当記事は「パルテナ」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
ファイター番号は54、通り名は光の女神。
桜井政博氏と縁が深い作品ということもあり、パルテナのファイター参戦を予想していたユーザーは多かった。
参戦ムービーは、原作のオリジナルアニメを担当したシャフトによる新規描き下ろしアニメ。
ピットがリンクに苦戦している所に突如乱入。参戦理由は「ちょっと面白そうだと思っただけ」という実に彼女らしいものだった。
最後にブラックピットが登場して不敵な笑みを浮かべているが…?
ちなみにだが、パルテナ参戦!においてゲーム中のキャラクターモデルではなくシャフト作画のまんまという唯一のファイターである。
特徴
スキは大きいものの威力やリーチに優れた各種スマッシュ攻撃や盾で守りつつ攻撃できるダッシュ攻撃、ふっとばし力が高く扱いやすい後空中攻撃はパルテナのワザの中でも優れている。
また、弱攻撃の1段目が他キャラよりもリーチが長く、牽制や割り込み、固めてからの追撃と多くの場面で活用できる。
杖で直接殴りつけたり、蹴りワザなども使用する。背中の後光は羽根に変化し、攻撃にも使用できる。
軽快な機動力やリーチの長さは優秀なものの、全体的にスキが大きく、下手にこちらから攻撃を仕掛ければ、まず返り討ちにあう。
そのため、こちらからはなるべく動かず、必殺ワザで牽制しつつ相手の出方を窺う「待ち」のスタイルが基本であり、鈍重なフットワークながらもガンガン攻めるガノンドロフとは真逆の戦闘スタイルと言える。
必殺ワザ
必殺ワザでは、原作でピットをサポートするために使用していた「奇跡」を自分に使う。
『for』ではDLCを除いた全ファイターに「カスタマイズ必殺ワザ」が実装されているが、パルテナのそれはMiiファイター(と次点でロックマン)と同様に全く別のワザに変わるのが特徴。
1 | 2 | 3 | |
---|---|---|---|
通常必殺ワザ | オート照準 | 爆炎 | 天の光 |
横必殺ワザ | 反射板 | 人間ミサイル | 超速ダッシュ |
上必殺ワザ | テレポート | グライダージャンプ | ロケットジャンプ |
下必殺ワザ | カウンター | 軽量化 | 打ち上げ花火 |
ただし、カスタマイズ必殺ワザは「インターネット」の「だれかと」では使用不可。
それはパルテナも例外ではなく、「だれかと」で使用可能な奇跡は「オート照準」「反射板」「テレポート」「カウンター」に固定される。せっかくの個性が活かせる場面が少ないのは残念なところ。
“ ” 内の説明文は『for』のキャラ作りや、『SP』のゲーム内ヘルプから引用。
- 通常必殺ワザ1:オート照準
“ 前方の相手に 自動で照準を合わせる
狙った相手に向けて 杖から射撃を3連射 ”
- 通常必殺ワザ2:爆炎
“ 自分から少し離れた場所に 爆発を起こす
はじき入力で 位置がより遠くなる ”
- 通常必殺ワザ3:天の光
“ 自分の周囲に 光のカーテンを発生させる
ボタンを押し続けると 長く出していられる ”
- 横必殺ワザ1:反射板
“ 飛び道具を反射する ふしぎなカベを作り出す
カベは前進し 相手を押し出すこともできる ”
- 横必殺ワザ2:人間ミサイル
“ きりもみ状態で 相手に向かって体当たりする
ぶつかった相手を 大きくふっとばす ”
- 横必殺ワザ3:超速ダッシュ
“ 高速で走行し ぶつかった相手をふっとばす
走行中に ダッシュ攻撃やジャンプなども可能 ”
- 上必殺ワザ1:テレポート
“ その場から 好きな方向へワープする
移動中は攻撃できないが 無敵になる ”
- 上必殺ワザ2:グライダージャンプ
“ ジャンプした後に滑空し 横に大きく動ける
滞空中は 振り向いたり攻撃することができる ”
- 上必殺ワザ3:ロケットジャンプ
“ 爆発と共に 真上へジャンプする
ジャンプ力は低いが 相手を大きくふっとばす ”
- 下必殺ワザ1:カウンター
“ 盾をかまえて 相手の攻撃を待ち受ける
盾で攻撃を受けたあと 反撃に転じる ”
- 下必殺ワザ2:軽量化
“ カラダが軽くなり 速く動けるようになるが
受けるダメージが増えて ふっとびやすくなる ”
- 下必殺ワザ3:打ち上げ花火
“ きれいな花火を 打ち上げて攻撃する
打ち上げる時は 一瞬だけ無敵になる ”
- 最後の切りふだ:ブラックホール+波動ビーム
“ 巨大なブラックホールで 相手を引き寄せ
極太ビームで撃ち抜いて ふっとばす
ブラックホールは 複数を巻き込める上に
最後に放つ 波動ビームの効果がアップする ”
『SP』での変更点
カスタマイズ必殺ワザの廃止に伴い、使用する奇跡が5種類に絞られた。
通常必殺ワザ | オート照準 |
---|---|
横必殺ワザ | 爆炎 |
上必殺ワザ | テレポート |
下必殺ワザ | カウンター / 反射板 |
カスタマイズ専用ワザだった「爆炎」が横必殺ワザとなり、「反射板」は下必殺ワザ「カウンター」と統合された。
必殺ワザでの牽制がやりやすくなったため、前作より「待ち」のスタイルが強化されている。
その他
勝ちあがり乱闘「思いつきだけど、鍛えてあげます」
ROUND | 敵 | 備考 |
---|---|---|
1 | リンク | 女神ハイリアとの縁が深い勇者 |
2 | クラウド | 星を守るために戦う元ソルジャー |
3 | シモン、リヒター | 神聖な力を使うヴァンパイアハンター |
4 | シュルク | 巨神に牙剥くもの |
5 | ベヨネッタ | 天使を狩る魔女 |
6 | ピット×3、ブラックピット×3、軍団戦(3体ずつ) | パルテナに仕える親衛隊長とそれを模倣した存在 |
BOSS | マスターハンド(&クレイジーハンド) | ファイターたちの造物主と言える存在 |
神話が重要な要素となっている作品のファイターを相手にする。
ROUND6でピットとブラピが3体ずつ出てくるのは、原作のマルチプレイ「天使の降臨」が元ネタ。同モードでは3対3のチーム戦が可能。
余談
本来「飛翔の奇跡」はパルテナまたはナチュレによって与えられているため、彼女が参戦したら誰がピットに飛翔の奇跡をかけているのかという議論がファンの間でされたことがある。
WiiU版のスマッシュアピールにて「パルテナが大乱闘用に、ピットの意思で使える短めの飛翔の奇跡をかけている」ことが語られた。恐らくナチュレも同様にブラピにかけているのだろう。
参戦ムービーでは、ピットに強制的に飛翔の奇跡をかけて放り出し、自分がリンクと対峙するという少々自分勝手な使い方もしている。
セクシーなおみ足に目が行くが、スカートキャラの中では珍しく中が描写されている(ピーチ姫は見えなくされたのに……)。
ちなみにアピールはどうみてもポールダンスっぽい。
ベヨネッタの参戦で魔女VS女神という因縁(?)めいた対立構図も…
関連タグ
Miiファイター(51.Mii 格闘タイプ / 52.Mii 剣術タイプ / 53.Mii 射撃タイプ) → 54.パルテナ → 55.パックマン