V3の比ではなく、対応できなければ数秒でHPを削り切られてバスティングされる。
尚、(これは他の裏ボスにも言える事だが)シリウスとの初戦ではリザルト画面は表示されないのでバトルカードの収集はかなり面倒くさい。特に慣れれば簡単に入手できる「シリウス」と「シリウスV3」は良いとして、V2は絶妙な具合で手を抜かないと狙ったバスティングレベルを達成できずに前者の山が積み上がる事になる。(X版に関してはイリーガルゲットデータからの入手になる)。
バトルカードで召喚するとシリウスが着弾した地形を穴パネルに変える「サテライトブレイザー」を放つ。シリウスの前列にいる敵に対しては2ヒットし、インビジブルを貫通する。本家と違うところはブレイク性能やバリアを剥がす風属性を持っていない点である。あんな壊れ技をそのまんまバトルカードにできるはずもないか。
また、エリアイーターでパネルを削るとモーションが早回しになり、焼き払うパネルの数も少なくなる。
このカードを使った主な戦術としては中心マスで発動して敵の逃げ場を防ぎ、穴パネルでしか発動できない麻痺効果を持つ電気属性の「サンダーオブアース」シリーズ、穴パネルが多いと着弾するマスが絞られて連続ヒットに変化する「プラチナメテオ」を使ったコンボであり、全弾ヒットすれば60×9(X)+90×9(プラチナメテオ)=1350ものダメージを与えられる。電気属性のノイズチェンジであれば更なるダメージアップが見込める。
余談
シリウス曰く、実はブラックホールサーバーに来たのはSSロックマンが初めてでは無いらしい。
一体誰が来たのかは不明で明らかになっているのは100年ぐらい前にその人物がブラックホールサーバーにやって来たという事だけ。シリウスが生きていることを考えるとその人物は敗北している可能性が高く、ファンの間では100年ぐらい前にブラックホールサーバーに来た人物はこの人では無いかと推測されている。(というかエグゼから含めて宇宙まで来れる人物が非常に少ないのでシリウスに挑みかかる動機がある該当例がデューオしかいない)